2008年5月30日金曜日

横浜で楽しい夜

新潟のデパートに勤めている友人が「珍しく連休なので気分転換」で上京。午前中に仕事を片付けて、午後から相手をすることに。
もっとも天気が悪くて、メシ喰うくらいしかないよなぁ→でも何喰う?→喰うのが目的だったらやっぱり中華?→っていうか中華街?→というわけで横浜へ。中華街でバイキングを堪能した後(2人で3時間かけて30皿ほど……ちなみに友人は女性です)、横浜にいる共通の友人やその友人たちも呼び出して、楽しい夜になりました。
仕事以外で人と会うのは本当に久しぶりで、いい気分転換になりました。でももう朝の5時。そして9時から新宿で仕事。寝る時間ないじゃん!



080529_00384 氷川丸■SO905iCS


ふつうに撮ったら中途半端にきれいだったので、レンズに鼻の頭をこすりつけて“即席ソフトフォーカス”にしてみました。ちょっと微妙。



2008年5月26日月曜日

ちょっと気になる存在

うちのベランダは、視界がわりと開けています。いや、非高層マンションとしてはかなり優秀な方だと思います。
そんな視界にひとつだけポコッと見える、小さな塔(?)があります。すぐ近くのマンションの屋上にある水道タンクです。

ニューヨークを歩いているとこの型の水道タンクがあちこちの屋上にあるんですが、東京では絶滅寸前のようです。いや、ニューヨークでも減ってるのかな? もう4年くらい行っていないのでわかりませんが。



ベランダからみえるその水道タンク。晴れた日の午後はド逆光でシルエットになるんですが、夏至にむけて日没の方角がずれていった結果、今日は少しだけ側面が輝いてみえました。



だから何だという話なんですが、ずっとうちにこもっていると、そういうことが気になったりします。





080525_9216 なんとなく収まりがいいので、またまたスクエア■EOS-1D MarkIII+70-200mm



2008年5月24日土曜日

地球を(とくにシカノ周辺を)冷まそう

今日は朝から夕方まであちらこちらで打ち合わせ。しかし暑い1日でした。もう夏ですね。地球温暖化のせいでしょうか。週末は一気に冷え込むみたいですけど。
暑いのは大の苦手なので、地球温暖化には人一倍懸念をしているつもりのシカノです。



そういえば最近は文章を書く仕事がめっきり減っていましたが、今月に入ってから急にまた増え始めました。原稿をいっぱい抱えているときは書く(というか打つ)スピードも速いんですが、最近はすっかり腕……というか指がなまっています。本当に書くのが遅いです。



そんなわけで土日はキーボードから指を離せそうにありません。



080523_9146 上野桜木にて■EOS-1D MarkIII+16-35mm



2008年5月22日木曜日

生活のリズムがまるでお祭り

熱く燃えた三社祭が終わって、シカノはすっかり抜け殻のよう……になるヒマもなく、月曜の朝から取材やら打ち合わせやらデスクワークやら納品やらでフラフラです。

今日も朝6時起きで仙台へ行ってきました。慌ただしい取材でしたが、昼は移動中に見つけた牛タン屋へ飛び込んで、15分で牛タン定食を補給。しかもそんな短いピットストップでしっかりと麦飯はお代わり。せめて飯はきっちり食わんとね。



そして日が高いうちに帰京して、その足で打ち合わせや買い物を済ませて帰宅。パソコン開くと怒濤のメール。返事を書いたらもう午前2時。



そしてもうすぐUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦・マンチェスターUvsチェルシーの生中継が始まります。マンUの勝利を予想しつつ、なんとなくチェルシーを応援するシカノですが、ラテ欄をみると「最大延長6:45まで」。果たして起きていられるだろうか。




というわけで写真のネタがないので三社祭の続き。




080521 ほとんどの担ぎ手は足袋を履いているが、これが本来の姿
■EOS-1D MarkIII+16-35mm



2008年5月19日月曜日

熱かった三社祭が終わる

今日も朝から夜まで、合計2485枚を撮影。消去した分も含めると、3日間でおよそ8000枚を撮りました。フィルムに換算すると200本以上……感材費と現像代で30万円越えますね。恐ろしいです。
フィルムで撮っていた頃は、土日の2日間でどんなに回しても50本くらいでした。デジタルになってフィルム交換やコストを気にせず撮れちゃう=たくさん撮っちゃうのも事実ですが、それにも増して今回の三社祭は熱かった!



僕は今年で三社祭を撮り始めて19年目になります。もはや人生の半分以上。でも担ぎ手がこんなに熱くなっていた年は初めてです。本社御輿が出ないぶん、おらが町の御輿を自分たちの手で盛り上げよう、そして来年は本社御輿を再び担ぎ出そうという意気込みが感じられました。
まあ来年は来年で「2年振りの本社御輿だ!」といって皆さんまた熱くなりそうですが。



でもそんな来年の三社祭、実は仕事の都合で行けないことがすでにわかっています。一昨年も仕事で行けなかったので、それ自体は仕方ないなあと思う程度ですが、むしろまとめるなら今年しかないと焦っています。
今年はいいものが撮れたという手応えもあるので、数年前から考えていた「三社祭の写真で個展をやる」計画を実行に移すつもりです(でもそんな時間があるのだろうか……)。
来年の三社祭では本社御輿が再び町へ戻ってくる(と期待している)ので、それに合わせて個展を開けたら……なんて考えています。




080518_9991 例年なら日曜の夜は“祭りのあと”。でも今年は遅くまで渡御が続いた
■EOS-1D MarkIII+16-35mm



2008年5月18日日曜日

三社祭2日目

今日は毎年土曜日恒例の連合渡御。浅草寺本堂の裏にある広場に、氏子44町会の御輿がすべて集結します。その数およそ100基!
例年であれば広場にはあまり行かないんですが(混雑して大変なので)、仕事でお世話になっている方がある町会の御輿を担いでいて、写真を撮る約束をしていたので行ってみると……壮観! その一言です。今までも何度か行ったことはあるんですが、やっぱり今年は活気が違います。本社御輿が出ないぶん、担ぎ手は町会の御輿に全力を注いでいます。

そんなわけでいつもの三社なら祭りの雰囲気を中心に撮影するんですが、今年は御輿を追いかけることが多いです。しかもに数十cmまで近寄りながら、ノーファインダー+スローシャッターで撮影。すると昨日アップした2枚目のような写真が撮れます。
まあライブビューがあって連写のきくカメラのおかげで、今まで難しかった撮影ができてしまうせいもあるのかもしれません。ただ100枚撮って1枚撮れているかどうか。成功率は1%以下です。なのでどうしても撮影枚数が増えてしまいます。
あとフィルムのときは日が沈んだら撮影はおしまいでしたが、デジタルでは肉眼で見えるものがだいたい写せてしまうので、夜もついつい粘ってしまいます。そしてさらに撮影枚数が増えてしまいます。



というわけで今日の総ショット数は2799枚でした。そして昨日と同じく、帰ってきてデータをコピーしながら寝てしまいました……。



明日(というか今日)も1%の成功率を目指して撮影です。





080517_a_6429

080517_b_7280

080517_c_7458 でも三社祭で本当に撮りたいのは人。主役はやっぱり人なんです■すべてEOS-1D MarkIII+16-35mm



2008年5月17日土曜日

三社祭が始まった!

今日……というか昨日から三社祭。祭の始まりを告げる午後1時の大行列から、夜9時くらいまで撮影していました。データをハードディスクにコピーしながら寝てしまい、目が覚めたら午前3時。なのでこんな時間(午前5時)に更新です。



昨日は2666枚(+現場で削除した100枚くらい)撮影しました。データ容量が30GBちょっと……。
“プレオープン”の金曜でこれだけ撮るなんて自分でもびっくりです。ライブビューのおかげで撮れる状況が増えたせいもあるけど、今年は町の盛り上がりがすごいです。本社御輿がでないので寂しい年になるな……と思いきや、担ぎ手や町会が「本社御輿が出ない代わりに自分たちで盛り上げよう!」という意気込みで燃えているのです。町のムードがもう例年と全然違います。



これからひと眠りして、今日は持っているメディア総動員で出陣です。全部で54GBあります。これだけあれば足りるはず。というか足りなくなるくらい撮ったら後が大変。






080516_a_3061 迎える準備■EOS-1D MarkIII+16-35mm






080516_b_3548 各町内の御輿が次々に繰り出す■EOS-1D MarkIII+16-35mm






080516_c_3373 江戸の華?■EOS-1D MarkIII+70-200mm






080516_d_4393 祭りの宵■EOS-1D MarkIII+24mm






ちなみに途中でデジキャパ!の松本さんが僕の撮影風景を取材にきました。撮っている僕をさらに松本さんが撮っているわけで、担ぎ手の人たちはなんだか不思議そうに見ていました。



Uchiawase
喫茶店で打ち合わせしつつ燃料補給。っていうか燃料補給しつつ打ち合わせ。まあどっちでもいいけど、プリンおいしゅうございました。



この模様は6月20日発売号の巻頭特集に掲載されます(プリン食べてるとこじゃないですよ、祭を撮っているところです)。



2008年5月16日金曜日

教室は100円マック…

昨日のブログで



というわけで「2008中国」には四川三大名物が勢揃いします。



と書きましたが、メンバーのひとりから「俺も四川省で撮ってるよ!」と猛抗議(?)を受けました。小竹直人さんが四川省で蒸気機関車を撮っていました(なにせ小竹さんは中国全土で撮影をされているので、わからなかったとですよ……)。




で今日はその小竹さんと一緒に中国語のレッスンを受けました。



実はシカノ、近所に住んでいる中国人(といっても日本に住んでいる年数の方が長いそうですが)の方から、個人的に中国語のレッスンを受け始めたのです。教室は駅前のマクドナルド。まさに駅前留学。



その話を小竹さんにしたところ「俺も一緒にいい?」。小竹さんは学生の頃から(=かれこれ20年近く)中国に通っています。昨年9月には一緒に平遙の写真フェスティバルへ行きましたが、ふつうに中国人と会話をしていました。だから中国語はペラペラだと思っていたんですが……本人いわく「止まれ!行け!とか、単語を口走ってるだけ。発音なんてデタラメ」なのだとか。
中国語をいま一度基礎から学びたいということで、一緒に駅前留学することになりました(僕と小竹さんはご近所なのです)。



そして今日が2人揃っての初授業。中国語は発音が非常に難しいんですが、逆にその発音をマスターすれば自分のもの……と中国人や中国語が話せる人は必ずいいます。僕の先生もそうです。だからレッスンは発音練習の繰り返し。これがまた難しいんだ。



僕からみればペラペラの小竹さんも、基本となる母音(6つ)の発音で、先生から何度もダメだしをくらっていました(ザマーミロ……笑)。もっとも僕は何度どころか、ずっとダメ出しされっぱなしでした。基本がまったくなっていないそうです。



先生もとてもいい人なので、小竹さんと気長に、そして楽しく勉強していこうと思っています。




ところで明日から3日間は僕のライフワークである浅草・三社祭。仕事が山のようにたまっていますが、一時中断して3日間浅草で撮影です。
昨年起こったトラブルをうけて、今年は一の宮・二の宮・三の宮と3基ある本社御輿が出ません。以前も修理のため本社御輿がお休みした年がありましたが、町全体がやや盛り上がりに欠けているような気がしました。
とても残念ではありますが、他にも撮るものはいっぱいあるので、例年通り撮影するのみです。もし僕を見かけたらぜひ声掛けてください。お好み焼きでもごちそうしてください。




080515_2049 二の宮。昨年の三社祭にて■EOS5D+16-35mm



2008年5月15日木曜日

四川省に愛の手を

四川省の地震、いやはやどこまで被害が拡大するんでしょうか。

僕が事務局長を務める日中写真文化交流協会も昨年、四川省の省都・成都市から招待され、写真展や写真教室を行いました。また撮影にも多大な協力をいただき、料理写真家の山本弘之さんが四川料理を、動物写真家の石川卓さんがパンダを、ドキュメンタリー写真家の荻野NAO之さんが川劇をそれぞれ撮影しています。というわけで「2008中国」には四川三大名物が勢揃いします。



四川省には足を向けて眠れない協会として、これは何かせねば……ということでメンバーに一斉メールを送ったところ、珍しく(?)皆さん素早く反応。早速ポストカードの制作に取りかかっています。それを会場で販売して、収益を被災地へおくろうというわけです。

また「2008中国」には中国人写真家も約15名ほど参加するのですが、その中に四川省在住者が何人かいるので、被災地の様子も写真でお伝えしたいなと考えています。



「2008中国」にお越しの折は、そんな活動もしているんだということを思い出していただければ(そしてポストカードを買っていただければ)幸いです。






080514_8307 オリンピックまでいろいろありますな…■EOS-1D MarkIII+16-35mm



「2008中国」
日程……6/26(木)~7/2(水)
時間……10:00~18:00(最終日は~16:00)入場無料
会場……東京国際フォーラム・ガラス棟



秋には北京・故宮博物院(紫禁城)でも開催の予定!



2008年5月12日月曜日

マンツーマンの写真教室

今日は広告の制作をやっている友人から「カメラの使い方を教えて」と頼まれ、お互いの家の中間地点である谷中で会うことに。



彼女はかれこれ1年前にニコンD40を購入したものの、なかなか使う機会がなく、最近ようやく本格的に使い始めたそうな。「でもなんかうまく撮れないんだよねー」というんですが、実は僕が『楽しもう!Nikon D40』という本を編集したとき、彼女の愛犬にモデルをやってもらいました(表紙に載っているコーギーです)。なので一冊プレゼントしたんだけど……どうやら活用してくれていないようです。頼む活用してくれ。



そんな彼女のカメラを見せてもらうと、なぜか感度はISO1600。しかもホワイトバランスの設定は「電球」……で、で、電球? 本人の弁によれば「これの色が気に入ったから」だそうですが、いやはや大胆というかなんというか。



昼食を食べながら、シャッタースピードや絞り、感度や画角などをわかりやすく解説。その後は食後の運動を兼ねて撮影実習です。



Lesson
↑カメラ目線はいいからファインダーを見ろ!



なお今日の受講料は途中で買ってくれたやなか珈琲店のコーヒー豆。さっそく挽いて飲んでいるんですが、いつもスーパーで買ってくる“謎の豆”よりうまいです。“謎の豆”とはいったい何なのかは、うまく説明できません。謎ですから。



080511_2123 朝倉彫塑館にて■EOS-1D MarkIII+16-35mm



2008年5月11日日曜日

「2008中国」の出展作品が

今日は写真展「2008中国」の作品セレクト会議がありました。プリントをしてくれるラボのワークスペースをお借りして、“選考委員”たちが日本側から参加する写真家の作品を選考。って事務局長の僕も当然委員のひとりですが。

会議では16名から集まったおよそ300点から、104点を選び出しました。北京や上海などの大都会から、少数民族が暮らす秘境まで、撮影地はさまざま。それだけこの1年間に16名が中国各地を飛び回ったということです。作品も実に見応えのあるラインナップです。
来週はEMSで中国側から参加する写真家のデータが届きます。すでに一部の写真家からは届いていますが、こちらもなかなかの力作揃いです。中国人写真家のレベルは相当高く、また“和の世界”とはひと味もふた味も違った美意識を持っています。






というわけで僕が出展する作品も決まりました。テーマは北京でいちばん追いかけたもの……自転車です。点数は7点。だいたい自分が想定していたセレクトに近いです。ただ「これだけは絶対に入れたい!」というのが1点だけあって、他の“選考委員”たちから外されてしまったんですが、無理矢理説得して押し込みました。写真家というのはワガママな生き物なのです……。



せっかくなので、これからときどき没カットを公開していこうと思います。






080510_6114 アパートもオリンピック仕様■EOS-1D MarkIII+16-35mm






「2008中国」
日程……6/26(木)~7/2(水)
時間……10:00~18:00(最終日は~16:00)入場無料
会場……東京国際フォーラム・ガラス棟



秋には北京・故宮博物院(紫禁城)でも開催の予定!



2008年5月10日土曜日

古書街で写真集を探す

今日は神保町にある日中写真文化交流協会の事務局へ行ったついでに、古書街で写真集を物色してきました(これが楽しいんだな)。




美術書ばかりを扱う古書店で、あれも欲しいなこれも欲しいなと思いつつ、エルンスト・ハースの写真集を2冊セレクト。片方は『HIMALAYAN PILGRIMAGE(ヒマラヤ巡礼)』、もう片方は彼のホームページの扉にも使われている代表作「Albuquerque, New Mexico」などが収録された『IN AMERICA』です。



Ernsthaas
どちらも同じ版型・版元で、30年以上前に発行されたものです。最初は『ヒマラヤ巡礼』に圧倒されたんですが、隣にあった『IN AMERICA』も捨てがたく、結局両方買ってしまいました。
ちなみにエルンスト・ハースといえば、強烈な色使いで有名。以前はモノクロでまとめられた写真集ばかり買っていたのだけど、自分がデジタル=カラーで撮影するようになると、やはり「色」が気になりますね。




といいつつ、もう1冊購入したのはオールモノクロ。井上孝治「想い出の街」という写真集です。写真集自体は1989年の発行ですが、収められているのは昭和30年頃に福岡の街角で撮られたスナップ。戦後から復興し、街も人もいきいきとしている様子が伝わります。と同時に今自分が撮っている北京を思い浮かべてしまいます。



井上孝治という人は3歳のときに事故で聴覚と言葉を失いますが、福岡で写真店を営むかたわら「全日本ろうあ写真連盟」をつくり、1993年にはフランスのアルル国際写真フェスティバルにも招待されました(が、その直前に亡くなってしまいます)。
Otononaikioku 僕の知人のノンフィクション作家・黒岩比佐子さんが、その生涯を『音のない記憶』という本にまとめたことで彼の存在を知りました。以前福岡に住んでいた黒岩さんは、仕事を通して晩年の彼と知り合ったそうです。『音のない記憶』にはそのあたりのエピソードも書かれており、とても読み応えのある評伝になっています。




というわけで載せる写真がないので、先達たちのご紹介ということで。ちなみに3冊で7500円のお買い物でした。いいんじゃないかな。



2008年5月9日金曜日

何がゴールデンなんだろう

毎年GWは仕事抜きで旅行をしています。うまく時間を見計らえば、GWでも渋滞に巻き込まれずに済むものです。
昨年は0泊2日(車中泊というか仮眠)で飛騨高山→伊勢志摩という、かなり濃密な旅をしました。鳥羽の答志島という離島に渡りましたが、今まで訪れたなかで印象に残る場所ベスト3に入りますね。あとの2つはなんだ? 思いつかないんですが。



でも今年はガソリン高過ぎるし、このところ忙しくて疲れてるし、やることたまってるし……というわけでどこにも行きませんでした。というか町内からほとんど出ず、人にもほとんど会いませんでした(知人がカメラを借りに来たくらい)。
結局なんだかよくわからないGWでした。



まあ落ち着いたら仕事抜きでのんびり旅行をしたいですね。ヨーロッパに行きたいなあなどとぼんやり考えています。行かない(時間的に行けない)と思いますけど。






080508_1172 看板猫?■EOS Kiss X2+18-55mm



2008年5月6日火曜日

青春の思い出が詰まった箱

自転車のセッティングを少し調整したので、試しに銀座まで走ってみました。



GWの深夜ともなると、さすがの銀座も真っ暗闇。人っ子ひとり歩いておらず……。
遠くで何かが煌々と光っていたので、なんだろうと思ったら電話ボックスでした。ケータイを持ち始めて10年以上にもなると、存在すら忘れかけていました。中学高校の頃はいっぱい世話になったのになぁ。




080505_1270 ■EOS Kiss X2+18-55mm



他に欲しいものがいっぱいあるし、マンションの駐輪場もいっぱいだし、かといってエレベーターで部屋まで運ぶのも面倒だということで、新しい自転車はしばらくお預けということにしました。



2008年5月4日日曜日

何世代なのかはわからないが

Komomo 日中写真文化交流協会で一緒に活動している荻野NAO之さんの写真集『komomo』が発売されました。しかも英文版と日本語版。お父さんの仕事の都合で北京に住んでいた「るりちゃん」が、京都で舞妓の「小桃さん」になって、そして芸妓へと成長する過程を、9年間(!)にわたって取材した成果です。
僕も早速日本語版を購入しました。写真がすばらしいのはいうまでもないんですが、写真とともに小桃さんへのインタビューを書き起こした文章が綴られています。実は僕も小桃さんにお会いしたことがあるんですが、読んでいると「へぇ、そうだったんだ……」と思うことばかりです。ひとりの少女が大人へと成長する過程をここまでドラマチックに表現できるなんて、同じ写真家としてうらやましいと思いました。




話は京都から一気に北海道へ飛ぶんですが、古くからの友人・秋元亮太さんが、2010年版キヤノンカレンダーの写真作家に選ばれました。キヤノンカレンダーの写真作家といえば、日本の風景写真家にとって直木賞か芥川賞のような存在です。
それに身近な(といっても釧路在住なので距離は遠いんですが)友人が選ばれるとは、うれしいやらびっくりするやら。僕と知り合ったときは札幌のカメラ屋さんの店長で、そのため彼のことは今も「店長」と呼んでいるんですが、これからはそんな呼び方じゃ失礼ですね。秋元センセーとお呼びしないと。ね、店長!




と身近にいる同世代の写真家が相次いで活躍し、自分も頑張らねばと思うGWであります。が、今日は久しぶりの休みで、夕方にちょっと外出した以外は、だらだらと過ごしてしまいました。でもなんか急に思い立って、夕食がすんでから読んでいたけど返事をしていないメールに次から次へと変身……じゃなくて返信。
仕事のメールは2~3行で用件だけ伝えておしまいになりがちですが、友人からだとついついいろいろと書いてしまいます。1通に30分かけてしまったりして、気が付いたら午前3時でした。でも手紙を書くのも30分とか1時間かかりますからね。紙とペンがモニターとキーボードに代わっても、本質的なものは変わらないということです。



そうそう手紙といえば昨日「ふるさと切手・ふるさと心の風景 第1集」という切手シリーズが発売されました。基本は80円切手10種で1シートですが、さらに1200円の「解説帳セット」というのもあります。
その解説帳に僕の写真が使われているようです。というのもまだ現物を見ていないのです。制作された方から「写真使わせていただきました。後日1冊お送りします」と報告を受けているので確かに使われているはずですが。GWが明けたら郵便局へ買いに行かなくちゃ。






080503_a_1182 夕方に天気が良くなったので外出■EOS Kiss X2+18-55mm



080503_b_1222 根津神社のつつじはちょうど見頃■EOS Kiss X2+10-22mm



080503_c_1235 そうだ、東京行こう。……なんちゃって■EOS Kiss X2+10-22mm



2008年5月1日木曜日

暫定税率?なんぼのもんじゃい!

今日は朝から自転車で都心を外回り営業。って打ち合わせとか打ち合わせとか打ち合わせですが。



「とくダネ!」を見ながら朝食を食べている時点では車で回るつもりでしたが、よくよく考えると駐車料金が3000円以上かかりそう=ガソリンの“安くなって浮いた分”が一気に吹っ飛んでしまう計算。打ち合わせでそれはもったいないので、フトコロと環境と健康にいい自転車に切り替えた次第です。



でも我が自転車も走行過多でだいぶお疲れの状態。思い切って修理するか、買い換えるか悩むところです。今乗っているのはSpecializedというアメリカの(メーカーが台湾でつくった)自転車なんですが、フレームが大柄で重たいので、もっと軽い自転車が欲しいですな。


080430_0116 Tシャツでちょうどいい気候でした。もう夏?■IXY DIGITAL 20IS