2014年12月31日水曜日

大晦日

大晦日になってようやく年賀状の宛名書きに着手。そして例年のごとく紅白が始まる頃には東京を発ち、年越し~年明けは身延山で撮影。誰よりも仕事納めが遅く、仕事始めが早いというのは、ありがたい限りです。


■EOS 7D MarkII+EF-S24mmF2.8STM

しかし今年は結局一度も海外へ行かず(行けず)。あれだけ往復していた中国もすっかり遠い国になってしまいました。来年はどんな年になるんでしょう。たまには遠くへ行こうかな。

今年はいろいろと人の温かさに救われた一年でもありました。来年もよろしくお願いいたします。

2014年12月29日月曜日

生きるか死ぬか

鹿は犬に食われるほど不自由…というか何というか。

早川町での鹿狩り取材も、4回目にしてやっと“その瞬間”を間近で撮ることができました。山の上から甲斐犬を放ち、猟師さんたちが待つ谷底へ鹿を追い込むのですが、広範囲での連携プレーなのでどの猟師さんに付くかで撮れる撮れないが決まってしまうのです。もちろん可能性が高そうな猟師さんに付くわけですが、犬があらぬ方向に追い込んだり、上にいる猟師さんが先に撃ってしまったりして、今まで僕が付いた猟師さんが弾を撃ったことはありませんでした。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA50mmF1.4 DG

なので今日は僕も獲物を仕留めた気分。もっとも“その瞬間”はフィルムで撮ったので、何が写っているのかわかるのは年明け。これで年を越す楽しみがひとつできました。

しかし猟師さんたちの「撃ったら我々の勝ち。逃したら鹿の勝ち」という言葉に、いろいろ考えさせられ…。今日の戦績は2勝1敗。戦利品はありがたくいただきました。鹿の脳味噌がうまかった。

そしてお土産にまたモモをいただき…。今日は骨が付いたままなのでうちの冷凍庫に入らず、クタクタだけどこれから解体作業です。

2014年12月27日土曜日

超師走

日経トレンディネットの年末恒例企画「2014年ベストデジカメ」に、今年も写真とコメントを寄稿。昨年は何も買わなかったので欲しいものを3つ選びましたが、今年は自分が実際に使っているEOS 7D MarkII、シグマdp2 Quattro、フジX30を選びました。

今年もこれで仕事納め…だったらよかったんですが、恒例の年越し身延山以外にも年明け7日までびっしりとお仕事。とっくに印刷があがっている年賀状もそのままです。かなりマズい感じですが、年末年始は割り込んでくる仕事もないので何とかなるかなと。



■FUJIFILM X30

2014年12月25日木曜日

近くて遠い国

「B&Wモノクロ写真を楽しもう5日間チャレンジ」最終日。

そういえばモノクロフィルムって最後に使ったのいつだっけ?と思って振り返ったら、昨年の12月に上海へ行ったときでした。中国に行ったのもあれっきり。

今年はこの仕事をするようになってからたぶん初めて、一度も海外へ行かない年でした。つまり海外の仕事がなかったということなんだけど、プライベートでもちょっと行く余裕はなかったな…。東京と山梨を行ったり来たりだったので、落ち着かない一年でもありました。

「もう中国は行かないんですか?」と聞かれることも多くて、行きたいのはやまやまなんですが…。中国って近くて遠い国なんですよ。だからおもしろいんですけど。


■HASSELBLAD 500C/M+CF80mmF2.8+T-MAX400

2014年12月24日水曜日

141224

「B&Wモノクロ写真を楽しもう5日間チャレンジ」4日目…は昨日だったんですが、昨日は朝からロケ、そのまま夜は忘年会で、帰宅するなりソファで寝てしまいました…。

先程もFBにアップしましたが、今日仕事で丸の内に行ったら、CMで有名なあのバンをサンタのおじさんが運転していました。そして助手席や後部座席にはサンタのおねえさんたち。うちにも何か持ってきてくれんだろうか。仏教徒だし、三菱地所じゃないからダメか。


■EOS 7D MarkII+TAMRON16-300mmF3.5-6.3VC

2014年12月22日月曜日

来年の目標

「B&Wモノクロ写真を楽しもう5日間チャレンジ」3日目。

今日は思い出せないくらい久々(たぶん20年くらい)に生身の人間と将棋を指しました。生身の…というのは、コンピュータ相手なら最近よく指しているから。対局相手は眠っていた僕の将棋魂に火を着けた将棋女子のライター・いしもとさんです。ライターさんが火を着けた、なんつって。

3局指して、結果はシカノ全敗。1局目はいいところまで攻めたんだけどなぁ。いしもとさんは将棋歴こそ短いのですが、道場に通われているだけあって攻め方が鮮やかでした。というわけで来年の目標は「将棋で人間に勝つこと」…というか守りを固める、みたいな。


■SIGMA dp1 Quattro

2014年12月21日日曜日

嗚呼ローライ

「B&Wモノクロ写真を楽しもう5日間チャレンジ」2日目。仕事で湾岸の方へ撮影に出掛けたので、モノクロに強いシグマのQuattroを持っていったんですが…。仕事中は眼がカラーになっているので、全然納得のいく絵が撮れないですね。というわけで今日もローライで撮った思い出の一枚(モノは言いようで、ただの旧作)を。

これを撮ったローライ、1964年生まれだけどかなり程度がよくて、編集者時代は地方出張のお供でした。でもカメラマンになると地方出張も増える一方、持っていく荷物も増えてしまい…。今6×6で撮っている早川町の作品はハッセルとマミヤ6を使っていますが、いつも手放したローライのことを思い出してしまいます。

というわけでローライを眠らせている友人と売買交渉中の今日この頃。そういえば毎日誰かを指名するルールだそうですが、指名しようと思っていた方とたまたま先程電話で話したら…「私はイヤ!」。せっかくモノクロしか撮れないすばらしいカメラをお持ちなのに…。というわけで指名する方が今日も浮かばないので、やりたい方はご自由にどうぞ。



■Rolleiflex 2.8F+TMAX400

2014年12月20日土曜日

‪#‎bwchallenge

いまFacebookでよく回ってくる「B&Wモノクロ写真を楽しもう5日間チャレンジ」、5日連続でモノクロ写真をアップしつつ、毎日誰かを指名せよというものです。誰がどんな目的で始めたのか謎ですが、大御所や僕の友人も結構参加していますね。というわけで俺にも回ってきそうだな…と思っていたら案の定Keiji Satoさんからバトンが。

高校生から20代後半の10年ちょっとは、とにかく何かに取り憑かれたようにモノクロフィルムであらゆるものを撮っていました。ほんの一部は29歳で開いた初写真展で展示しましたが、それが終わると「俺は一体何のために写真を撮っていたんだ?」と今までの自分を疑問に思うようになり、旅行や出張のときしか写真を撮らなくなりました。

やがて30歳を過ぎてから不思議な縁で写真を生業にするわけですが、あの頃猛烈にフィルムを回したことが糧…になっていたら今こんなに苦労してないよな。ほんと、なんであんなに写真撮ってたんだろう。

でもずっとモノクロで撮っては焼いていたことで、陰影と形には人一倍敏感な気もします。今日はCapture Oneのセミナーで講師をさせてもらって、まさにRAWデータからのモノクロ処理の話もしました。捨てることで見えてくるものがあるのは人生と一緒ですな。でも後から捨てるというのは、最初に捨てるよりも難しいというのも、また人生と一緒…。


■Rolleiflex 2.8F+TMAX400

これは10年くらい前、出張で倉敷に行ったときに撮ったもの。まだ写真家になる前の写真です。押入れからこの写真のネガを引っ張り出したのですが、2000本近いネガの山を見ていろいろなことを考えてしまいました。

というわけで1日目終了。1人目のバトンは誰に回そうか考えたのですが、思いつかないのでやりたい方はコメントで立候補してください。とりあえず先着1名様ということで。ルールはタグ ‪#‎bwchallenge‬ を付けて、共有範囲を公開で投稿するだけです。あ、モノクロ写真も一緒にね。

↑以上Facebookよりコピペ

2014年12月19日金曜日

今月の仕事

今日はカメラ雑誌の一斉発売日。各誌とも“2015年1月号”です。もう誌面の上では新年なんですね…。そしてシカノは今月いつにも増して仕事をしています。

「CAPA」では、ソニーα7IIのレビューをじっくり4ページ。
「デジキャパ!」では、ピント合わせのテクニック企画を。
「フォトテクニックデジタル」では、コダックPIXPRO S-1のレビュー。注目のKodachromeモードを試しています。
そして「日本カメラ」では、新春特集「究極のカメラ選択2015」で「キヤノンのカメラ買うならどれにする?」という文章を寄稿しております。

4誌すべて買うと3720円&かなりの重量になりますが、よろしくどうぞ。



■α7II+SonnarT*FE55mmF1.8ZA

2014年12月18日木曜日

撮って食べて見て飲んで

今日は早朝に東京を出て身延山へ。身延山久遠寺の境内にはちょっと前まで日本で一番小さかった(今は2位)身延山大学があります。その仏教学科文化コースでは仏像の調査修復を学ぶことができ、学生は実際に国内外のさまざまな仏像を修復しています。キャンパスには仏像制作修復室という工房があり、仏師である柳本伊左雄先生のもと、学生や弟子の皆さんが明るく作業に勤しんでいます。どれくらい明るいかというと、Facebookでは賄い食と工房にいる猫2匹の話題が中心というくらい明るいんです。

その工房では今年4月から七面山敬慎院の内々陣修復作業を担当しています。というわけで今日は七面山から下ろした200年以上前の天井や鴨居を撮影してきました。おまけに賄いのミートパスタまでいただき…。

その後は甲府方面へ北上して、富士川町にある萬屋醸造店へ。山梨を代表するお酒、春鶯囀(しゅんのうてん)の蔵元で、酒蔵を使った六斎というギャラリーがあります。七面山の修復事業で彩色を担当している早川町在住の絵師・映水さんが、現在そこで作品展を開催中なのです。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA50mmF1.4 DG

連日和服で在廊されている映水さん。しかも会場の一角で公開作業をしておられるそうですが…途切れなく訪れるお客さんのお相手で、どうやら作業は進んでいない様子。展示は今月25日のクリスマスまでですが、大丈夫ですかね。

実は僕が早川町を撮るようになったきっかけをくれた一人が映水さん。一昨年の夏、もし七面山の帰りに映水さんと出会っていなかったら写真集の話なんてなかっただろうな。人の縁って不思議ですね。

六斎には素敵なカフェや試飲・販売コーナーもありますので是非。最近日本酒に目覚めたシカノも早速一本買いましたとさ。


その後は帰京して一旦自宅に戻った後、気の置けない仲間との忘年会へ。先日農鳥小屋のおやじさんからいただいた鹿肉を持参し、店のご主人に柚子風味のタタキや串焼きにしていただきました。冷凍して味が落ちたかな…と思っていましたが、これが絶品。日本酒にも合う合う。やっぱりプロの仕事は違いますな。

来年はプロとして写真も頑張りたいのですが、料理も少し復活しようかと思います。最近全然作らなくなってしまったので…。

2014年12月17日水曜日

羽子板市

撮影の仕事が予定より早く終わったので、一旦帰宅してからハッセル+デジタルバックを持って近所の浅草寺へ。今日から3日間、暮れの風物詩・羽子板市が行われています。

しかし久しぶりの羽子板市でしたが、以前に比べると随分小規模になったような…。最初「あれ?まだ準備中?」と思ってしまいました。同じ浅草でも酉の市は年々込み合っていますが、こんな時代は魔除けよりも現世利益のニーズが高いんだろうか。


■HASSLEBLAD 500C/M+PhaseOne IQ250+CF60mmF3.5

そういえば昼に行った池袋の駅前では、救世軍のトランペットが哀愁の音色を奏でていました。いよいよ暮れも押し迫ってきました。そしてまだ年賀状は発注すらしていません(汗)。

2014年12月16日火曜日

満員御礼、ですが…

今週20日(土)には、CaptureOneのセミナーをやります。という告知を先週木曜から流したのですが…。すでに申し込みが定員をオーバーしているそうです。まだ若干受け付けるそうなので、ご希望の方は早めにこちらのページをご覧いただき、PhaseOne Japanさんへメールをお送りください。無料ですし、普段なかなか触ることのできない中判デジタルカメラ・PhaseOneも体験できますので是非。

すでに申し込まれている方はCaptureOneが何かをご存知かと思いますが、そうでない方に説明しますとデジカメのRAW現像ソフトです。デジタル画像の編集といえばPhotoshopが定番ですが、CaptureOneは画像になる前のRAWデータを直接編集・加工するため、さまざまな処理がとても簡単かつ無劣化で可能です。もともとはPhaseOneの現像ソフトですが、現在はほとんどのデジカメに対応しており、異なるメーカーで撮っても同じような仕上がりを得ることができます。僕は普段RAW現像は純正ソフトを使うことが多いんですが、七面山の写真集&写真展など、ここぞというときはCaptureOneを使っています。

という話をしながら、編集作業をライブでお見せしようと思っています。自分の写真は何かが足りない…と思っている方は、ちょっとしたレタッチで不満が改善することが多いので、参考にしていただければ。



■HASSLEBLAD 500C/M+PhaseOne IQ250+CF60mmF3.5

せっかくなので↑こんなPhaseOneのデータもお見せしようと思っています。5000万画素の解像力はなかなかですぜ。

2014年12月14日日曜日

よく歩きよく学べ

2泊3日の佐渡取材から帰京。いやー、東京は暖かいですな。というか佐渡が寒すぎました。

昨日は佐渡名物の強風がない代わりに、地元の人も珍しいというドカ雪。そして今日は風も強くなり、晴れたり吹雪いたりという天気。写真を撮るには変化があってよかった2日間ですが、その中を行脚する学生さんや先生たちは大変だっただろうな…。

立正大学仏教学部の寮生さんたちによる行脚を撮るのも、今年で3回目です。一昨年は身延山、昨年は房総で、今年は佐渡。行脚は4年で4か所を巡る仕組みなので、来年の伊豆も同行すれば僕も満行です。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

行脚を終えた寮生さんたち。こっちを向いているのは、僕へお礼の挨拶をするためです。シャッターチャンスだ!と思ってカメラを向けたら、皆さん挨拶のタイミングに困ってしまったようで…どうもすみません。そしてお世話になりました。

この後、東京からバスで来ている寮生さんたちはフェリーへ。一方僕は地元で人気の寿司屋さんで絶品の寒ブリを堪能した後、昼過ぎのジェットフォイルで帰ろうとしたのですが…荒天欠航。ジェットフォイルもフェリーも夕方までないので、コインロッカーに荷物を入れ、こんなとき用にカバンへ忍ばせていたX30だけを持って両津の町を散策。

軽いカメラ1台で知らない町を歩くのもいいな…と歩き始めたときは思ったものの、この3日間レンタカーでかなり走り回っているし、何より途中から吹雪が激しくなって、結局1時間ほどでターミナルへ帰還。結局ジェットフォイルは全便欠航で、JALやANAのファーストクラス並みにフルフラットなフェリーの二等客室へ。そもそも椅子に座りたくても二等には床しかないんですが、薬のおかげか心配していた船酔いもなく爆睡。新潟駅前で名物の新潟ラーメンで一杯やって、ガラガラの新幹線で帰宅しました。

明日からは仕事もいろいろあるけど忘年会ラッシュ。あっという間に2015年ですなぁ。

2014年12月12日金曜日

佐渡!

苦手な深夜バスは3列シートのおかげかよく眠れ、ジェットフォイルも最初はやべーなと思いつつ、寝ている間に佐渡の両津港に到着。というわけで初めて佐渡へやってきました。

寒い! それよりも何よりも佐渡広い! そしてカーナビ使っても道がわからない! 迷子になったり、冬期閉鎖だったり、工事で迂回だったり…。なんだかんだで今日はレンタカーで150km以上走りました。ほんと佐渡広すぎ。


■EOS 5D MarkIII+EF16-35mmF4L IS

有名な宿根木にも立ち寄ってみました。JRのポスターなら後ろ姿のおばあさんじゃなくて吉永小百合さんがいるんですが。

明日からは天気が荒れそうですが、荒れた佐渡は絵になるな…とか思ったり。ヒートテック上下にポーラテックのフリース、ノースのダウンにハードシェルとほぼ冬山の装備で来たたので、どんな吹雪でも大丈夫なはずですが…問題は精神ですな。

2014年12月11日木曜日

セミナーのお知らせなど

納品の約束と飲みの約束がたまって、師ではないけど師走な今日この頃いかがお過ごしですか?

12/20(土)13:30より、四谷のスタジオD21でRAW現像ソフト・Capture Oneのセミナーをやります。Capture Oneを使うとこんなにカッコよく写真を仕上げられまっせ…的な話を、シカノ式プロセスを披露しながらお話しします。詳細はここを。参加希望の方はメールでお申込みください(無料)。

そして8日に発売された「カメラ・ライフVol.18」に、シグマ dp Quattro特集ということで作品とコメントが掲載されています。よろしくどうぞ。



■SIGMA dp2 Quattro

そしてシカノはこれから深夜の高速バスで一路新潟へ。明日朝に初めて佐渡へ渡ります。島流しです。っていうのは嘘で、毎年暮れに撮っている立正大学仏教学部の学生さんたちの行脚を撮影します。一昨年は身延、昨年は房総で、今年は佐渡というわけです。

天気が荒れて相当寒いという心配もありますが、それ以前に高速バスと船という苦手な乗り物2連チャンに不安が。でも大人なので泣かずに行ってまいります。

2014年12月9日火曜日

ハシゴ写真

今日は打合せの後、久しぶりに写真展巡り。

というわけで会場で作者の皆さんを…。


コニカミノルタプラザ・ギャラリーB
「Brick Yard」で、吉田亮人さん…は左の写真集を持っている男性ではなくて、右のiPhone持っている方。左はたまたま来ていた写真家の竹田武史さん。今度飲みましょう!
その竹田さんが手にしている写真集、限定200部で会場にて販売しているんですが…必見っていうか必買です。もちろん僕も竹田さんも買いました。


コニカミノルタプラザ・ギャラリーA
「Trip to the Market」で、島村実那さん。


TOTEM POLE PHOTO GALLERY
「外側を流れる」で、大久保恵さん。


エプサイトギャラリー
「à la gare de Paris -パリの駅にて-」で、中井精也さ…ん?


■すべてEOS 7D MarkII+EF-S24mmF2.8

会期とかはそれぞれホームページ見てください。しかしいろいろ拝見して濃い一日でした。自分も頑張らなくては。

2014年12月8日月曜日

冬の装い

土日で七面山へ登ってきました。前回登った10月末は紅葉が見事でしたが、1か月ちょっとで山はすっかり冬景色に。朝の外気温はマイナス12度で、念のためアイゼンを装着して下りました。七面山に登り始めて5年目になりますが、年を越す前にアイゼンを使ったのはたぶん初めて。

下った後は早川町内を北上して突き当たりの奈良田へ。10月に南アルプスの縦走でお世話になった農鳥小屋の主人・タダシさんへ、そのとき撮らせてもらったポートレートを届けに伺いました。先日NHS BSプレミアムで放送された「新日本風土記・南アルプス」では、“南アルプスでいちばん評判の悪い山小屋”の主としておいしいところを持っていったタダシさん。番組の案内には僕が撮ったタダシさんの写真も使われているのですが、「NHKでかっこよく映ってたじゃないですか」と言うと「あれなぁ、実はなぁ…」と意外過ぎる取材裏話が。タダシさんもすごいけど、命懸けで取材したNHKもすごいわ。



■EOS 5D MarkIII+SIGMA50mmF1.4DG

上はすっかり真冬の装いな七面山。そして下はタダシさん。写真を差し上げたお礼に、「これ持ってけ」と前日仕留めた鹿肉の塊を…。その迫力に圧倒されてしまい、もはやフレーミングはぐだぐだ。

僕が「そんなのさばけないですよ!」と言うと、タダシさんは「さばける!」。やはりこのおじさん、只者ではないです。普通の人は絶対さばけないって。そんなわけで早川町や七面山へ行くと必ず立ち寄る食堂のやませみさんへ持ち込んで、肉をお分けしますんでということでバラしていただいたんですが、逆に果物を袋いっぱいにいただいてしまい…。

帰るなり中断していた仕事で徹夜という状態で、鹿肉は冷蔵庫に入れたままですが、煮るか焼くか悩み中。Facebookでさまざまなレシピを提案していただき、ちょっと悩み中です。赤ワイン煮とカツがうまそうではありますが。

2014年12月4日木曜日

奥之院

昨日は前夜から泊まりで身延山へ。再来年が山頂・奥之院思親閣に祀られている日蓮聖人のお母さまの750遠忌ということで、ロープウェイで山頂へ登ってそのポスターを撮影してきました。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

はるか遠く、山並みの向こうには駿河湾が。左手の富士山もすっかり雪を被り、生クリームたっぷりのケーキのようでした。

そういえば身延山の仕事で、例年ここから初日の出を撮影していますが、いつからなのかと思ったら2008年からでした。7年連続で年越しは自宅にいないわけか。そして今度の年越しももちろん身延山です。

しかし不思議なのは7年連続で初日の出が撮れたこと。来年の元旦も晴れるといいですな。

2014年12月2日火曜日

ただいま…

今日は朝から撮影→戻って納品→もひとつ納品→某編集部で撮影しつつ納品、でそのまま身延山へ。ええ、昨日身延山から帰ってきたばかりですが…僕のおうちは一体どこなのでしょうか。

明日は朝早くから身延山の山頂でお仕事の撮影。そのために前泊しているのですが、一昨日の「修行走」とはうって変わって非常に寒いです。ダウンは持ってきたけどヒートテックを忘れてしまいました。最近厚みを増したといわれるミートテックで頑張ります。


■FUJIFILM X30

2014年12月1日月曜日

「修行走」満行す

昨日は僕がポスターを撮影したトレイルランニングレース「身延山七面山修行走」。昨年は初めて撮る被写体に悪戦苦闘しましたが、今年は2度目なのでほぼ狙い通りにレースを追いかけることができました。


■EOS 7D MarkII+TAMRON16-300mmF3.5-6.3VC

修行走にホンモノの修行僧が!

僕も撮影でお世話になっている東京・谷中学寮(立正大学仏教学部の寮)から4年生の矢島選手が参加。ショートコースとはいえ、この“正装”で1時間42分は立派です。っていうかロングコースを追いかけていたので、走っているところが撮れなくて残念。

来週はその学寮の皆さんの行脚を撮りに佐渡へ行きます。しかも矢島選手は行脚の先頭だそうです。よろしくお願いいたします。


しかしあの登って下りてまた登って、累積標高差2700m(つまり2700m登って、2700m下る)の36kmを、今年のトップ3は4時間を切ってゴール。僕なら七面山を登るだけで4時間かかるので…やっぱり意味がわかりません。

今回僕と一緒に現地へ向かったロングコース出場の馬場選手をはじめ、顔見知りの方が何人もリタイアしていて残念ではありますが、来年のレースに向けて修行を重ねていただければと思います。

しかしこのレースを撮るために買ったような7D MarkII、やっぱり大活躍でした。レンズ交換をしている暇はないという昨年の教訓から、ほとんどタムロンの16-300mmで撮りましたがそれも大正解。一本で25mmから480mmまでカバーできるんだから便利なのは当たり前ですが、慣れない撮影は身軽で臨むに限りますな。

2014年11月28日金曜日

初陣

今日は朝から日没まで雑誌のロケ。担当編集者は入社1年目の初々しい新人さん。ロケというもの自体、今日が初めてだそうです。初陣がシカノと2人きりでいいのだろうか? 女性ですがAKBが好きだそうで、「誰推し?」と聞いたらゆきりんだと。たぶん彼女、ゆきりんより若いんだよな…。

でもさすが大手出版社に採用されるだけあって、飲み込みの早さには感心しました。そのまま立派な編集長へ育ち、シカノにも引き続きお仕事をいただければ、この上ない幸せです。



■EOS 7D MarkII+TAMRON16-300mmF3.5-6.3VC

すっかり仕事カメラになった7D MarkII、とにかく使いやすくて助かっています。でもあまりお行儀のよろしくない場合はピントが合わないみたいだな…(これは仕事じゃなくて、信号待ちをしていたら隣ではしゃいでいた外国人の兄ちゃん)。


ロケから帰宅すると、ポスターなどに写真を使っていただいた「新日本風土記」南アルプスの放送が始まり…。いやー、次から次へと知っている方ばかり出てきて、見終わったらなぜか目から生理食塩水が…。

しかし全編にわたってNHKの取材力と映像の美しさに感服しましたが、僕も同じ場所を2年後写真集にまとめるわけで、負けずに頑張らなければと気を引き締める次第です。なお見逃したという方! 12/3(水)午前8時からと、12/6(土)午前6時からBSプレミアムで再放送があります!

そして明後日30日はそんな峰々を舞台にしたトレイルランニングレース「身延山七面山修行走」。こちらのポスターも撮影させていただきましたが、当日ももちろんカメラマンとして参戦します。近隣の方はぜひ応援にお越しください! といってもトップ選手はお昼前にゴールしちゃうと思いますが…。

2014年11月27日木曜日

「新日本風土記」南アルプス

いよいよ明日21時より、僕が番組ポスターなどを撮影したNHK BSプレミアム「新日本風土記」南アルプスが放送されます。



番組ポスター。3枚の写真のコラージュで、左からX30で撮った北岳、5D MarkIIIで撮った七面山・白糸の滝、PENTAX 645Dで撮った七面山の御来光です。こんな大胆なデザインで使われるとは思いませんでした。デザイナーさんに感謝。

番組本篇も僕がずっと撮影をしている七面山や早川町が主な舞台ということで、シカノはこういうところに通っているのか…と知っていただければ幸いです。登場する人物はおそらくほとんど顔見知りなので僕も楽しみです。っていうか僕も見切れているかもしれませんが…。

というわけでおまけで取材時の様子。


■HASSELBLAD 500C/M+CF80mmF2.8+FUJICOLOR PRO400

お盆の川供養にて。反対にNHKのスタッフさんたちが僕のカメラに見切れてしまっていますが、むしろ入れて撮ってもよかったな。


そして宣伝その2。日経トレンディネットの連載を更新(ここ)。おかげさまで足掛け2年で20回目を迎えました。今回は明後日発売のオリンパス40-150mmF2.8。個人的にすごーーーく欲しいけど、こないだコレ買っちゃったし、来月出るアレも欲しいし…。でもいいレンズなのでオリンパスやパナソニックをお使いの方はどうぞ。そして僕にも貸してください。

2014年11月25日火曜日

予防接種

今日は近所の病院でインフルエンザの予防接種。先週の土曜は待合室に20人くらいいて断念したのですが、今日は10人くらい。でも1時間半待ちでした。

しかし予防接種を打つと、もう年末か、1年経つのも早いなぁ…と思うわけで。そして11月がとても暇なのに、12月がとても忙しいのがなぜか毎年の流れ。今年も先週ののんびりムードが一転、今週から慌ただしい感じに。しかも天気のせいでそれとこれが日程変更で、さらにあれの仕事が入ってきて…。インフルエンザになんて罹ってらんねえな。


■SIGMA dp1 Quattro

2014年11月22日土曜日

お点前

今日はたいちゃんの写真展会場で、某カメラメーカーにお勤めのカトーさんと待ち合わせ。シカノが今写真を生業にして、あれこれ撮らせていただけているのは、足掛け20年にも及ぶさまざまな方々との出会いの賜物なのですが、なかでもかなり重要な存在がカトーさんです。カトーさんがいなかったら、もしいても僕に声を掛けてくれなかったら、たぶんシカノは今も別の仕事をしていたでしょう。

そんなカトーさんはたしか2年前に大病をされたのですが、本人の懸命なリハビリ、そして奥さまの献身的なサポートにより無事会社に復帰されました。その後もときどきすれ違って立ち話はするものの、ゆっくりお話しする機会がなかったのですが、先日カトーさんの方から「お茶でもしようよ」とお誘いいただきました。

というわけで72ギャラリーの向かいの激しく渋い喫茶店で、2時間ほどお互いの近況や業界の四方山話。最近の作品をお見せすると鋭い指摘をされて、ああ倒れる前のカトーさんにだいぶ戻ったな…と、妙な理由でうれしくなってしまいました。

でも話に夢中になるあまり、そんなカトーさんの姿を撮っておらず…。新しく買った7D MarkIIをさんざん自慢したのに(笑)。



■EOS 7D MarkII+EF-S24mmF2.8

待ち合わせよりだいぶ早くうちを出たので、皇居の紅葉でも撮ろうと思ったら、東京駅の真ん前でお茶を立てていました。しかも自転車の移動茶室! 僕も一服させていただきましたが、結構なお点前でした。

早川町で移動写真館をやっているシカノも負けていられんな…。来年は自転車で町内を回るか。無理か。

2014年11月20日木曜日

今月の仕事

今日はカメラ雑誌の一斉発売日。「CAPA」12月号では年末恒例的なお買い物ガイド特集で、高級コンパクトとアクションカメラを担当。高級コンパクトはdp1 QuattroにLX100、G7X、X30、STYLUS1sと5台をじっくり実写しております。

一方「日本カメラ」12月号では特集「冬の光を生かす街撮り術」で、1ページですがシカノ的冬季撮影術を。

どちらもよろしくどうぞ。


■SIGMA dp1 Quattro

2014年11月19日水曜日

冬のひみつ堂

谷中のお寺さんへ野暮用があったので、かき氷の「ひみつ堂」へ寄り道。夏の土日などは外で2時間待ちとかもあるようですが、地元民は好き好んでそんな苦行はいたしません。もっぱらオフシーズン狙い。今日も5分ほど待ったら席に着けました。もっとも暑い日の方が1.6倍くらいうまいんですけどね…。


■EOS 7D MarkII+EF-S24mmF2.8

今日はみかんヨーグルト。冬季限定のグラタンがめちゃめちゃうまそうなんですが、糖類王はやはり氷に目(というか口)がいってしまうのであります。

2014年11月18日火曜日

dp1 Quattro

昨晩突然自宅のインターネットが途切れ、まあそれはよくあることで(Chrome特有の症状)普段ならちょちょっといじればすぐ治るんです。ところが今回はまったく解決せず。今日もiPhoneで対処法を調べながら、あれこれ試みても一向に繋がらず…。

ルータが原因ということまでは突き止めたので、LANケーブルを抜いてモデムに直接差したらひとまず復旧。MacBookやiPadはWi-Fiで繋げているので、何とかしないといけないんですが。1本を2本にするくらい、もっとシンプルにしてくれればいいのに。


■SIGMA dp1 Quattro

このところ外出のお供は7D MarkIIですが、天気の良い日はdp1 Quattroも一緒。というわけで外出時の荷物は増え気味です。

シグマのホームページに先日からdp2で撮影したスナップが掲載されています(ここ)。個人的には28mm相当のdp1はちょっと広すぎて、45mm相当のdp2の方が使いやすいんですが…。でも旅に出るならdp1かな、なんてことを思ったり。

何人かの方に「1と2どっちがいいですか?」という質問も受けたのですが、これはもう個人の好みや撮り方によるので何ともいえません。ただひとつのヒントとして、iPhoneやスマホのカメラの画角がちょうどいい、あるいはもっと広くてもいいと思うならdp1。広すぎると思ったり、Instagramなどでトリミングしてちょうどいいと思うならdp2じゃないかと思います。まあ両方買えば疑問は100%解決しますが(笑)。

2014年11月16日日曜日

高校生諸君!

今日は山梨県立美術館で行われた高校芸術文化祭へ。山梨県内の高校写真部が参加する写真部門の審査員を仰せつかってきました。

山梨では一昨年も年3回ある審査会の審査をやらせていただきましたが、今回は今年度の審査会で選ばれた作品+新作の約220点から、来年の全国大会や関東大会へ進む作品を選ぶ作業。前回にも増して責任重大です。

すでに3回の審査を通過してきた作品が多いので、全国行きの5作品と関東行きの20作品はわりとすんなり決定。直感でいいなと思った作品と、惜しいけど次に期待したい作品を、なんとなく自分の中のバランスで選んでみました。

何人かの先生に「シカノ先生の審査の基準は何ですか?」と聞かれたのですが、僕の場合は着眼点やタイミングももちろんあるんですが、構図と光もかなり基準にしています。この2つで損をしている作品が多く、逆にいえばほとんどの高校生はこの2つを意識すれば劇的に写真がうまくなるんじゃないかと思います。いきなりかっこいい構図を決めるのは難しくても、ファインダーの四隅を確認することはできるはずです。


■SIGMA dp1 Quattro

授賞式は書道部門や美術部門とともに屋外のステージで。天気に恵まれ、紅葉もきれいでした。しかしなぜみんな行儀よくこちらを向いているかというと、演壇からしゃべりながら撮っているから。そしてこれは客席の一部。あまりの人数でさすがにちょっと緊張しました。

表彰式の後は写真部門の展示室に戻って、受賞作品を作者本人に持ってもらい、ひとりひとりに講評&インタビュー。シャイな生徒が多くて僕が勝手にしゃべり倒してしまいましたが、少しでも参考にしていただければ、山梨に縁のある人間としてはうれしい限りです。

2014年11月14日金曜日

日々の写真

最近初めて会う方に「ブログ見てます」と言われることが多いのですが、気まぐれでしか更新してなくてスミマセン…。ここ1年くらい仕事や作品以外で写真を撮ることが減ってしまったのですが、ここにきてX30、dp1 Quattro、そして昨日買った7D MarkIIと商売道具の“新陳代謝”が進んだので、また以前のように毎日写真を心掛けようかなと。撮らないと下手になっちゃうし。


■EOS 7D MarkII+EF-S24mmF2.8

明日・明後日はそれぞれ別のところで教える仕事。明後日は山梨県の高校生写真部員たちが相手です。朝からなので明日の晩は甲府駅前のホテルをとりましたが、これだけ山梨に通っていて甲府市街に泊まるのは初めて。早起きできたら散策しようかな。たぶん無理ですが(笑)。

2014年11月13日木曜日

7D MarkII

先月末に発売されたEOS 7D MarkIIですが、発売日に予約して、今日買うことができました。当初は買うつもりはなかったものの、今月30日の「身延山七面山修行走」とか、ときどきある寄席とか、連写と望遠が必須の仕事も多いので…。

発売前にもこのムックの仕事で使いましたが、初代7Dから5年経ってのモデルチェンジなので、見た目はそっくりだけど中身は随分違いますね。5D MarkIIIのサブ機に使っても違和感がなさそうだし、むしろストレスなく撮影できるという点ではこっちがメインでもいいくらい。しばらくは仕事マシンとして活躍してくれそうです。

ついでに今日発売のEF-S24mmF2.8も購入。実売2万円を切っていたので、お遊び&予備レンズとしていいかなと。そしてファーストショットは、なぜか昨日に続いてこの御仁です。



■EOS 7D MarkII+EF-S24mmF2.8

秒10コマの連写でGIFアニメ作れ作れとうるさいので、作ってみましたよ。今日日GIFアニメかよという気もしますが。60pのフルハイビジョン動画が撮れるのにな。

2014年11月12日水曜日

「NIGHT LIGHT」

今日から京橋・72ギャラリーたいちゃんの写真展「NGIHT LIGHT」が始まりました。先月の「ナウル日和」のスピンオフ企画で、日没から夜明けまでの夜間に撮った写真だけで構成されています。個人的にはこっちの方がいい展示なんじゃないかと…。まあ本篇じゃない方が本篇よりおもしろいというのはよくある話。そして本篇じゃない方がおもしろいから、本篇もまたおもしろくなるってもんですよ。



■FUJIFILM X30

終わってから居合わせた皆さんと行った蕎麦屋にて。徳利に箸を指しているように見えるのは、別に悪意があるからじゃありませんよ。しかし昨日もこんな写真を撮ったような。

展示は11/30までのロングラン。休館日はあるけど20時まで開いているというのはいいですな。

2014年11月11日火曜日

三茶的餃子

ちょっとページ数がある雑誌仕事が校了したので、夜は外へ飲みに出掛けました。



■FUJIFILM X30

今宵のお相手は餃子の奥で、いろんな意味でボケている御仁です。

餃子は何にも言わないけれど、餃子の気持ちはよく分かる…。

そんな餃子の皮に包まれたくなる夜でした。なんのこっちゃ。

2014年11月10日月曜日

来年こそは…

昨日は早川町で「第20回南アルプス温泉郷はやかわ紅葉とそばまつり」。7月から町内のイベントのたびに行ってきた“はやかわ移動写真館”を行ってきました。

今までの写真を壁一面に展示しつつ、まだ撮影していない町民や出身者を探しては撮影。40名の方を撮らせていただきました。正確にカウントしていませんが、たぶんこれで580名くらいを撮ったはず。移動写真館は今年はたぶんこれで最後。来年はまた春から再開します。ここから数字を伸ばすのが大変そうですが、再来年の写真集にはひとりでも多くのポートレートが載せたいと思います。


■SIGMA dp1 Quattro

イベント開始直後から雨にたたられましたが、終わって県道を走っていると、こんな幽玄な景色が続いていました。早川は紅葉のピークです。

しかし超久しぶりな方、まあまあ久しぶりな方、ちょっと久しぶりな方、初めてだけど初めてのような気がしない方、まったく初めての方などなど、まあよく人に会った日でした。

そして今日は仕事が終わって…といいたいけど、終わらないので中断して、近所の浅草鷲神社へ。酉の市で古い熊手を納め、新しい熊手を買ってきました。



■OLYMPUS OM-D E-M1+M.ZUIKO12-40mmF2.8

今年は商売繁盛だったのかそうじゃないのか微妙な一年でしたが、来年こそ商売繁盛でありますよう…。移動写真館も前年比120%くらい撮りたいところです。

※日経トレンディネットの連載が更新されました(ここ)。今回はオリンパスのBCL-0980…って書くと何だかわかりにくいんですが、魚眼ボディーキャップレンズです。よろしくどうぞ。

2014年11月4日火曜日

来年6月の写真展に向けて…

昨日は徹夜のまま夜明け前に東京を出発。早川町の町民文化祭へ行ってきました。もっとも当日会場で知ったのですが、正式名称は「文化・福祉・健康まつり」というのだそうです。

町民の皆さんの工芸作品や書画を展示するほか、ステージでは舞踊や劇などの出し物、ヨガの指導などなど、朝から夕方までいろいろ盛りだくさんな祭です。そこに町民じゃないけど、町を撮っているということで展示スペースをいただきました。

僕は再来年の写真集のために撮影した町の皆さんのポートレート、に加えてスナップを10点ほど展示。ポートレートは町民全員を目標に撮影していますが、これまで543名を撮りました…と思ったらダブルカウントをしている方が結構いて、実際は540名くらいだと思いますが、それをずらーっと並べてみました。




訪れるお客さんにはすでに撮影させていただいた方が多く、ご自分はもちろん、友人や親戚を探したりで随分楽しんでいただけたようです。さらにはまだ撮っていない方が「私はまだよ」と自分から声を掛けてくださったり、今年7月に全員撮影計画を始めた頃に比べると、町民の方の理解度は500倍くらいに膨らんだ感じです。


そして来週日曜日は、GWの山菜祭りと並ぶ早川町のビッグイベント「第20回南アルプス温泉郷はやかわ紅葉とそば祭り」、通称そば祭りが行われます(詳細)。会場内では撮影用ブースを設置しますので、お近くの方はぜひ遊びに来てください。

さらに来年6/6(土)〜6/28(日)には、昨年9月に写真展を行った早川町のギャラリー「はやかわ創造空間COCOROTO」にて、再び写真展を行います。いまこんな感じで僕の写真を飾っていただいている、ギャラリーそばの「麓の直売所cafe」もお借りして、ダブルで展示する予定です。内容はもちろん早川町で撮った写真になります。詳細は冬の間じっくり考えますが、町民の皆さんにも、町外からお越しの皆さんにも楽しんでいただける内容にしたいと思っています。

2014年10月31日金曜日

神さま仏さま

都心はハロゲンだかヘロインだか何だかで盛り上がっているようですが、日本に昔からいる神さまや仏さまはあの騒ぎをどう思われているのでしょうか。うちの祭りもなぜあんなふうに若い衆が参加しないんだ!とか、俺も仲間に入れろ!とか思っているのかもしれませんが。

しかしハロウィンって一体なんなんでしょう?



■PowerShot G7X

2014年10月30日木曜日

7D MarkII

不惑の年なのにカメラの操作から人生に至るまで惑いっぱなしの今日この頃ですが、本日発売のEOS 7D MarkII、買うべきかどうか惑いまくってようやく決断。某カメラ店に予約を入れました。11月中旬か、遅くても下旬にはお渡しできますとのこと。

実際のところカメラもレンズもフルサイズで揃えていると、APS-Cフォーマットのカメラって扱いが微妙になってくるんですが、レンズのレビュー仕事をしていると必要なんですよね…。それに11/30の「修行走」とか12月の佐渡とか、7D MarkIIの機動力が役に立ちそうな撮影がすでにいくつかあるので買ってもいいかなと。

ちなみに本日発売とはいえ、学研の「キヤノン EOS 7D Mark II スーパーブック」の仕事で実機は体験済。新しくて便利な機能もいろいろあるし、サクサク撮れていいカメラです。ボケか超広角が求められない仕事なら、フルサイズじゃなくてこっちを使うかも。もっとも最近は大きなボケを要求される仕事が多いんですけどね…。



■EOS 7D MarkII+EF16-35mmF4L IS

というわけで仕事の没カット。真夏の尾道で撮りました。

2014年10月29日水曜日

遠くへ行きたい

最近人に会うと「忙しそうですね」「今日は東京にいるんですか?」「いつも山梨にいるんですよね?」と言われることが多いというか、ほとんどそれしか言われないのですが、シカノは皆さんが思うほど忙しくもないですし、いつも東京にいます。

といっても手帳を見たら8週連続で山梨へ行っていました。週に2回行ったり、泊まりがけで行ったときもあるので、いつもいると思われても仕方ないか。そして来週も再来週も再々来週も行くんだった。


■PowerShot G7X

東京もめっきり寒くなったし、まあ山梨はとっくに寒いんですが、今年はこのまま東京と山梨の往復で終わるんだろうなぁ。年末までずっと飛び飛びで予定が入っているので、とても久しぶりに海外へ行かない年になりそうです。海外とはいわなくても、たまには仕事抜きで(山梨ではない)遠くに行ってみたいですが。

…っていうのはたぶん昨日こういう展覧会を見た影響かも。70年代の国鉄のポスターがいっぱい展示されていて、その頃に比べたら交通手段も随分発達したわけですが、でも遠くはやっぱり遠いんだよな。

2014年10月27日月曜日

紅葉

一昨日~昨日の土日は身延山の門前有志の皆さんほか総勢12名で七面山へ、いち参拝客として登ってきました。門前の方々は身延山を未明に出発しての山越しでしたが、僕は途中の七面山登山口で合流。本当は久々に山越しをしたかったんですが、日曜の午前中は早川町ソフトボール大会が。登山口に車を置いておかないとそちらの撮影に行けないので山越しは断念。しかし身延の皆さんとの登詣はとても楽しい体験でした。また来年も参加したいですな。


■SIGMA dp1 Quattro

七面山は紅葉が見頃。標高約1700mの敬慎院はたぶんピーク、写真の中腹も赤く染まっていました。こないだの農鳥岳も人生で見た中で最高レベルにきれいな紅葉だったけど、どうやら今年は当たり年のようです。

そんな七面山から下りた後はソフトボール大会をやっているグラウンドへ。さらに大会が終わった後は、町内で子供たちがツリーハウスと筏を作っているのでそちらを撮影。というわけで慌ただしい一日でありました。

次の山梨は11/3。早川町町民文化祭に、町民じゃないけど特別枠(?)で参加します。これまで撮った町民の皆さんの写真をすべて(たぶん540人くらい)展示。さらに11/9の日曜には、早川町の一大イベント「第20回・紅葉とそばまつり」が行われ、移動写真館をオープンする予定です。お近くの方はぜひ遊びに来てくりょーし。

2014年10月22日水曜日

変わるんです

■FUJIFILM X30

自分の殻を破ることが大切、みたいなことを最近よく耳にするけど、それを痛感することもまた多く…。街角を飾る笑顔もまた破られ、次は何が貼られるんでしょうか。貼るといえば請求書に貼る切手は80円じゃなくて82円だということを、いい加減忘れないようにしたい今日この頃です。

2014年10月20日月曜日

北の池さん

最近は早川町へ行ったときくらいしかブログを更新しないシカノですが、そういうわけで昨日も早川町へ行ってきました。前夜はたいちゃん三村漢くんのトークショー→飲み会、もとい勉強会で終電までアルコール成分の勉強に励みましたが、日頃の行いのおかげか寝坊せずに朝7時出発。

昨日の目的は、北の池七面宮の大祭。僕のライフワークである七面山の大祭は毎年9月19日。北の池はその分社で、ちょうど1か月遅れで大祭が行われるというわけです。地元集落のおかあさんたちから以前「いいお祭りだから撮りに来てよ~!」とお誘いいただき、これは行かねばと馳せ参じた次第。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

いやー、いいお祭りでした。北の池自体も初めてだったのですが、町内にこんな神秘的な風景があったとは。

しかし集まった人たちはなぜか全員大きな紙袋を持参。おかあさんたちから「あらシカノさんはないの? あげようか?」と言われたのですが、途中でその理由がわかりました。餅まきで餅や餅じゃないものを拾うためでした。餅まきがあるとは聞いていたけど、餅じゃないものまでまかれるとは…という様子はフィルムで撮影したので現像してのお楽しみ。“あれ”が写っていればいいんだけどな。

また昨日は山梨日日新聞で僕の撮影の様子が紹介されました(ウェブ版。有料会員しか全部読めませんが…)。1週間前の移動写真館で取材をしていただき、「社会面で紹介します」とは聞いていたのですが…。行きのサービスエリアで1部買い、ベンチで広げたものの、見た瞬間に思わずページを閉じてしまいました。まさかのトップ記事なんだもん。

お祭りでも皆さんから「見たよ」「見たわよ」「見たずら」と冷やかされ、挨拶に来た町長さんからもイジられ…。でもこれで今後の撮影は一層やりやすくなるかなと。そして今度の日曜もソフトボール大会で撮影です。代打でお声が掛かる可能性もあるので、明日はバッティングセンターで特訓です。

2014年10月17日金曜日

「ナウル日和」

昨日からはキヤノンギャラリー銀座で小澤太一写真展「ナウル日和」がスタート。というわけで行ってきました。タイトルは「ナウルビワ」かと思ったら、普通に「ナウルびより」だそうです。



■FUJIFILM X30

珍しくスーツ姿のたいちゃん。全身を写すと七五三みたいでかわいそうなので、アップで撮りました。

会場ではもうすぐ発売される同名の写真集も先行発売。この写真集がなかなかいい感じなのですが、なんでこのカットが展示されてないの?…と思ったら、来月もうひとつ写真展あるんだっけ。まあそれもあるんだろうけど、展示と写真集ではだいぶ印象が違いますね。それを比べてみるのもおもしろいかと思います。

明日18日(土)はその写真集をデザインした三村漢くんと、たいちゃんのトークショーが会場で17時からあります。三村くんとは僕も編集者時代からの付き合い。今は身延山の仕事を一緒にやってもらっています。というわけで僕も明日は乱入…いえ冷やかしに、いえいえ拝聴に伺います。夜露死苦哀愁。

2014年10月14日火曜日

移動写真館ずら

昨日土砂降りのなか山梨から帰京。途中何度も「川」に乗ってコントロール不能になったりしたのですが、うちに着いた途端雨がやんで、大量の荷物を濡れずに運び込めました。でも終わった途端にまた土砂降り。あの一瞬はなんだったんだろう。

一昨日は早川町の「はやかわとらネコ市」で移動写真館を開設。山梨へ向かう直前にカウントをしたら、これまで撮影した人数が499人。今回31人撮影し、累計は530人に達しました。再来年の写真集のテーマである「全町民を撮影」まであと600人くらい? まだまだ道のりは遠いですが、500人を越えて少し手応えを感じつつあります。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA50mmF1.4 DG

この笑顔! …は残念ながら町民ではなく、この日たまたま会場の「湯島の湯」に泊まっていたペルーからの留学生です。東大で土木工学を勉強しているそうで、「すごいね。優秀なんだね」と言ったら「日本人は入るの大変だけど、留学生なら結構チョロいんすよ」。そんなナイスガイだけど、写真集に使えないのが残念。なのでブログに使いました。

そして一昨日はNHKと山梨日日新聞に取材していただき、NHKは当日夜の県内ニュースで放送されました。昨日はNHKのホームページでも見られたのですが、もう期限が切れてしまったようで…恥ずかしい場面もあったりしたので、まあ少し安心ですが(笑)。山日さんはさらに取材して、後日大きく掲載したいとのことでした。いやはやありがたい限りです。


それが終わって休む間もなく、隣の身延町へ移動。夕方から夜遅くまで身延山御会式の万灯行列を、そして昨日も御会式の大法要を撮影。これは来年の御会式のポスターのため。

そんな身延山久遠寺のポスターをここ5年ほど僕と一緒にやってくれているデザイナーの三村漢くんが、このたび僕の友人である小澤太一先生ことたいちゃんのファースト写真集「ナウル日和」を手掛けました。発売はまだ先のようですが、今週木曜からキヤノンギャラリー銀座で開かれる写真展で先行発売するそうです。

18日(土)の17時からは、そんな三村くんとたいちゃんのトークショーが写真展会場で行われます。僕も冷やかし…いえ拝聴しにいきますので、よろしければ是非。