2010年3月30日火曜日

写真集の見本完成

昨日は午前0時過ぎに帰宅して、F1オーストラリアGPの中継を見ながら2日間のデータを整理……でも終わったのは中継もとっくに終了した午前3時過ぎ。


そして今日も朝からバタバタと用事をこなして体はボロボロですが、なぜか充実感にみなぎっているシカノです。


なぜ充実感があるのかというと……



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今日写真集が完成。まだ製本作業は終わっていないと思いますが、とりあえず完成したものを1冊だけいただきました。印刷会社の担当営業さんから「おめでとうございます!」といわれ、ああオレの本なんだな……と実感が湧きました。


中を開くと平凡社の新刊案内が挟み込まれていたのですが。



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我が「甦る五重塔 身延山久遠寺」も掲載されていました。というか今平凡社のホームページを見たら「新刊・近刊情報」のところに掲載されていました。


あとは来週5日の発売を待つばかり……といいたいのですが、明日から2泊3日で、またまた身延山を撮りに行きます。五重塔とは別の切り口で、また身延山を撮っていこう……と思っています。
パソコンを持っていかないので、ブログは余裕があったら昨日一昨日のようにケータイからアップします。写真が90度傾いていたらゴメンナサイ(どうもうまくいかんのです……)。



2010年3月29日月曜日

2010年3月28日日曜日

鯖寿司も

買いたいが、あまりのボリュームで食べきれそうに…泣く。断念。

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いくら糖類王でも

この行列に並んで大福を買う気にはならんな…。っていうかそんな時間がない…。

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京都も桜が

咲き始めています。でも桜の撮影じゃないのが残念…。

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2010年3月27日土曜日

結構忙しいのです

昨日は一昨日に続いて早朝発で身延山。用事を済ませて東京に戻ってきたのが夜7時過ぎ。オリンパスギャラリー東京で始まった薬師洋行さんの写真展のオープニングパーティーに終了15分前(すでに中締め後)に駆け込んで、ひと通り展示を見て、薬師さんにご挨拶をして、さらにその後打合せやら何やらをして帰ってきたのが午前0時前。さすがに帰宅したら何もできませんでした……。



今日は朝から事務作業をしたり、病院に行ったり、帰ってまた事務作業をしたり……。


すると昼過ぎ、ケータイにモンゴルマン清水氏から電話が。昨晩薬師さんのパーティーでちょっと顔を合わせたので、何かあったのだろうかと思いきや……


「あのう……シカノさんの縄張りの身延山に来てるんで、挨拶しとこうと思って(笑)。今日は来てないんですか?」


もし今日も行っていたら3日連続です。そんなに毎日は行かない……っていうか向こうに泊まりますワ。



 


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■EOS 5D MarkII+EF24-105mmF4L IS


これは昨日の身延山。


今日は一転して絶好の桜撮影日和だったみたいです。モンゴルマンにおすすめの撮影ポイント(?)を教えて差し上げたのですが、夜再び電話があり、非常に楽しい撮影になったとのことでした。よかったよかった。




夕方はある用件で山本おじさんと会い、夜は新宿で明日明後日の撮影で必要なものを買い出し。明日早朝の新幹線で京都に行って、明後日のほぼ最終の新幹線で帰京します。京都は桜の見頃だと思いますが、桜には目もくれず……な仕事です。
夜か早朝に祇園白川のあたりでも、ちょっと散歩できたらいいですけどね。



2010年3月25日木曜日

身延山のしだれ桜

今日は朝7時前にうちを出て、所用で身延山へ行ってきました。


桜が例年よりかなり早く咲き始めているとのことで、撮影に行ったわけじゃないのに、一応カメラ1台+レンズ1本だけは携行。やっぱり撮ってしまいました。



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■EOS 5D MarkII+EF24-105mmF4L IS


晴れたらよかったのに……という気もしますが、晴れたら撮影に夢中で大変だったかもしれないですね(笑)。でも実は晴れの身延山よりも、雨の身延山が好きだったりします。来月発売の写真集にももちろんこのしだれ桜のカットを入れていますが、今日のようにしっとりと雨に包まれている姿です。

この雨で桜も少し長持ちしてくれるといいのですけどね。


身延山で昼過ぎまで用事をこなして、夜に帰京。そのまま打合せなどをして日付が変わる頃に帰宅。駅からの道があまりにも寒くて、速攻で熱い風呂に入りました……。
明日も今日と同じく6時起きで身延山へ行ってきます。さて寝ないと。



2010年3月24日水曜日

これが写真集のカバーです

写真集は今日から製本作業に入りました(たぶん)。というわけでカバーを初公開……。




Cover


こんな感じ。アートディレクターの松澤政昭さんがかっこよく装幀してくださいました。中身も撮影者の僕が「おっ!」とびっくりしてしまう構成を、松澤さんはこれでもかこれでもかと仕掛けています。


ちなみに書店ではこのカバーの上に、五重塔に近い色の帯が付いているはずです。



というわけで実作業に関しては著者の手を離れたわけですが、これから販売に向けていろいろとプロモーション活動(?)が待っています。


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今日はデニーズにて、この親分にお知恵を拝借……。左下の黒い物体は、僕の頭です。

実るほど頭を垂れる稲穂……だったらよかったんですが、うなだれているだけという説も。



2010年3月23日火曜日

お花畑で

今日はこんなイベントのため、朝6時起きで千葉市花の美術館に行ってきました。僕は参加者ひとりひとりの写真を撮るのが仕事だったのですが、20人はさすがに疲れました……。


でも参加者の皆さんには楽しんでいただけたようで何よりです。マクロレンズはおもしろいですね。って僕は今日使っていないのですが……。


講師の並木隆さんとは初対面。でも僕の身近には並木さんと深い付き合いの方が多く、いろいろな「並木伝説」を聞いてきたのですが……いやはや素敵なお方でした。伝説の持ち主はやっぱり何かが違います。




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■EOS 5D MarkII+EF17-40mmF4L



伝説の持ち主といえば、花の美術館でこんな御仁に遭遇……。


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ずっと欲しいカメラバッグがあるのですが、この御仁がすでに使っておられるので、恐れ多くてとても買う勇気がございません(笑)。
今日も御仁はそのバッグを執事……いや担当編集者さんにしっかりと持たせていました。O本さんご愁傷……いえご苦労さまです。



2010年3月22日月曜日

久しぶりの柴又

映画「男はつらいよ」を一回も観たことがないという女子2名と葛飾柴又へ行ってきました。



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彼女たちは初柴又ですが、僕はこの近くで生まれ育ったので庭みたいなもの。5~6年ぶりに来ましたが、あまりの変わらなさにびっくりしました。



 


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■OLYMPUS PEN E-P1+M.ZUIKO 17mm/DAYDREAM

寅さんはホームドラマじゃないですよー(笑)。




夜は先週に続いて上京している柴田農林高校・山下センセー&コザワ巨匠と、新宿西口の焼鳥屋へ……。




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何を撮ってるんだセンセー。




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アンタは普段から何を狙っているのかわからん(笑)。



2010年3月20日土曜日

写真集はこうして印刷!?

写真集の印刷立ち会い・後半戦。遅くまでかかりながらも無事終わり、すべて刷り終わりました。印刷工場のオペレーターさんがとてもすばらしい仕事をしてくださったおかげで、120%納得のいく仕上がりになりました。


ところで昨日ちらっとハイテクで刷っていると書きましたが、今日印刷会社の担当営業さんに恐る恐る「写真撮ってもいいですか……?」と聞いたところ……


「あれですか? 別にいいですけど……」。


えっ! いいんですかっ!


というわけでハイテク装置を公開!!



 



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■OLYMPUS PEN E-P1+M.ZUIKO 17mm/TOYPHOTO


これが何だかわかった人は活字の鬼です。そう、本物の活字です。


上はずらーっと並んだ棚。これでもほんの一部。ここからオペレーターが原稿片手に1文字ずつ活字を拾っていきます。下の写真は文庫本の活版。棚から拾った活字を木枠に1文字ずつはめこんでいます。


というわけで僕の写真集は活版で刷っている……わけはありません。かつては自社オリジナルの活字を使い、現在はその書体をデジタルフォント化しているという印刷会社だけあって、工場の一角には誇らしげにこれらが展示されていました。


僕が写真を撮っていると、担当営業さんがこれを実際に使っていたベテランの社員さんをわざわざ呼んできてくれました。元活版職人の社員さんは「行間は木の板で調整するんですよ」とか「Q数変更なんて今じゃ一発だけど、この頃は全部やり直しでねぇ……」など、いろいろテクニックや苦労話を聞かせてくださいました。


実は僕も小学校の社会科見学で新聞社に行き、このような活字による製版作業を見ました。お土産に1人1文字ずつ活字をもらった記憶があります。25年くらい前ですが、その頃はまだ活字だったんですね。手で1文字ずつ拾って組んでいくなんて、ある意味今じゃ想像できないハイテクです。



ハイテクといえばこの人も……。


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昨年7月の写真展に来てくださった際、僕に「これ写真集にしようよ」と提案。それを本当に実現しちゃった敏腕プロデューサー、日本出版ネットワークのフジタ社長です。


フジタ社長は何をしているのかというと、刷り上がったばかりの紙を実際の寸法にカッターで裁断。それをホチキスで器用に平綴じにして、仕上がりの見本をつくっているのです。“フジタ製本所”の出来は本物さながら……といいたいのですが、実際には本物の製本所でハードカバーに仕上げられます。出来上がりは再来週のお楽しみ……。



2010年3月19日金曜日

ハイテクで刷ってます

今日は写真集の印刷・前半戦に立ち会ってきました。カラーページの片面とモノクロページ、カバーを無事刷り終えました。再校をとった甲斐あって、仕上がりは最高です。ってシャレじゃなくて本当に。


今回の印刷会社は老舗だけど新しい技術をいっぱい持っている……とは聞いていたのですが、工場に行ってビックリ。現場にはいろいろなハイテク装置がありました。写真集を何十冊も作ってきた編集者さんもビックリしていたくらいなので、本当にすごいんだと思います。
どんな装置で何がすごいかは企業秘密かもしれないのでナイショですが、そのすごさが写真集にも生かされています。読者の方には絶対わからない部分かもしれませんが、確実に印刷の質は上がっています。


印刷の立ち会いというのはずっと印刷機のそばにいるわけじゃなく、版をセットしたときだけ現場に行って、刷りだしを見ながらインクの盛り具合を指示。僕が納得がいくまでインクを微調整して、「OKです」というと、印刷機が回り始めます。


で印刷している間は会議室で待機。その間印刷会社の方や平凡社のエラい方、編集者さんたちと四方山話で過ごすわけですが……。


話題になったのは平凡社から発刊されている鈴木龍一郎さんの写真集『RyULysses』が、第29回土門拳賞に決まったこと。平凡社のエラい方からは「次はシカノさん頼みますよ」とハッパをかけられました。もう印刷始まってるので、頼まれても頑張りようがないんですけどね……。


せいぜい明日の後半戦でしっかり色のチェックをするくらい……といってもそれが結構大事だったりするのですが。インクの盛り具合をちょっと変えるだけで、イメージががらっと変わるのはちょっと感動的です。




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■EOS 5D MarkII+EF17-40mmF4L


今日は何も撮っていないので、こないだ身延山で撮った五重塔をどうぞ。


写真集には鮮やかな深紅の塔が収められていますが、完成から1年以上経ち、すでに風格が出てきました。



2010年3月18日木曜日

写真集校了

今日は写真集の校了を終えて、終電で帰ってきました。いえ本当は月曜には校了しているはずだったんですが、色の指示をいっぱい出してしまい、不安なので無理をいって再校をとりました……。


再校は赤字がうまく反映され、きれいに仕上がってきたのでひと安心。無事校了。


最初から予想できたことですが、今回は撮った僕しか実際の色がわからない被写体が多いので、なかなか思ったような色が出ないんです。五重塔のアップなどは赤一色になるわけですが、その赤もいろいろな赤があります。また光源がめちゃくちゃだったり、光がまったくない(=色も出ない)ところで超高感度で撮った写真もあります。そんな画像はインクで色を作っていくことになります。


そもそもデジタルはフィルムやプリントと違って「ありのままの色」というのが存在しませんし、撮ったままのRGBをCMYKへ変換する時点で色が変わっちゃうんで、本当に色を作っていく作業になっていくのですが、今回の印刷会社さんはうまくやってくれそうです。


で明日明後日と印刷で、もちろん僕も立ち会ってきます。まあ初めてではないんですが緊張しますね。出産に立ち会うお父さんって、こんな気持ちなんでしょうか……。



というわけで特別に見本をお見せしますと……



 


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こんな感じ(笑)。


束見本(つかみほん)というやつです。よくテレビでタレントが「写真集を出します!」といって実物を見せるけど、中は真っ白……というあれです。
でも本来はそういうためのものではなく、本番と同じ紙を同じように綴じて、体裁を確認するためのものです。背表紙のデザインはこれがないとできないし、見開き写真でセンターに重要な絵柄が来る場合は「ノド(センター)がどれくらい食われるか」をこれで確認します。他にもいろいろ使い道はあるんです。


104ページ(カラー88ページ、モノクロ16ページ)とまずまずのボリュームですが、紙も厚手のものを使うので、著者に似合わず立派な仕上がりになりそうです。3990円もするので立派じゃないと申し訳ないんですが。



2010年3月17日水曜日

Xperiaよりも…

今日はキヤノンの銀座サービスセンターで、お借りしていた100mmマクロを返しつつ、調子の悪い70-200mmを入院させてきました。ずいぶん酷使してきたので仕方ないですね。


ちょうどコザワ巨匠がEOS学園の授業と授業のインターバルだというので(っていうか僕もそのタイミングを見計らって銀座へ行ったのですが)、巨匠&コザワ教室の生徒さん数名と近くのカフェへ。皆さん熱心に写真を撮られていて、ああ同じことしてメシを食ってる自分はもっとちゃんとしないとな……と思う今日この頃です。


その後ソニービルへ行って、先行展示中のXperiaを触ってきました。量販店で動かないモックは触っているのですが……うーん欲しい。っていうか間違いなく買うんですけど、来月発売って来月のいつなんでしょう?


しかし実機が3台しかなくて、触るのに相当待たされました。コーナーの隅っこにはものすごく控えめに「ご覧になるのは10分程度でお願いいたします」と書いてあるのですが……。
3台のうちの1台は僕が来てから帰るまで、いかにもスマートフォンとか好きそうなカップルが30分以上楽しそうに触っていました。ショールームのおねえさんも「まだなのかしら……」という顔をしていましたが……。


空気の読めない人というのは世の中に確実にいるので、もっと注意書きを大きくすべきだと思います。本体にテプラで貼っちゃうとか。じゃなかったら砂時計でも用意したらいいんじゃないですかね。「お待ちの方がおりますので」といえないのなら。


でも今ソニービルといったらXperiaよりも……




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■OLYMPUS PEN E-P1+M.ZUIKO 17mm/POPART



デカエリカ様。


この人は後ろで並んでいる人をどんなに待たせても、まあ許されるというか、「仕方ないか」と納得してもらえるんじゃないでしょうか。そういう意味では得なキャラです。少し羨ましい。少しだけですけどね。



2010年3月16日火曜日

社会復帰

この1か月、写真集のために通常の仕事は泣く泣くお断りしたり、頭を下げて量を減らしていただいたり、土下座して先に延ばしていただいておりましたが……。
なかなかそうもしてはいられず、来週からぼちぼち通常営業になりそうです。まだ発行に向けて作業は山積みなんですが(汗)。



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■OLYMPUS PEN E-P1+M.ZUIKO 17mm/TOYPHOTO


一服、そして一鉄……。



2010年3月15日月曜日

腹が減っては戦はできぬ

最近は忙しくてまともな食生活を送れていません。ほぼ毎日、近所の立ち食いそば屋に行っています。工場が集まる一角にあるため、いつも作業服姿のおじさんたちで混み合っているのですが、まあ混んでいるということはうまいという証拠。実際安くてうまいんです。でも連日通うのはね……。


というわけで今日は久しぶりにうちでお米を炊きました。


といってもおかずまで用意はできず、とりあえずTKGで一杯。



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■EOS 5D MarkII+EF100mmF2.8L MACRO IS


TKGは「タイチ・コザワ・ガールズ」の略……ではなくて「タマゴ・カケ・ゴハン」の略です。今日は沖縄の島ラー油を混ぜてみました。結構イケます。


ちなみにこれを撮った100mmマクロはキヤノンさんからちょっとお借りしているのですが、画質の良さとハイブリッドISの効きにちょっとびっくり。拙者、接写はそんなにしないのですが、これは買ってもよいかな……と思う今日この頃です。



2010年3月14日日曜日

CP+の+ってよくわからないけど

忙中暇あり……なんてことはまったくないんですが、いろいろご挨拶をせねばということでパシフィコ横浜で開催中のCP+へ行ってまいりました。


写真甲子園の取材で知り合った宮城県立柴田農林高校の山下センセー(つまり出場校の顧問の先生です)がたまたま今晩横浜で所用があるというので、じゃあ一緒に行きましょうとお昼に東京駅で待ち合わせて横浜へ。


会場に着くと、まるで人を監視しているかのようにケータイへ「起きましたか?」というメールが。


はいはい起きましたよ、っていうか会場に着きましたが何か?ということで、早速メールの主のもとへ……。



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そうですメールの主はコザワ巨匠です。山下先生(左)がつい数日前に入手したゴイスーなカメラをしげしげと眺めるの図。


ちなみに巨匠が被っている人民帽は、今日僕がプレゼントしたもの。先月北京土産にロシアン帽をあげたら、自分のブログで「人民帽をもらいました」なんていい加減なことを書いていたので、うちの押し入れから正真正銘の人民帽を探し出しました。なぜ押し入れに人民帽があるのかは僕自身もよくわからないのですが、ともかくこれが人民帽アルヨ、シャオツェー先生。


そんな彼は4日間の会期中毎日、リコーブースでCX3をテーマにしたトークショーをやってます。しかも1日2回。


そこで彼に「人民帽を被ったままステージに登場したら褒めてやるよ」といったら、本当に被ってやんの……いえいえ、被ってくれました。なんて友達想いなんでしょう。



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しかしよう動いとるワ。まあ褒めてやるか。



会場内を歩いていると、いろいろな方から声を掛けられたり、こちらから掛けたり……。しかも各ブースで随時行われているトークショーの出演者は、ほとんどが面識のある方ばかり。なんだか友達がたくさんいる学校の文化祭を見に行ったような感じです(笑)。



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おかじー@パナソニックブース。超満員!




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誰がしゃべってるのかよくわからないので、すごくトリミングしてみました。誰ですか! 千葉のヤンキーだなんて言ってるのは!! ……自分か。



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築地の親分モンゴルマンのトークセッション@オリンパスブース。トークじゃなくて何か違う出し物になってるんですけど……。




そんな楽しい文化祭が終わった後は、やはりCP+を見に来ていたEOS学園コザワゼミの皆さんと、赤レンガ倉庫や大桟橋のあたりをちょっと散策。



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


そのまま中華街まで歩いて、カーリング女子中国代表の主将みたいな顔をした中国系服務員が「テイショクノ、ゴハンハ、オオモリニ、デキマセン」という謎の中華料理店でご飯を食べて帰りました。定食のご飯は大盛にできないということで、店を出てすぐに肉まんを買って食べたのはいうまでもありません。


CP+は明日が最終日ですので、まだの方は是非。



2010年3月13日土曜日

長すぎる一日

昨日は夜遅くまで写真集の校正に立ち会い、そして深夜1時過ぎに身延山へ出発。朝4時半に到着して、ロープウェイで山頂に登ってダイヤモンド富士を撮ってきました。


しかし辺り一面は快晴なのに、富士山にだけ厚い雲が……。直前で雲が切れてなんとか日の出を撮れましたが、下山するときはまた雲に覆われていました。本当に運が良かったです。



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■EOS 5D MarkII+EF17-40mmF4L


朝の境内。うまく仕事を終えた後だけに清々しいものです。反対にもしも雲がかかって撮れなかったら、心が真っ二つに折れていたでしょう……。




昼に帰宅すると、休む間もメシを食う間もなく再び校正の現場へ。


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こんな道具が! 僕も昔はよく使っていましたっけ……。十数年ぶりに見て、ちょっと懐かしいというか、うれしくなってしまいました。


夜11時くらいまで色や文字をチェックして、さらに帰宅してからも持ち帰った分に目を通したり、今朝撮った写真をセレクトして頼まれているところへ送ったり……。


というわけでもう40時間近く起きっぱなしで校正したり運転したり撮影したり運転したり校正したり画像処理したりで臨界点が近くなってまいりましたので、いい加減寝ます。


明日はちゃんと起きられたらCP+に行きます。



2010年3月12日金曜日

写真集が出ます

同業の知り合いの皆さんは、今日から横浜で楽しいお祭りのようです。いやコザワ氏のブログとか、Twitterに書き込まれるレポート(?)を見ていると、会場は本当に楽しそうです。仕事とはいえうらやましいです。


隅田川に咲く月見草のようなシカノはというと、隅田川のほとりでひっそりと仕事です。お祭り好きなので参加したいところですが、どこからもお声がかからないので仕方ないですね。まあ時間があったらお客さんとして冷やかし……いえ陣中見舞いに行きたいと思っています。



しかし最近シカノは何を忙しくしているのかと申しますと……。




来月、初の写真集が発売されることになりました。


タイトルは『甦る五重塔 身延山久遠寺』、というわけで身延山五重塔の復元を追ったドキュメンタリーです。発売・発行は平凡社ということで、なかなか重厚な写真集になりそうです。っていうかなるのですが。


先月ちょうど北京へ行っているとき、平凡社さんから「やりましょう」というお返事をいただき、帰国してからは入稿やら何やらで忙殺されていました。
しばらく「ほんとに出せるのか?」という状況でなかなかお知らせができなかったのですが、今日は色校が出ました。……ので、もう発売は確定です。まだ入稿していないページが微妙にあるのはナイショですが(汗)。


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カバーの色校です。背表紙を挟んで右が表紙、左が裏表紙です。どんなデザインなのかは、印刷するまでのお楽しみということで。


なお発売日は4月5日……に配本と聞いているので、その翌日くらいだと思います。すいませんあまりにも忙しくて全然把握していないのですが。
お値段は税込3990円です。これは正確です(笑)。



 


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■EOS 5D MarkII+EF100mmF2.8L MACRO IS


とくに意味はないんですが今日の一枚です。色校チェックの現場に、僕が差し入れで持っていった鯛焼きです。まあ自分が食べたかったんですけどね。


いまはもう12日の0時過ぎですが、実はこれからそんな身延山へ出発です。12~14日は山頂からダイヤモンド富士が見られるということで、ロープウェイを早朝運行させて鑑賞会が行われます。それを撮りに行ってきます。


そしてお昼には東京へ戻って、色校チェックの続きです……。



2010年3月9日火曜日

311mでもこれだけ

なかなか治らない風邪(と思っていた症状)は、友人によると……


「それ、花粉症だよ」


ガーン……。まあアレルギー体質で今までそうじゃなかったのが不思議だったんですが。

そんな友人は花粉症歴20年以上だそうです。曰く「子供の頃はくしゃみや鼻水が恥ずかしかったが、今は花粉症が一般的になってきたので、堂々と町を歩ける」そうな。そういう問題なのか?


中国は花粉なんてまったく飛んでいないので、花粉症にお悩みの方は中国への旅行もしくは移住をおすすめいたします。



 


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■EOS Kiss X3+SIGMA30mmF1.4


浅草寺から標準レンズで撮っても、これだけ東京スカイツリーが写り込むようになってきました。うちの近所でも、路地の向こうにひょっこり見えることがあります。


でもこれでまだ半分に達していないそうです。といっても今日で311m/634mだから、あと数日で折り返し(?)でしょうが。


まあ東京の景観もだいぶ変わるんでしょうね。



2010年3月8日月曜日

まっすぐ?

このところ、ここに載せる写真がことごとく被写体と正対していることに気付きました。


だからなんだって話ですが、やっぱり今日も……。



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


性格とか考え方とか人間性とか背筋とかも「まっすぐ」だったらよかったんですが。



2010年3月6日土曜日

春はまだかのう

なかなか風邪が治りません。そして東京は明日からまた寒いみたいです……。



 


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■EOS Kiss X3+SIGMA30mmF1.4



2010年3月4日木曜日

ここは東京ですよ

打合せが終わって都内某所を歩いていたら、同行の編集者氏が……


「タバコが吸いてえなあ」


ちょうどその場所は以前僕が住んでいた町の駅前。なのでハイハイ、その向こうにマクドナルドがありますよというと……


「え? マックって全面禁煙だろ?」


いえいえ、あれは神奈川県だけです。


「なんだ、そっか」


というわけで無事一服。


そういえば中国のマックは全面禁煙です……いや北京だけかな? いや上海もたしかそうだった。他の町では行ったことがないのでわかりませんが……。


喫煙大国の中国で意外な気もしますが、予想できる理由は「後片づけが大変」。中国は客がトレーを下げる習慣がないので(客がトレーを片付ける箱は一応ありますが)、テーブルに残った灰皿は店員さんが片付けることに。すると灰が舞って、近くで飲食中のお客さんに迷惑がかかるから……かなと。


ちなみに中国で初めてマックに行ったとき、トレーを片付けようとしたら一緒だった通訳さんに怒られました。曰く「あなたがそれをやったら、あのおばさん(片付けている店員さん)の仕事がなくなる」と。13億5000万人もいる国は、社会のシステムも随分違うのだなぁと実感したものです。
でもマックは中国に上陸したときからそうだったのだろうか?



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■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.2L


というわけで王府井にあるマックの中国1号店です。


チャイマックが全面禁煙の理由は客に長居させないためとか、分煙にしてもなし崩しに全席喫煙になりそうだとか、どうせ路上でもスパスパ吸えるからいいだろとか、いろいろ考えつくのですが……。
ちなみに北京ではスタバはもちろん、吉野家やココイチも全面禁煙。そういう店では客層も富裕層になるので、さすがにいきなりタバコに火を点けるような人もいません。それはそれでいいんだけど、中国らしくなくて味気ないような……。


そうやって文化というのは変わっていくんでしょうか。



2010年3月2日火曜日