2016年2月28日日曜日

早川北小学校PV

昨日一昨日のCP+で「日本一小さな町」山梨県早川町の話をしましたが、南アルプスの麓で13人の子供たちが学ぶ早川北小学校のPVがYouTubeでご覧いただけるようになりました。昨年僕が撮影したものですが、こんな学校に通いたかった!


■OM-D E-M5 MarkII+M.ZUIKO12-40mmF2.8 PRO

2016年2月27日土曜日

満員御礼

CP+シグマブースでのトークショー、今日の2回目は立ち見もびっしりの超満員御礼。遠方より来てくださった方や、久々にお会いする方、昨日も聞いてくださったのに今日も席にいらした方などなど、個別にご挨拶ができず失礼いたしました。感謝感謝であります。明日もCP+はありますがシカノの出番は今日でおしまい。でも早川町の作品は今年夏頃に写真集でご覧いただけますし、青ヶ島村の作品もどこかでご覧いただけたらいいなと。その前にまたヘリに乗って島に行きたい気分ですが…。


■EOS 7D MarkII+SIGMA18-35mmF1.8 DC

なお引き続きアワガミファクトリーブースに作品が展示されていますので是非ご覧ください。そして明日も仕事の同業者やメーカーの皆さん、会場内はさらなる酸素欠乏と熱気が予想されますが頑張ってください。

2016年2月26日金曜日

いよいよCP+へ!

小豆島より昨晩戻り、今日明日はCP+で高座…もといステージイベント。今日は17:05~17:45、明日27(土)は15:05~15:45、シグマブースでたっぷり作品をお見せしつつ(主にリクエストの多い青ヶ島)、あんなことやこんなことをしゃべります。

でもちょっと枚数多めで、40分の持ち時間内に終わるか微妙。今日はステージのトリで、時間が押してもいいと言われているので、閉館までやって終わらなかったらパシフィコ横浜の外の通路で続きをやろうかという勢いですが、寒いから誰も付き合わないか。あとアワガミファクトリーブースに作品がデーンと展示されている…はずです。あの作品が和紙にプリントされてどうなったのか、作者もちょっとドキドキです。

出番はトリですが、開場前にリハーサルなので、もうすぐ横浜へ出発。出番までの間は会場内をうろうろしています。よろしくどうぞ。


■EOS 7D MarkII+SIGMA50-100mmF1.8 DC

2016年2月24日水曜日

小豆島

今月は青ヶ島、壱岐島、そして今日やってきた小豆島と、たまたま離島づいていますが。どこも初上陸で興味深いことばかり。日本は広いし、深いですな。

今日も山岳霊場や醤油蔵、そうめん工場などを回り、とにかくもう驚きや興奮の連続。とくに巨大な洞窟の中にある洞雲山にはただただ圧倒されました。明日の明るいうちに帰らなきゃいけないのが残念。今度は仕事抜きで来ようっと。



EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

2016年2月21日日曜日

絞っても絞っても

今週木曜からCP+ということで、トークやプレゼンや講義や講談や漫談をやる写真家たちは準備で慌ただしい今日この頃。同業者さんのFacebookやTwitterを見ていると、殺気立っていたり、テンションが高かったり、アワアワとしていたり…。

僕はシグマブースで1ネタ・2回だけの高座ですが、作業は遅々として進まず。40分のステージなのでお見せするのは多くて60枚くらいにしたいのに、絞って絞って絞りまくって現在99枚。しゃべり倒して一気に見せることもできるけど、じっくり見せたい写真もあるし…。

今回はずっと撮ってきた“日本一人口の少ない町”早川町について触れてから、先日“日本一人口の少ない村”青ヶ島村で撮り下ろした作品をお見せします。その青ヶ島ではデジタルで撮影しつつ、ちょこちょことフィルムでも撮影。今日やっとそれを現像したんですが、今回の旅で一番の思い出になったおじいさんが巻き上げ不良でこんなことに…。いや、これこそ奇跡の一枚(二枚?)か。デジタルだとこういう奇跡がなかなか起こらないのが、安心といえば安心だし、つまらんといえばつまらんのであります。


■CONTAX T+FUJICOLOR100

※シカノの出番は26(金)17:05-17:45と27(土)15:05-15:45、シグマブースです。
https://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=960

2016年2月18日木曜日

そろそろ火が…

気がついたら来週はもうCP+なわけで。それに合わせて、連日いろいろな新製品が発表されていますが、今日はキヤノンの発表会へ行ってきました。EOS 80Dはあの性能で売り出し価格が14万円というのはお買い得じゃないですかね。個人的にはPowerShot G7X MarkIIがとても欲しいですが。

そんなCP+でのシカノの“高座”は前にも書いた通り、2/26(金)17:05~17:45と、2/27(土)15:05~15:45、於・シグマブースでございます。初日の木曜と最終日の日曜は出番はございません…が、アワガミファクトリーブースにて、大判の阿波和紙にプリントした作品が展示されます。会期中いつでもご覧いただけますのでよろしくどうぞ。

でもってそれまでに片付けなければいけない仕事が山積みで、さらに来週も四国に出張があったりで、“高座”で流すスライドショーはまだ全然手がつけられず…。作品さえ選んでしまえば、あとはKeynoteでちょちょい…だったらいいんだけどなぁ。


■EOS 5D MarkIII+EF16-35mmF4L IS

2016年2月17日水曜日

麦ばい!

壱岐島は今回行って知ったのですが、麦焼酎発祥の地だそうで。先日行った青ヶ島では青酎と呼ばれる芋焼酎を飲みまくってきましたが、こう見えて大分と千葉のハーフなので、焼酎といえば芋より麦の方がよかとです。

というわけで昨晩は壱岐の麦焼酎を堪能。今日取材でお世話になった地元の方にそんな話をしたら、7軒ある中でもっとも小さな蔵元へ案内してくださり…。大正時代の創業時に建てられたという酒蔵は麦の香りに包まれ、そしてモナリザが微笑んでいました。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

2016年2月16日火曜日

写真の島?

仕事で初めて長崎の壱岐島にきました。別々の宿になってしまった同行のライターさんと、まずは明日に備えて打ち合わせとアルコール消毒のため中間地点で待ち合わせ。10分ほど歩くとシャッターの下りた建物の中に、なんと写真館が3つも。日没後だったので廃業しているのか、単に今日は閉店しただけなのかはわかりませんが、1軒は広瀬すずちゃんのポスターが貼ってあったのでおそらく現役でしょう。看板には「壱岐カラー現像所」とあったけど、今もフィルムの現像やっているのかなぁ…。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

しかしなぜこんなに壱岐に写真館が多いのか。よく考えたら明日の撮影先も映像関係の会社。壱岐には映像に関する特別なニーズがあるんだろうか。そういえば日本で最初に写真が伝わったのも長崎だし、ジャパネットたかたも長崎から放送しているし…。

なんてことを考えながら、何軒かある居酒屋の中からライターさんと意見が一致して脇道のお店へ。これが大当たりで、塩辛、穴子、鯛めし…出てくるものがすべて旨い。船酔いに打ち勝って来た甲斐がありました。船で来たってことは船で帰るわけですけどね。

2016年2月14日日曜日

3/19-20「七面山に登る会」のお知らせ

来月20日の春分の日は、東の海から登った太陽が、富士山はじめさまざまな神々の上を通って真西の出雲大社を抜ける日。富士山の真西にある七面山では、年に2度のダイヤモンド富士を拝むことができます(※晴れれば…)。



というわけで8回目になるお彼岸の「七面山を登る会」を実施します。今回は3連休の初日~2日目で、有給をとれない方も無理矢理風邪をひいたり、会ったこともない親戚を殺したりする必要がありません。3/19(土)朝、最寄り駅・JR身延線下部温泉駅に集合。登って山頂敬慎院で一泊、翌朝御来光を拝んで各自下山です。希望される方には下山後、国の歴史的建造物保存地区に登録されている麓の赤沢宿をご案内します(昼食においしいそばも)。

残雪に備えて軽アイゼンまたは靴の滑り止めが必要ですが、登山未経験者でもご心配なく。現地集合現地解散で、参加費は敬慎院の一泊二食5200円のみです。お問い合わせ・参加希望の方はお気軽にメッセージ下さい。

2016年2月13日土曜日

CP+でしゃべります

2/26(金)17:05~17:45と、2/27(土)15:05~15:45、CP+2016のシグマブースで今年も高座に上がらせていただきます。

演目は「Artレンズと行く、日本一小さな町と小さな村」ということで、普段撮っている早川町や、先日行ってきた青ヶ島の写真などをもとに、レンズのお話を一席。ぜひお越しくださいませ。CP+は事前登録で木戸銭(1500円)が無料になりますのでお忘れなく。


■EOS 7D MarkII+SIGMA18-35mmF1.8 DG

2016年2月12日金曜日

ようやく走り初め

青ヶ島から帰ってきてからの今週は、祝日もあったせいか何だか慌ただしく…。今日も朝から健康診断とか、打ち合わせとか、カメラの点検&修理とか、自分も出展しているチャリティー写真展のチェックとか。

そして夜は今年初の皇居ラン。しかもイキって2周。タイムこそ2周目の方が速かったんですが、さらにその後の反省会ではアルコールの回りが早く…。でも楽しい面々と走った後のアルコール消毒はいいもんですな。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA20mmF1.4 DG

2016年2月10日水曜日

四角四面な…

打ち合わせなどの外回りの合間に、新宿・コニカミノルタプラザで昨日始まった横井健治さんの写真展「O'zbeklar」へ。新疆ウイグル自治区に長く暮らした経験のある横井さんが、さらにその奥のウズベキスタンに通って撮り続けたスナップポートレートです。全篇ハッセルブラッド+カラーネガを撮られているので、同じ“ハッセラー”として興味深く拝見。真四角のフォーマットって長方形より撮り手の人柄がよく出るような…。そして内陸国の乾いた空気が伝わってくるようなプリントでした。


■OM-D E-M5 MarkII+M.ZUIKO12-40mmF2.8 PRO

2016年2月9日火曜日

島の釣果

青ヶ島の写真を整理中。最終日に寄り道した八丈島も合わせると4日間で7000枚近く撮っていました。仕事でもないのにこんなに撮ったのは久しぶりです。いや仕事でも最近こんなに撮らないか。

しかし船は欠航だらけ、ヘリもなかなか予約がとれないということで、行くのも帰ってくるのも難しいといわれる青ヶ島ですが、何のトラブルもなく。それどころか絶対に退屈すると思っていたのに、帰って早々「次はいつ行こうか」と真剣に考えるという…。次はやはり8月の牛祭りかな。

今回楽しめたのは、料理がおいしいという噂を聞いて、5軒ある宿の中から選んだ「ビジネス宿中里」の女将さんのおかげ。直前に見たドキュメンタリー番組にも登場されていて、そこでは少しおっかないキャラに映っていましたが…。青ヶ島は島民の約半分が工事関係者で、中里のご主人も土建業を経営。女将さんは「親方の奥さん」として下請けの人たちの食事を作っていたそうです。それがおいしいと口コミで広まって工事関係者の飯場となり、3食食べるなら泊めてあげようか…というわけで自然と宿になったんだそうな。飯場のおっかさんと聞くと、おっかないキャラも少し納得。でも素顔は世話好きの暖かいおかあさんで、いろいろな島の話とともに、いろいろな珍味や青酎を楽しませていただきました。

もうひとつお世話になったのは「青ヶ島整備工場」で1日4000円でお借りした軽自動車。僕が滞在中、ツアーで来ていた団体さんは別として、個人で観光で来ていた人たち(計5人)は徒歩で島内を巡っていました。僕もそのつもりでしたが、予約時に中里の女将さんから「写真撮るなら車を借りた方がいいわよ」といわれて予約。地熱釜にサツマイモや魚をセットして、蒸している間に港で少し撮影をして、戻って昼食…なんてことをしていたので、やはり借りて大正解でした。

ちなみに狭い島内を走り回って、3日間で使ったガソリンは14.01リッター。工場のご主人も「こんなに走ったお客さんは珍しいよぉ! うれしいねぇ、また来てね」。ガソリンは離島特別価格のリッター170円。むしろ何台かあった自販機の値段が本土と一緒だったのがびっくりぽんでした。


■EOS 7D MarkII+SIGMA18-35mmF1.8 DG

2016年2月6日土曜日

最後の夜

青ヶ島3日目。明日朝には島を離れるので、初日に出会って草刈りを手伝い、昨日も一緒にサツマイモを食べたおじいさんに別れの挨拶。会うなり「明日帰るんだろ?」。これから地熱サウナへ行くと言うと、俺も久しぶりに行こうかなぁ…と少し迷っていました。結局行かなかったけど。仙人みたいなおじいさん(っていうか仙人)でしたが、心なしか寂しそうでした。

宿で晩飯+晩酌をしていると、仙人の姪である女将さんが「あなた3日もいるのに楽しそうねぇ」。ええ時間が足りないくらいです、と言うと「珍しいわよ。ふつうの人は3日もいたら退屈しちゃうわよ」。3泊4日になったのはヘリがそれしか予約できなかったからで、来る前は3日どころか2日で飽きるだろうなぁ…と思っていたんですけどね。自分でも謎。

でもひとつ残念なのは、名物の星空が結局見えなかったこと。魚眼レンズを持ってきたけど出番なしです。これはまた来いってことかな。次は夏の牛祭りの頃、苦手だけど船で来たいですな(飛行機+ヘリより全然安いので…)。そのときはこいつも仲良くしてくれるだろうか。くれないか。

■EOS 7D MarkII+SIGMA18-35mmF1.8 DG

2016年2月5日金曜日

空飛ぶ漁船

青ヶ島2日目。雨にも風にも負けずいろいろ撮りましたが、絶対に撮りたかったこれにも無事遭遇できました。星空・青酎・地熱釜と並ぶ島の名物・空飛ぶ漁船です。本当は青空に浮かんでいるように撮りたくて、昨日も何度か狙ってみたんですけどね…。


■EOS 7D MarkII+SIGMA18-35mmF1.8 DG

ちなみになぜ漁船が宙に浮いているのかというと、左の港から右の高台へ移動させているから(出航するときは逆ですが)。青ヶ島は周囲が断崖絶壁で波が荒いので、海面に停泊していると流されてしまうのだそうな。

2016年2月4日木曜日

東京都青ヶ島村

夜明け前に自宅を出て、伊豆諸島の青ヶ島にやってきました。断崖絶壁に囲まれた絶海の孤島はフェリーがほぼ欠航するので、八丈島からヘリで行くのが当たり前というキングオブ秘境。島民は約160人で、ダントツの「日本で一番人口が少ない村」です。

「日本で一番人口の少ない町」早川町を撮っていて、ならば「村」はどんな感じなんだろうというまったくの個人的興味が今回の旅のきっかけ。人に全然遭遇しないかもと思っていましたが、集落がひとつしかないのでそんなこともありませんでした。ちなみに「第一村人」は広大な畑と立派な牛を持っているおじいさん。なぜか仲良くなって夕方には草刈りを手伝い、明日はおじいさんが収穫したサツマイモを僕が地熱釜でふかして一緒に食べる予定。って早川町に行ったときとやることが似てるな(笑)。


EOS 7D MarkII+SIGMA18-35mmF1.8 DG

宿に戻って島寿司をつまみに、青酎のロックをチェイサーにして45度の青酎をストレートを飲んだら速攻で爆睡。夜中に目が覚めて星を撮ろうと思ったら、外は強い風と雨でした。東京から持ってきた仕事でもするか。ってここも東京か。

2016年2月3日水曜日

鬼も内?

今日はもう毎年恒例のお仕事、身延山久遠寺の節分会。身延山は日蓮宗の総本山であるわけですが、日蓮宗には鬼子母神さまをお祀りする寺院が多いので、豆まきでも「鬼は外」とはいわず「除災得幸、福は内」といいます。



■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

というわけで外へ追い出されないのをいいことに、鬼は境内や門前をウロウロしていましたとさ。ニャー!

2016年2月1日月曜日

「イスタンブルの壁のなか」

今日から新宿・オリンパスギャラリーで曽根原昇さんの写真展「イスタンブルの壁の中」がスタート。閉館後のオープニングパーティーに伺うと、今回もまた自分で乾杯の音頭をとっておられました。酒とともに生きている曽根原さんらしいセルフセレブレーションというか。

しかし個展をやると「もうしばらくはいいや」と思うのに、他人の展示を見ると自分もやりたくなりますね。もっとも東京ではもう4年やっていないので、そろそろ冬眠から覚めないといけないですね。


■OM-D E-M5 MarkII+M.ZUIKO12-40mmF2.8 PRO