2009年6月30日火曜日

イヤな汗

昨日は土屋親分小澤メンバーの3人で、埼玉県高校写真連盟の発表会に行ってきました。



土屋親分が講演を行うのでその見学というかなんというか。
でもなぜか僕も「審査委員」のバッジを渡され、高校生に囲まれて「お願いします!」「お願いします!」攻撃に……。



何をお願いされたのかというと、ちょっとカネ貸して!とかではもちろんなくて、写真の講評。皆さん審査委員をつかまえては自分の写真が展示してあるところまで案内し、寸評をもらうのです。しかもマジメにノートをとりながら……。
いやー、心構えしてなかったんでイヤな汗かきました(笑)。







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300人近い高校生相手に、ハードロックを熱唱……?





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ウォーミングアップだぜ!





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オーディエンスをいじるいじる。ひったくりにしか見えませんが(笑)。





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必殺エアカメラ講座。





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任務が終わって埼玉をあとに。余裕の親分とメンバー。







今日は写真展のこまごまとした準備で銀座へ。なんか暑くて2回もドトールで涼んでしまいました……。もう日付が変わったので、明日が設営、明後日オープンなわけで、またイヤな汗が……。まあ楽しみといえば楽しみですが。






090629_f_14189 ■GR DIGITAL II



2009年6月28日日曜日

夏の秘密

北緯1度のシンガポールはまさに灼熱地獄で、滞在中は「きっと東京に帰ったら涼しく感じるんだろうなあ。いや感じるに違いない。っていうか感じたい。感じないと困る」と思っていたんですが、いざ帰国したらまったくそう感じられず、ますますバテ気味です。



昨日一昨日は帰国早々であたふたしていましたが、ようやく今日はほっとひと息。ひと息つきすぎて夕方まで寝てしまいました……。



まあ寝入ってしまったのは昨晩というか、今朝の6時までHDDレコーダーに留守中録画してあったテレビを見ていたからなんですが。録画していたのは……


「夏の秘密」という昼ドラ(笑)。

今月1日から始まったんですが、たまたま初回放送を見てしまったのが運の尽き。以来続きが気になって仕方がなく、HDDレコーダーにセットして欠かさず見ております。まったく何をしているんだという感じですが、ご覧になっている方なら僕の気持ちがわかると思います。別にわかってくれなくても僕は見続けますが。



って威張ってどうする。



ま、昼ドラに熱中しているというのがシカノの夏の秘密です。



ところで昨日は打合せで原宿へ行ったんですが、途中でこんなものを見つけました。






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右上の顔。ネット上で少し話題になっているらしい「力士シール」というものです。都心の電柱や壁や室外機にぽこぽこ貼られているそうですが、昨日初めて見かけました。
力士なのか、おかめなのか、ただの太った人なのか、僕にはよくわかりませんが……。



しかし原宿を行き交う人たちの服装もすっかり夏という感じで、まあ暑いのは好きじゃないんですが、街が明るい雰囲気になるのはいいもんですね。






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■GR DIGITAL II



でもまだ梅雨明けしていないんですよね。写真展もいよいよあと5日になりましたが、雨が降ると客足が鈍るので、会期中はいい天気であることを望むばかりです。僕は最強の雨男なので、たぶん雨が続くと思いますが。



2009年6月27日土曜日

いつもそれなりに

朝起きてテレビを点けると「マイケル・ジャクソンさん死去」のニュース……いや気になったのは、「マイケル・ジャクソン」が突然「マイケル・ジャクソンさん」になっていたこと。亡くなった途端に国民栄誉賞を与える国ですから(先日例外がありましたが)、まあそんなもんなのかもしれませんが。



あまりマイコーに関する思い出はないんですが、子供の頃「スリラー」のPVを見て「アメリカってすごいな」と思った記憶があります。変な飛行機を宇宙へ飛ばしたり、変な飛行機の次は五輪の開会式で人を飛ばしたり、まあそんな時代です。
僕は幼稚園~小学校の7年間、実は英会話を習っていて、「いつかアメリカに行ってみたいなあ……でも行けないだろうなあ」と思ったものです。まさかこんなに海外旅行が手軽になり、ましてや自分が頻繁に仕事で海外に行く(といっても最近は近隣諸国ばかりですが……笑)などとは思いも寄りませんでした。
今ちょうど机の上にパスポートがあるんですが、取得3年でページの1/3がスタンプで埋まっています。このペースで行くと、失効する頃にはスタンプで一杯になりそう……。



まあこれが失効する頃、自分がどうなっているのかなんて想像もつきませんが。






090629_a_13771 ■GR DIGITAL II



昨日はシンガポール帰りの飛行機からでしたが、今日はシンガポール行きの飛行機から。



そういえばシンガポールでは暑くて大量の水分を補給したんですが、とても思い出深いのが果物ジュース。シンガポールは果物が安くてうまいので、地元民は果物で水分を補給するのだそうです。
撮影中だとそうもいかないので、水や炭酸を飲むことが多かったんですが、どうも飲むたびにバテてしまう。でも果物ジュースは体が生き返る感じがしました。
果物ジュースはだいたいホーカー(屋台村)やフードコートの一角で売っているんですが、500mlペットボトルの水が2シンガポールドルくらい(約140円)なのに、果物ジュースは同じかそれ以下。もちろんその場で搾ってくれて、です。
あるホーカーでは酸っぱいのを覚悟でレモンジュースを頼んだら、ハチミツを添えてくれました。まあ「はちみつレモン」なわけですが、これは最高のエネルギー補給でした。あと撮影の途中で寄ったホーカーのオレンジジュースもうまかった……。



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これ。日本ではなかなか飲めない味です。写真で伝わらないのが残念。






ところで“写真展共同準備組合”の小澤メンバーから“あること”を頼まれ、快諾する代わりに「コザブロで思いっきりオレを宣伝しろ」と頼んだところ……。



半分冗談だったんですが、まあ思いっきり派手に宣伝してくれまして。まあ半分冗談ということは半分本気なので、よしよしという感じなのですが、よく考えたらこれって宣伝なのか?



[以下コザブロより引用]



> さて、最近お会いする人に、
> 『シカノ大先生ってどんな人なのですか?』とか
> 『シカノ大先生のファンです♪』とか
> 『シカノ大先生の講演、絶対に行きます!』とか
> 果ては『シカノ大先生の帰国はいつですか??』
> なんて言われるのですが、
> それは僕ではなく、シカノ大先生に直接言ってください
>
> ちなみに僕の日記を頻繁に読んでくれている人ほど、
> シカノ大先生に魅かれているようです。
>
> シカノ大先生はとてもいい人なので、
> 7月2日~8日までキヤノンギャラリーで開催される写真展では、
> 大変マジメなフリをしているかもしれませんが、
> そんな時は『コザワブログ読んでますよ・・・』
> とそっと声をかけてやってください。
>
> ・・・きっとそれなりの対応をしてくれると思いますので



とてもいい人なのかどうかはともかく、「大変マジメなフリをしているかもしれませんが」ということは本当は不真面目だといっているようなものじゃろが。実際そうなんですが。



コザブロを読んでますと声を掛けてくださった方には、それなりの対応をいたします。「それなり」って解釈によって意味が随分違ってきますが、まあそれなりです。
でもそうじゃない方もそれなりに対応いたします。ともあれ会期中は会場には常駐していますので、気軽に声を掛けてください。



2009年6月26日金曜日

無事帰国、そして休む間もなく…

昨晩11時にシンガポールを飛び立ち、今朝6時半に成田空港へ到着。飛行機で眠れない体質なので、機内では15分くらいしか眠れませんでした……。





090625_a_14000 機内からの夜明け■GR DIGITAL II



駅へ下りるとまだスカイライナーが走っておらず、通勤ラッシュの京成電車で(といっても座れたのでマシでしたが)帰宅したのが午前9時。その後休む間もなく、メールを返信しつつ、写真展の会場に飾る挨拶文を作成しつつ、旅でたまった汚れ物の洗濯もしつつ……。



午後はまずラボで写真展の本番プリントをチェック。すべて満足のいく仕上がりでした。もっとも大きなプリントは幅が150cmあるんですが、それだけの大きさになると撮った本人も見とれてしまいます……。
というわけで、無事本番を迎えられそうです。



その後は銀座のキヤノンギャラリーへ……地下鉄で行こうとしたら、間違えて反対方向の改札をくぐってしまいました。駅員さんから渡されたのが……



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これ。なんだかとてもしくじった気分です……。



キヤノンギャラリーではプリントチェックのご報告。担当者さんもほっとひと安心のご様子。ついでに今日始まった川廷昌弘さんの「[ Boy's summer ] -白杭の季節II-」を拝見してきました。とてもキラキラでまぶしい写真展でした。次は自分の番ですが、シカノは渋くいきます。いやー、なんだか恐いな。



その後は竹橋の毎日新聞社へ。旧知の記者さんが写真展の紹介記事を書いてくださるということで、取材を受けてきました。矢継ぎ早の質問に「さすが全国紙の記者はいいこと聞いてくるなあ」と感心するばかりで、疲れているせいなのか、それとも単に自分がアホなのか、僕の受け答えはまったくグダグダな……自分のことを話すというのは難しいですね。3日のギャラリートークが思いやられるなこりゃ。少し予習しないと。



記事は東京都内で配られる毎日新聞に近々掲載されるそうです。そういえば20日発売のカメラ雑誌にも掲載していただいているはずですが、なにせ帰国したばかりなのですべてチェックしきれていません……。
「CAPA」はシンガポールへ行く前に書いた通り、見開きで載っています。姉妹誌の「デジキャパ!」にも載せていただきました。ごっつあんです。



そんなわけで気分も昂ぶってくる今日この頃ですが、しかし東京はジメジメと蒸し暑いですね。シンガポールも相当暑かったんですが、いうなればストレートな暑さ。どっちがいいかといわれると、どっちもイヤですが(笑)。今はさすがに滅多につけないエアコンをつけています。





090625_b_13993 昨日のシンガポールにて■GR DIGITAL II



2009年6月24日水曜日

シンガポール通信 MarkII

090623_a_13942 地下鉄の駅にて。ホームドアでは謎の女性が「待った!」。どうみてもケロンパかあき竹城なんですが、でもどちらかといえばどっちでもないなあ。他になんちゃって大泉洋バージョンもありました。あくまでなんちゃってです。






090623_b_13945 記念撮影中。ってこの位置だと僕が思いっきり写り込んでますね、どうもすいません。ちなみに彼らが背景にしている(つまり僕の背中にある)のは古い橋です。






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これは別の古い橋。F1シンガポールGPのコースなので、エア・ドライブしてみました。しかし2車線しかない橋をF1で走るのって、相当恐いと思うんですが。
ちなみにエア・ドライブもまあまあ恐いです。なにせ一般道ですので……。





090623_d_13960 古き良き英国風な風景が町の随所に。もちろんパブでは昼間からビール……。





090623_e_13929 僕はやっぱりシーフードです。昨年からシンガポールに赴任している旧友・ハマちゃんに、現地人しか行かない(行けない)ような店を案内してもらいました。エビのボリュームもさることながら、ハマちゃんがどう見ても現地人にしか見えないのが印象的でした。

そんなこんなでシンガポールの夜は更けて、いよいよ明日の晩に日本へ向かいます。

■すべてGR DIGITAL II



2009年6月22日月曜日

シンガポール通信

撮影に出ようとしたらスコールが降ってきたので、時間つぶしに……。





090622_a_13890 シンガポールGPではここをF1が走ります。しかもナイトレース。道の脇にある鉄製の長い桁が照明。点灯すると路面が昼間くらい明るくなるらしい。





090622_c_13898昨日の夜はシンガポール名物のホーカーという屋台村(?)へ。市内にはホーカーがいくつもあって、地元住民の台所なのだそうだ。なかでもここは人気らしい……。





090622_b_13901ホーカーで食ったチキンライス。シンガポールに上陸して、ホテルまで向かうタクシーの運ちゃんがしきりに喰え喰え勧めていたので、とりあえず食ってみました。鶏めしといった感じの料理ですが、なかなかうまいです。4シンガポールドル=300円くらい?





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シカノ貪り食うの図。肩から掛けている黄色いものはタオルです。まあそれくらい暑いってことです。



2009年6月21日日曜日

気分はブルー、写真もブルー

朝焼け撮って、朝飯喰って、さあまた撮るぞ!……と思ったらスコール。少しだけ休憩時間ができたので、速攻で水着に着替えてプールに向かったら……またスコール。日頃の行いが悪いのだろうか。

予定より1日早く、明日朝にシンガポールへ戻ります。でも帰国は変わりません。



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090620_b_13857 青■GR DIGITAL II



2009年6月20日土曜日

インドネシアより

昨晩上陸したリゾート島で、夜明けから日没まで撮影でした。人生でこれまで体験したことがないくらい暑く、水を5リットルくらい飲んだような……。



撮影が終わって飲んだ地ビールが最高でした。明日も5時起きなので、もう寝ます。





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090619_c_13831 ■GR DIGITAL II



2009年6月18日木曜日

プリントチェック!

今日は写真展のプリントチェックへ行ってきました。といってもまだA4のテストプリント。それを見て色味や濃度、トリミングの指示を出してきました。



テストプリントはこんな感じ……。








090617_a_13740 さすがにまだお見せするわけにはいきませんな、あはは。



でもさすがラボがプリントしただけあって、なかなかいい感じに仕上がっていました。キヤノンの半光沢ペーパーを選んだのですが、絵柄とうまくマッチしたようです。



明日からインドネシア&シンガポールへ行ってきますが、その間に本番のプリントが仕上がり、帰国したその日(25日)に最終チェックの予定です。



ちなみにチェックには、“写真展共同準備組合”の小澤メンバーが見学にきました。彼はキヤノンギャラリー銀座で僕の次の次の次の次に写真展「世界で一番青い空」を開くわけですが、今日はラボの方にいろいろと相談をしていました。さあ、どんな写真展にしていくんでしょう……。



チェックの後は小澤メンバーと学研のCAPA編集部へ。某ライバル誌とか某ライバル誌でご活躍の小澤メンバーはCAPA編集部初突撃です。帰り道「めっちゃ緊張しました……」と申しておりましたが、まあアウェーの地に乗り込むわけですからね。
僕も飯田橋や新橋の編集部に行ったら、オシッコをチビっちゃうかもしれません。そりゃないか。






090617_b_13746 ミズサワさんと小澤メンバー■GR DIGITAL II

ミズサワさん、伊右衛門飲み過ぎてチビらないようにしてくださいね!



なお20日発売のCAPA7月号に、僕の写真展の告知が見開き2ページで、あと他にもちょこちょこふつうに担当した記事が掲載されています。ぜひご覧くださいませ。




でもって帰宅すると、山のように「写真展の案内届きました」メールが! さらにマスコミ関係の方から「うちで紹介したいので掲載用の写真を送ってください」メールが来ていたりして、そのお礼やら対応やらでもうてんやわんやでした。まあうれしいてんやわんやですけどね。
やっとそれがひと段落して、これから荷造り。あと5時間後にはうちを出て、インドネシアに向かいます。しかしこれから準備して間に合うんだろうか?



2009年6月17日水曜日

オリンパス・ペン E-P1! そして…

ついにオリンパスからもマイクロフォーサーズ機が発表されました。で今日は六本木ヒルズで行われた記者発表に行ってきました。



マイクロ1号機は50周年を迎えるオリンパス・ペンのデジタル版、その名も「オリンパス・ペン」……ってそのまんまなんですが、一応型番はE-P1だそうです。でもカタログには大きく「OLYMPUS PEN」の文字。発表でも「オリンパス・ペン E-P1」という名称を使っていました。
現代版のペンをつくる、という話は以前から明らかにされていましたが、まさか名称に使ってくるとは。



記者発表にはCMキャラクターの宮﨑あおいちゃんもゲストで登場。いやー、美しすぎて思わず拝んでしまいました……。
しかもなんと!ツーショットまで撮ることができました。それが……









090616_a_13707_2 これ。しかし疲れてるなー自分。




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あおいちゃんとのツーショットを撮ってくれた桃井の大兄です。E-P1のコンパクトさがよくわかると思いますが、いかんせん比較対象が桃井さんですので、この写真で感じるほど小さくはないです(笑)。




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しかしこんなカメラを僕はずっと待っていました。ずっと待っていたので、早速今日シルバーのツインレンズキットを予約をしてしまいました。ホワイトも捨てがたいんですが……。
レンズは結局両方予約しましたが、35mm好きの僕としてはフルサイズ換算34mmの17mmF2.8がやはり魅力。たぶんこれ1本で大満足だと思うんですが、ズームもあれば便利かなと。



まあE-P1の話はいろいろ書きたいんですが、現物を入手したら飽きるほど書くことになると思うのでこのへんで。




その後は六本木ヒルズのすぐ近くにある大学の大先輩ナガハマ先生の事務所へ。写真展の案内をお渡ししてきました。昨日身延山郵便局から発送した案内も、ぼちぼち届いているようです。千葉の片田舎に住んでいる両親のもとにも届いたそうで、郵便会社さんの仕事の速さには感心するばかりです。




さらにその後目黒へ移動。今日からギャラリーコスモスで始まるデジ侍写真展「せっしゃでござる」のオープニングパーティーにおじゃましてきました。
開始の18時に少し遅れて到着すると、ちょうど宴が始まったところ。




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左から土屋親分豊田直之さん吉田繁さん広田泉さん清水哲朗さんたかはしじゅんいちさん
ちなみに豊田さんが掛けているタスキはタスキなんかではなく、よくコンビニでだらーっとぶら下がっているお菓子のパックです。これをつまみにどうぞ、と……。歩くつまみ。新しいパーティーのスタイルを見ました。



そんな会場には“写真展共同準備組合”の小澤メンバーが。っていうか途中どこかで合流して一緒に行こうって約束してたのに、僕が遅刻したんですけどね。



小澤メンバーはEOS学園で教室を持っているのですが、生徒さんの間で「小澤先生がいつもブログで書いている“シカノ大先生”ってどんな人なんだろう?」「っていうか本当に大先生なのか?」と話題になっているらしい。というわけで今日はデジ侍写真展にまったく関係ない小澤先生をフューチャーしたいと思います。
僕が大先生かどうかはわかりませんが、皆さんの先生はこんな人です。



まず記念写真。




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え? 小澤先生は写っていないよ……というあなた、よくご覧ください。画面下に謎の黒い雲が見えるでしょう。そう、写真を撮っている小澤先生の頭の上にカメラを載せて撮ったのです。車載カメラならぬ小澤載カメラの映像をお楽しみください。
ちなみに右端はキヤノンギャラリーのイワタさん、その左は同じくアキタさん。僕と小澤先生は来月揃って両氏のお世話になります……。
それから左端は会うたびに「早く僕にブログの作り方を教えてよ」という山本弘之おじさん。ええ、写真展が終わったら……。




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その後小澤先生は僕がいつもお世話になっている「デジキャパ!」のサガワ編集長&マツモトさんと名刺交換。絶妙な感じで連写できたのでGIFアニメにしてみました。
タイトルは「先生の営業」




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左からサガワ編集長、小澤先生、クマタニ関。別にストリートダンスを踊っているわけではないんですが、麦ジュースのおかげでそれに近いテンションでした。




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最後に小澤先生と、そんな先生から「7月30日からの僕の写真展も来てね!」と誘われたものの、7月24日からチベットで撮影だという小山浩司くん。
タイトルは「掃除当番」。



明日もそんな素敵な小澤先生とデートです♪ っていうか写真展のプリントチェックなんですけどね。



2009年6月16日火曜日

案内状をこんな感じで

今日も身延山で開闢会の撮影。その前に門前町にある郵便局へ。7/2からの写真展の案内状を発送するためです。



写真展のタイトルは「甦る五重塔 身延山久遠寺」。そして門前の郵便局は「身延山郵便局」。そこから案内状を発送すれば、消印は「身延山」。これは利用しない手はないだろう……と思ったわけです。
しかも身延山郵便局の風景印は、久遠寺の伽藍をあしらったもの。もはや利用しないわけにはいかんだろう。地元経済にも、ほんのちょっとだけど貢献できるし。



身延山郵便局は窓口ふたつ、3人の局員さんがいる小さな郵便局です……って書いたら写真も載せるのがふつうですが、正面に僕が自分の車を横付けしてしまったので、撮れませんでした。まあそれくらい小さな郵便局ですが、お寺が発送する大量の郵便物から、参拝客が出す絵はがきまで、扱う量は多くてお忙しいようです。



そんなお忙しい郵便局に、大きな紙袋2つを抱えて「これ、風景印で発送したいんですが」なんて、こちらが客とはいえ申し訳ない限り。というか局員さんたち唖然。しかも封筒にある差出人は東京……。
局員さんたちが不思議そうな顔をしているので、上に書いたような事情というか思惑というか、早い話がネタづくりの一環であることをご説明すると……「いやー、それはありがたいです! 頑張って風景印押しますよ!!」。恐縮です……。






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まず切手を購入。ふつうの80円切手じゃつまんないので、山梨県のふるさと切手をチョイス。絵柄は身延山じゃなくて富士山なんですが、まあ身延山から見る富士山はきれいですよってことで。
ちなみに背後に見える封筒の山が、僕の案内状のごくごく一部です……。






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早速封筒に貼って、風景印を押していただきました。ネタづくりに僕も体験させてもらおうとしたんですが、決まりで職員以外は押せないんだそうです。っていうかやめた方がいいですね。だって……






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こんな絶妙な位置に押せないよ! 絵柄に重なる印影は1mm以下!! っていうかまさに“紙一重”。






実は僕、初めて働いておカネをもらったのは郵便局でした。高1の夏休み、同級生たちと都心の郵便局でバイトをしたのです。バイトの目的は人それぞれでしたが、僕は「望遠レンズを買うため」でした。8月の終わりにたしか8万円くらいの給料をもらって、その足でカメラ屋さんへ直行。買ったのはEF70-210mmF4というレンズでした。10年くらい使ったら鏡筒がガタガタになって、天寿を全うしましたっけ。

バイトで任されたのはほとんどが仕分けでしたが、ときどき消印を押すという仕事がありました。本来は局員さんの仕事なんですが、局員さんが忙しいけど郵便物がたまっているときか、反対にヒマなとき局員さんが「兄ちゃん、やってみるかい?」といってやらせてくれました。
局員さんはまるでミシンのような速さで消印を押していきます。しかも印影にムラがなく、位置も切手に5mmかかるくらい。でもそれを僕がやると……。



というようなことを、局員さんの仕事を見ていて思い出しました。どの世界にもプロの仕事があるということです。
かくして僕の案内状は「身延山」の風景印で発送されます。住所がわかる方にはお送りしていますので、しばしお待ちください。






でもって夕方東京に帰ってきまして、山のような仕事と格闘しつつ、ひと段落しつつ……。明日明後日もいろいろ用事が詰まっているんですが、このままですと木曜にシンガポール行きの飛行機に乗れない感じです。無理矢理乗ると思いますが。






090615_d_13702 帰り道■GR DIGITAL II



2009年6月15日月曜日

身延生まれのバナナ

約1か月ぶりに身延山へ来ています。写真展に向けた撮影は先月の五重塔落慶でひと段落したんですが、お寺とのご縁はまだまだ続くのです……。



今日は開闢会(かいびゃくえ)という、身延山の開山を祝うもっとも盛大な年中行事。鎌倉時代や江戸時代を再現した御入山行列(いわゆる時代行列です)が門前を練り歩き、その後法要があります。法要は水曜日まで続くんですが、僕は今晩泊まって明日まで撮影します。来年のポスターに使うためです。



御入山行列は町民総出でなかなか見応えがあります。




090614_a_13636 お稚児さんに……






090614_b_13640 お馬さん。






090614_c_13676 そしてお犬さん……じゃなかったワンちゃん。いやワンちゃんは行列とは関係ないです。「指さし上人」のモデルになったヨシノ上人の新しい家族です。生後5か月で元気過ぎて、撮るのが大変。なのでご主人様のイケメンが切れちゃったよゴメンネゴメンネェー!

ちなみにこの子は門前の電器屋さんから譲ってもらったそうです。つまり正真正銘の身延っ子。でも電器屋さんが付けた名前は……「バナナちゃん」。身延生まれなら「南天ちゃん」とか「湯葉ちゃん」にしてあげればよかったのに。ってそりゃないか。

■写真はすべてGR DIGITAL II



2009年6月13日土曜日

今日も写真展巡り<追記あり>

中井精也さんの写真展「ゆる鉄 from1日1鉄!」が新宿のエプサイト・ギャラリー2で始まったので、早速土屋親分と行ってきました。






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入口にはいきなり松竹映画風のポスター。そして改札も……でも駅員さんが不在。






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中に入ると……おやおやベンチでお客さんが泥酔していますぞ。そこに帽子をかぶった男性がやってきて一喝。(プライバシーに配慮して一部加工しています)






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これはこれは中井駅長ではありませんか。右手がグーに見えるのは、きっと偶然のいたずらでしょう。そうに違いない。(プライバシーに配慮して一部加工しています)……っていうか酔っぱらいの真似をしたつもりが、あまりにもリアルでお見せするのもアレなので自分で自分の顔にモザイクかけました。






そんな感じで中井駅長がいらっしゃるときは記念撮影可能だそうですので、皆さんもぜひエプサイト駅の2番ホームへお出掛けください。



他にも2番ホーム周辺には小ネタが満載なんですが、それにも増して写真とそれに付けられたキャプションがとっても“中井ワールド”でいいんです。とても楽しい写真展でした。






その後は親分とともに、新宿駅を挟んで反対側のコニカミノルタプラザでやっている畠中良晴さんの写真展「夢を駆ける瞬間」へ。中井さんから「昨日行ってきたんですけど、すごいですよー」と聞いて行ったのですが……たしかにすごかったです。まさに“三連単”です。何が“三連単”かは会場に行くとわかります。



おしゃべりに夢中になって写真を撮り忘れたので、親分が初日に行ったときのブログをどうぞ。






その後ひとりで銀座へ向かって、キヤノンギャラリーで荒谷良一さんの写真展「Live at AIREGIN」を拝見。
展示点数がなんと100枚! しかもサイズはA2に、ときどきA1やそれ以上!! いやもう圧巻。荒谷さんは「本当は150点飾るつもりだったんですけどね。ギャラリーが“勘弁してくれ”って」と笑っておられました。



しかし3週間後はここに自分の写真があるんだよなあ……と考えると、楽しみなような不安なような。






その後は徒歩でお隣の築地へ移動して、再び親分と合流。築地は今日から波除神社のお祭なのです。親分はもちろん町内会の撮影係。ってずいぶん贅沢な撮影係ですが。






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青年部の皆さんを撮影。2000万画素オーバーで!






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親分の右隣でカメラをのぞき込んでいる、親分より親分らしい(?)方は幼なじみの同級生。昨年のちょうど今頃、早朝の築地市場でお世話になりました……(ここ)。



しかし地元の祭で幼なじみと会えるのってうらやましいですね。僕も故郷(といっても自転車で行ける距離ですが)の祭がもっと盛大なら、帰って顔でも出すんですが……。僕が子供の頃から祭はずいぶんひっそりとしていました。
今はどうなんだろう、たぶん知っている顔はいないだろうなあ。







090612_f_13560 ■GR DIGITAL II



<<追記>>

築地の親分が「築地の私の姿を見たい方は」とこちらへリンクを貼っているので、これをアップしないと……。






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