今日は写真展「2008中国」の作品セレクト会議がありました。プリントをしてくれるラボのワークスペースをお借りして、“選考委員”たちが日本側から参加する写真家の作品を選考。って事務局長の僕も当然委員のひとりですが。
会議では16名から集まったおよそ300点から、104点を選び出しました。北京や上海などの大都会から、少数民族が暮らす秘境まで、撮影地はさまざま。それだけこの1年間に16名が中国各地を飛び回ったということです。作品も実に見応えのあるラインナップです。
来週はEMSで中国側から参加する写真家のデータが届きます。すでに一部の写真家からは届いていますが、こちらもなかなかの力作揃いです。中国人写真家のレベルは相当高く、また“和の世界”とはひと味もふた味も違った美意識を持っています。
というわけで僕が出展する作品も決まりました。テーマは北京でいちばん追いかけたもの……自転車です。点数は7点。だいたい自分が想定していたセレクトに近いです。ただ「これだけは絶対に入れたい!」というのが1点だけあって、他の“選考委員”たちから外されてしまったんですが、無理矢理説得して押し込みました。写真家というのはワガママな生き物なのです……。
せっかくなので、これからときどき没カットを公開していこうと思います。
アパートもオリンピック仕様■EOS-1D MarkIII+16-35mm
「2008中国」
日程……6/26(木)~7/2(水)
時間……10:00~18:00(最終日は~16:00)入場無料
会場……東京国際フォーラム・ガラス棟
秋には北京・故宮博物院(紫禁城)でも開催の予定!