2017年10月29日日曜日

「たけたのひと、たけたのいろ。」終了

大分県竹田市・大蔵清水湯での個展「たけたのひと、たけたのいろ。」が無事終了。僕は初日~3日目しか在廊できませんでしたが、有意義な経験になりました。竹田アートカルチャー事務局や地元の皆さん、大蔵清水湯の後藤さん、竹田市タウンマネージャーの伊藤くん、来てくださった方々に感謝。


2017年10月23日月曜日

山の上のカフェ

台風で中止になりそうだった撮影が、むしろ青空で最高の結果に。近くに行ってみたかったカフェがあったので、帰りに寄ってみました。山の上、しかも看板なしという店ですが、たまたま客が自分だけだったこともあり、美しい夕焼けを眺めながらマスターとコーヒー談義。カフェインで生き返りました。



2017年10月22日日曜日

選挙の日

選挙のたびに「選挙の日ってうちじゃなぜか投票行って外食するんだ」というモー娘。の歌詞を思い出すが、あの歌が発売されたのって16年前らしい。あと2年したらその頃産まれた子供にも選挙権が与えられるわけか。


■a7II+Topcor-S5cmF2

2017年10月21日土曜日

死んだコマ

某誌の特集企画で、フィルムで撮った作品を引っ張り出すことに。大量のネガを見返すと、最後のコマが現像のハンガークリップ跡で時々死んでいるのだが(原因はカメラのコマ送り不良)、死んだコマをまじまじと見たことってないような。用事がないからか、はたまた傑作だったら悔しいからか。

■HASSLEBLAD 500C/M+CF80mmF2.8+FUJICOLOR PRO160NS

2017年10月19日木曜日

新潟県高文連(2回目)

新潟県高文連・写真部門の審査終了。近くにいる生徒にiPhoneを渡して撮ってもらったんだけど、ほとんど長考する棋士状態ですな。3000点以上から2回の審査で最優秀賞と来年の全国大会へ行く作品を絞り込みました。


この後、ノンストップ講評トークライブ。もうひとりの審査員、長岡造型大学の山田博行先生と長く厳しい一日になりましたが、‬選んだ作品が来年の総文祭でまた入選されることを祈りつつ。

2017年10月17日火曜日

竹田アートカルチャー、そして渡辺写真館

昨晩、大分県竹田市より帰京。竹田アートカルチャーでの展示「たけたのひと、たけたのいろ。」と、オープニング企画の撮影会・トーク・写真館を無事終えてきました。…あ、展示は29日まで続きますが。

14日の撮影会とトークは県内や市内から参加した方に加え、はるばる関東や福岡から来てくれた友人もおり、おかげさまでとても楽しい会になりました。
そして15日の写真館はあいにくの天気にもかかわらず、28人と猫2匹のお客様を撮影。晴れたらもっと来たと思いますが、即席一日館主のキャパ的には適正人数でした。
前夜は友人たちとしこたま飲ませてもらったシャモ料理屋の女将さんも「47年前ここで結婚写真を撮ったわぁ。今日はかっこいい遺影を撮ってちょうだい」とのことで、二日酔いに負けず気合いを入れて撮影しました。

6年前に館主が病に倒れてから放置されていた渡辺写真館を復活するきっかけは、7月に撮影会イベントと今回の展示に向けた撮影を行うにあたり、現所有者である竹田商工会議所の佐藤会頭から「写真館に泊まったら?」と提案されたこと。それは猛暑で断念したものの、アートカルチャーでも活用してほしいとのことで、展示には使いにくいけど撮影ならできるよなぁ。そうか、モデル撮影会でもやるか…と思ったのですが。
多くの竹田市民が渡辺写真館で七五三や結婚、家族の記念写真を撮ってきたという話をあちこちで聞き、それならもう復活営業するしかないと。佐藤会頭と奥さまも賛同してくださり、当日までに館内をきれいに掃除してくださいました。機材関係は手付かずでしたが、備え付けのストロボは3基中2基が光り、背景の昇降機も問題なく動きました。

また当初は写真を後日郵送するつもりでしたが、その場でプリントを見せる方が盛り上がるよなぁ…と思い、キヤノンマーケティングジャパン岩田さんにお手伝いいただいてプリンターも設置。地元ボランティアの畑さんには受付からストロボの操作まで手伝っていただき、本当に大助かりでした。
といろいろな方の手を借りて実現した一日限定復活営業ですが、オリジナルのプリント袋を作ればよかったとか、看板もあったらよかったなとか、もっと楽しんでもらえる仕掛けができたかなと。その点は反省というか来年への課題です。来年もやれるかどうかはわかりませんが…。
実は渡辺写真館は来年春に取り壊しの予定なのです。それもあって今回は一日限定の復活営業としました。


しかし時折スタジオをのぞき、最後は写真のように接客担当までしてくださった佐藤会頭が、終了後ぼそっと「壊すのやめるわ」。設備的にまだ使えたこともありますが、撮影や見学に来た人たちが喜んだり、懐かしんだり、あるいは初めて中に入って感動する様子を見て、町おこしにここを生かさない手はないと。そこで自宅へ戻り、写真館の設計図を確認したそうです。その結果、現状のまま活用できそうだと。

もちろん残すには課題があるはずで、果たして来年この写真館があるのかどうかは僕もわかりません。ただ遺された設備や機材から、写真を愛し、丁寧な仕事をしていたと推測できる亡き渡辺館主の志を継ぎ、また写真を通じてご縁ができた市民の皆さんのためにも、来年の竹田アートカルチャーでもどこかのスペースで写真館ができたらいいなと思っています。カメラ一台あればお顔やお姿は撮れますのでね。