2016年8月30日火曜日

トーキョーイーストエンド

ひょんな場所で再会した高校の同級生から仕事の依頼が。というわけで打合せに伺った先が、なんとなんと高校の目の前でした。近くに住んでいるから時々車で通ったりはするけれど、やはり懐かしい気分。

そして川の向こう側はスカイツリーができてもゴミゴミしたまんまだけど、やはり心が落ち着きますなぁ。引っ越そうかな。飲みに出かけると30分は早く帰らなきゃいけないのがネックだけど。


■a7RII+Vario-Tessar T*FE24-70mmF4ZA

そんなイーストエンドラブなシカノが、西側だけど住んでもいいかなと思う数少ない町・三軒茶屋を撮った3人展はいよいよ今週土曜日から(11日まで)です。初日の3日は、僕も昼過ぎから最後までたぶんいます。4日もいるかも。よろしくお願いいたします。

■蛭田英紀・emly・鹿野貴司写真展「三茶三様」
ギャラリー世田谷233(世田谷区若林1-11-10)
12:00~20:00・9/6(火)と7(水)は休み

2016年8月26日金曜日

もうすぐ「三茶三様」

9/3から9/11まで、ギャラリー世田谷233で蛭田英紀さん、emlyさんとの3人展「三茶三様」をやります(6~7日の火水はお休みです)。

ということで毎週木曜日にその233で収録している、世田谷Webテレビにて告知出演をしてきました。「三茶三様」は読んで字の如く、三茶を三人三様に撮って三茶のギャラリーで展示するというもの。僕はこの写真もそうですが、ソニーαシリーズ+50~60年代の国産オールドレンズで撮った街角スナップです。いつも仕事は本気のシカノですが、これは仕事じゃないので超本気です。なんちゃって。


■a7RII+Topcor4.4cmF2

写真はWebテレビの司会、世田谷生まれ・人力舎育ちの「敏感-ファイル」の2人。9/1にはM-1グランプリの予選を控えているそうですが、予選でもこのガリガリ君一気食い対決をやるのかな。もっと早く食べないと制限時間を使いきっちゃうよ。

2016年8月24日水曜日

NIHONGO WAKARIMASUKA?


■SIGMA sd Quattro+18-35mmF1.8

「ASHIMOTONI…」って気が利いて間が抜けているのか、はたまた敗戦国のささやかなレジスタンスなのか。

そういえばガキの頃、英語のテストでこんな英訳の解答をずいぶん書きました。単にわからないからですけどね。今はこれくらいSiriやGoogleがちゃちゃっとやってくれるから便利なものですが、最初からそういうものを知っている今の子供は、どういうモチベーションで勉強をするんだろうか。余計なお世話か。

というわけで夏休みの宿題を手伝っているお父さんお母さん、おつかれサマーです。

2016年8月23日火曜日

今年も修行走へ!


今年で4回目を迎える「身延山七面山修行走」のポスターができました。写真は左が撮りおろし、右が昨年のレースで撮影したもの。デザインした三村漢くんと、まさにひと肌脱いだ大会の言い出しっぺ・小松祐嗣さんのおかげで、今回もかっこいい仕上がりになりました。

大会まで3か月、年々足元がおぼつかなくなっている公式カメラマンも、そろそろアップを開始したいと思います…。

2016年8月19日金曜日

東京でも金

帰宅してマンションの外廊下で、ふと遠くを眺めたら…スカイツリーが見慣れない色に。なんだろうと思ったら日本人選手が金メダルを獲った明くる夜は、金色にライトアップするんだそうな。地球の裏側の様子は毎晩血眼になって見ていますが、今頃これに気付くとはまさに灯台もと暗し。


■EOS 5D MarkIII+TAMRON SP150-600mmF5-6.3

奈良から帰ってきたここ数日は、写真集の最後の入稿に加えて、卓球やレスリングやバドミントンで睡眠時間がすっかり削られ…。そういえば昔仕事で吉田沙保里選手を撮ったことがありますが、身長170cmくらいのイメージでいたら、実際には全然小柄で驚いた記憶が。あの小さな体で投げたり倒したり抑えこんだり目からALSOKビームを出したりするんだから、スゲーと思います(最後は違うか)。でも人間ですから無敵ではないわけで。レスリングといえばあのカレリンも金→金→金ときて、4回目の五輪はまさかの銀だったな。ここはぜひ2020年の東京でカレリンを越えてほしいと思う今日この頃です。

2016年8月18日木曜日

10/30は御杖村へ!

もう平常運転というか平常より飛ばして仕事をしていますが(汗)、夏休みということで3泊4日で奈良へ行ってきました。室生寺や明日香村の古墳、今井町や五條などの古い街並みも行きましたが、最大の目的地は御杖村。どこ?って思った人はググッて下さい。

僕もあまり土地勘がないまま初めて訪れましたが、山に囲まれたまさに日本の原風景のような農村でした。10/30(日)にこの村で、僕の講師による撮影教室を行います。どちらかといえば初心者向けを想定していますが、僕より上手な方の参加も大歓迎です(笑)。


■a7II+Vario-Tessar T*FE24-70mmF4ZA

というわけでそのコースを決めるべく下見に行った次第。企画・主催は「Mitsue Outdoor Club」という、御杖村でトレイルランニングやアウトドア体験などを楽しむ人たちの集まり。というわけで自然寄りのコースにしようと、村の名所でもある標高1235mの三峰山にも登ってきました。でも撮影どころかガチな登山になっちゃうので今回はナシに。村内には他にも自然がいっぱいあるし、奈良と伊勢を結ぶ伊勢本街道の名残りも残っているので、そのあたりで撮影をして講評会までやろうかと思っています。詳細はしばしお待ちを。

2016年8月14日日曜日

タイムスリップの旅

さんざんFacebookTwitterに投稿していますが、昨日からずーーーっと一般道を走って奈良の明日香村までやってきました。普段NEXCO(高速道路会社)には多大な貢献をしているので、プライベートくらいは高速使わずにのんびり下を走りたいんですよ。と思っていたものの、初めての名阪国道にはただただびっくり。ボロボロの広い道路をトラックがぶっ飛ばす光景に、旧東独側のアウトバーンを走ったときのことを少し思い出したり。

しかし東京から名古屋までは道路も風景もどんどん変わっているのに、奈良ののんびりした空気は変わりませんな。明日香村なんて中学の修学旅行で来たときのまま。でもその頃にゲストハウスなんて便利で小洒落たものはなかったか。今宵の宿は明日香村の“一等地”。しかもなかなか便利で快適なのに、朝食が付いて3100円です。いい時代よのう。昨年は「月に一度旅をする」なんて目標を立てながら3か月坊主でしたが、これからはもっと旅をしますよ。


■SIGMA sd Quattro+18-35mmF1.8

というわけで明日はもっと奈良の外れに行って、夜は本当の目的地へ移動します。ではまた。

2016年8月12日金曜日

「七面山大祭に登る会」参加募集

昨日は初の「山の日」でしたが、僕はといえば、写真集の入稿作業で写真の山と格闘していました。一瞬滑落しそうになりましたが、無事登頂してひと安心です。なんのこっちゃ。

それはさておき、半年ぶりに「七面山へ登る会」を行います。いつもダイヤモンド富士に合わせてお彼岸の中日に行っていましたが、今回はちょっと早く3連休の9/18(日)~19(祝)です。

19日は七面山開創の日にあたり、18日夜から盛大な大祭が行われます。標高1700mの山で行われる祭は纏の奉納あり、ご祈祷あり、餅まきあり、説教あり、もちろん翌朝の御来光あり(ただし晴天に限る)と盛りだくさん。まさに日本の原風景で、個人的にはダイヤモンド富士より全然おすすめです。


18日午前にJR下部温泉駅または登山口に集合。みんなでゆっくり登って、19日は朝食後に山の上で解散です。参加費はありませんが、七面山への宿泊費1泊2食5200円が必要です。なお17日から麓の早川町・COCOROTOで僕の写真展をやっていますので、希望される方は下山後そちらにご案内します。質問や参加希望はお気軽にメールください。

2016年8月8日月曜日

嗚呼夏休み

地下鉄でiPhone越しに玉音放送を拝聴していたら、ホワイトバランスが狂って陛下が不健康に見えてしまうのが気になって仕方ありませんでした。おい宮内庁、ちゃんと白をとれよ! しかし玉音放送をそんなカジュアルに拝聴できることと、周囲では無関係に仕事や買い物に向かう人が多いことに、技術革新と平和を痛感せずにはいられない夏であります。

そしてイチローがMLBで3000本安打。衰えとの戦いみたいに言われると同い年としては何だか物悲しくなってきますが、そこはやはりユンケルンバでガンバルンバなのでしょうか。僕はユンケルは「2日くらい徹夜が続いて本当にヤバいとき」のみ頼るようにして、普段はおとなしくかき氷で英気を養っております。今日も10年ぶりくらいに行った氷屋さんで、いい氷にありつけました。


■a7II+Sonnar T*FE55mmF1.8ZA

夏休みがまったく休めなくなる大きな宿題(写真集)は先日、残っていた最後の一枚を撮り終え、ほぼ内容は出来上がってきました。でも手が離れたと同時に写真展3連発です。

9/3~11…三人展「三茶三様」ギャラリー世田谷233
9/17~10/23…「はやかわ移動写真館・再び」はやかわ創造空間COCOROTO
11/8~21…「日本一小さな町の写真館」新宿ニコンサロン

というわけで早くも冬休みに期待です。願わくばそれまでユンケルに頼らず済みますよう。

2016年8月2日火曜日

山越しの夏

先週火曜から北海道で写真甲子園の取材をして、羽田から身延山に直行。七面山敬慎院の別当さんの交代を見届けるべく、身延山→七面山→再び身延山を2日かけて歩いてきました。

敬慎院の別当職は、身延山にたくさんある支院のご住職が3年任期で務めます。多くの参拝者と同様、別当さんも普段は登山口まで車で向かい、そこから敬慎院まで歩いて登り下りをします。しかし就任されるときは身延山の自坊を早朝に出発し、丸半日歩きます。その夜に新旧別当さんの交代があり、退任された別当さんは翌朝、御来光を拝むとそのまま下山。3年前とは逆ルートで山を越え、自坊へ戻られます。


■a7II+Vario-Tessar T*FE24-70mmF4ZA

というわけで一昨日はこれからお世話になる第122代の定林坊・望月成浩住職と登り、昨日はこれまでお世話になった第121代の麓坊・望月浄教住職と下山してきました(写真)。iPhoneの記録を見たら往復46.42km、登って下った高低差は448階分。ひと昔前まで七面山をお参りするにはこれしか道がなく、毎日数百あるいは千を超える人数が山越しをしていました。そして今なおその参拝方法を守っている方もいます。

6年前、僕にとって1冊目の写真集「甦る五重塔」ができたことをご報告に伺ったら、そうしたことを教えてくださったのが、そのとき執事になられた浄教さんでした。「来月交代式があるから来い!」と言われたものの、僕は初めて登ったとき痛い目に遭い「二度と登るか」と思っていたので、適当な理由をつけて断ろうかとも思いました。しかし体重120kgの浄教さんの圧がすごかったというのもありますが、行くことにしたのは圧倒的に興味が勝ったからでした。あのとき断っていたら、あるいは本当に別件があって行けなかったら、七面山の写真集も、来月出版する早川町の写真集も確実にありませんでした。

というわけで今日は帰京するなり、早川町の写真集を印刷してもらう東京印書館へ直行。数々の名写真集を手掛けてこられたプリンティングディレクターの高柳昇さんと打合せをしてきました。僕の意見を聞いて高柳さんがプリントに記す指示は、まるでベテランのお医者さんがカルテに記すドイツ語のよう。果たしてどんな初校があがるんでしょうか。っていうかまだ入稿が残っていました。暑さに関係なく汗が止まらない夏になりそうです。