2014年7月27日日曜日

「すべて写真になる日まで」

今日はとても久しぶりにJRにの青春18きっぷを買い、東海道線で静岡のIZU PHOTO MUSEUMへ。昨年10月からやっている増山たづ子写真展「すべて写真になる日まで」に、会期延長の最終日、まさに延長ロスタイムで滑り込みセーフでした。

僕が今写真集にまとめようと撮影している山梨県早川町も、増山さんの被写体になっている岐阜県徳山村にそっくりな環境。なので参考にしたいと思って行ったのですが…すべてにおいて圧倒され、こりゃ参考にならんわ、というのが正直な感想。でもいろいろなヒントは得られました。頑張らなくてはね。



■SIGMA dp2 Quattro

見終わって三島駅までのシャトルバスを待つ間、一緒に行ったタカコバさん&エリコさんと敷地内のカフェへ。昨日に続いてかき氷を…今日は「ふじやま氷」。いや「ふじさん氷」だったかな? まあ富士山型のかき氷です。練乳をかけるとまさに冠雪の富士山でした。

しかし2日連続でおいしいかき氷をいただき、急に台湾へ行きたくなってしまいました。でも行く時間ないな。っていうか余った2回分の青春18きっぷが僕の手元にあるんですが、これを何に使うべきか…。特急に乗れないので悩みますね。

2014年7月26日土曜日

かき氷日和

昨日今日と七面山敬慎院へ。本殿内陣の修復作業を撮りに行ったのですが、作業用の足場に登り、久しぶりに下半身がスーッとするあの感触が…。これで登り下りもスーッとすれば最高なんですが、もう暑くて暑くて大変でした。


■SIGMA dp2 Quattro

そんなわけで山を下りた後は赤沢宿の「宿の駅清水屋」さんで、ゆずのかき氷を。シロップは地元早川産のゆずを使った自家製です。新メニューということで初めていただいたんですが、うまいのなんの。

2014年7月24日木曜日

止まれません

梅雨も明けていい天気が続いていますが、ここ数日はレタッチとか原稿書いたりとかメールしたりとか、自宅作業で本当慌ただしく…。

でもって明日明後日は七面山。さらに来週は伊豆・山梨・広島・再び山梨と遠出の連続で、合間にも都内で撮影。そして再来週は北海道東川町で写真甲子園の取材と、2週間ノンストップです。まだ終わっていない原稿はいつ書けばいいんだろう。

■RICOH THETA

こんな感じで目がまわりそうです。

そして今週はいろいろ発売されたり更新されたので告知を。

今発売中の「デジキャパ!」8月号にて、照英さんの連載「男子、カメラを抱け!」のコーチ役をやっております。照英さんに街スナップの極意を伝授。これは次号以降も続く予定なので乞うご期待。他にも「デジキャパ!」では特集もちょろちょろ。あとは「CAPA」8月号で、360度写せるTHETAの紹介をしています。

日経トレンディネットの連載は、キヤノンのEF16-35mmF4L IS編を昨日アップ。これ、中で書いた通りモノを見ないで買ってしまったんですが、本当にいいレンズです。来週再来週の仕事でもフル活用することになりそう。

2014年7月21日月曜日

はやかわ移動写真館

昨日は山梨県早川町の朝市「はやかわトラねこ市」へ。今まで何度か撮影に行ったことがある朝市ですが、今回は出店者として参加してきました。といっても何かを売ったわけではなく、写真館をオープン。前日にホームセンターで木の板とポスターカラーを買い、こんな看板も作りました。

かれこれ一昨年から撮影している早川町ですが、再来年に町制60周年を迎えるにあたり、町長から「今の早川町の姿を残してほしい」との提案をいただき、写真集の企画が始まりました。

そのとき僕が約束したのが「町民を全員載せましょう!」。早川町の人口は約1200人。町としては日本で一番少なく、村を合わせても日本で30番目くらいに少ない自治体です。それくらいの人数なら2年間あれば撮れるはず…と思ったのですが。

なかなかどうして、広い町内で全員を訪ね歩くのは困難です。というわけでいろいろ知恵を絞った結果が、人の集まる場所に伺う移動写真館。昨日のトラねこ市はまずまずの来場者でしたが、写真館のお客さんは…まだデータを整理していないのですが、町外の方を除くと30人くらいかな。まあ今後も楽しんで撮っていこうと思います。

そしてトラねこ市終了後は、昨年9月に写真展を行った町内のギャラリー「COCOROTO」へ。来年6月に再び写真展をさせていただくことになりました。これから移動写真館で撮っていくポートレートを展示します。ってことは楽しんで撮ってる場合じゃないか(笑)。




■SIGMA dp2 Quattro

さらにその前日には、早川で子供たちの川遊びを撮りました。撮るよりも遊びたい気分でしたが…水着を持っていかなかったのが悔やまれます。今度ひとりでこっそり泳ごうかな。

2014年7月17日木曜日

夢の引換券

今日はロケの打合せに、一昨日に続いての寄席撮影。その合間にうまいこと写真展4つ鑑賞。そして夜は銀座の「復興バー」で行われている田代島ナイトに、田代島の猫を撮っているニャーミ先生こと新美敬子さんのお誘いで参加。おいしいワインをいっぱいご馳走になり(一杯じゃないよ…)、帰宅したら大事な校正が待っていて推敲ならぬ酔敲…。

楽しい時間はあっという間に過ぎますが、楽しくない時間はなかなか終わらないね。



■SIGMA dp2 Quattro

通りかかった駅では、億万長者への引換券を発売中。そうか、今年もそんな時期か。ではひとまずバラで10枚でも…と思ったら真ん中の「秀じい」だけ長蛇の列。

両脇の「せっちゃん」でも「ひでちゃん」でもよかったんだけど、人の並ばない列で買って幸運になれるのか? っていうかお茶をひいている「せっちゃん」と「ひでちゃん」はリストラの対象にならないのか? 2人は「秀じい」の行列を引き立たせるための噛ませ犬なのか? ご老体(推測)ひとりに客を押しつけていいのか? そして「秀じい」も自分だけが忙しいことに不平不満はないのか? 

…といろいろ疑問が湧く光景で、とても「秀じい」の列に並ぶ時間も忍耐力もないので、引換券購入はまた今度。今年こそ当たってほしいんだけどなぁ。

2014年7月15日火曜日

お初でございます

今日は新宿末廣亭へ。ある取材で初めて寄席を撮影しました。お初の現場はたいてい混乱と驚きの連続なのですが、今後もちょこちょこ撮ることになるので、早く場の空気に慣れないと…。


■SIGMA dp2 Quattro

でも慣れなかったのは、超望遠レンズ(つまりテメエの技術のせい)という噂もなきにしもあらず。タムロンの150-60mmF5-6.3という超望遠ズームを初めて使ったのですが、屋内で600mmはやっぱり難しいです。でもレンズ自体は写りもよく、何よりカメラバッグに収まって地下鉄で持ち運べるのです。これが10万ちょいで買えるんだから技術革新ってすばらしいですね。テメエも技術革新しないとな。

2014年7月14日月曜日

微妙にはずれ

W杯のせいで超早起きしたり、早起きしたけど試合後また二度寝したり、寝ずに観戦して朝寝たりという時間との戦いを繰り広げてまいりましたが…ようやく終わりました。長かった。

ベスト16が出揃った時点で修正した予想は、ベスト8を賭けた8試合でギリシャ×コスタリカ以外を的中。4強も完全に的中させたのですが…準決勝がともに外れて、決勝と3位決定戦が予想と逆のカードになっちゃいました。決勝はブラジル×オランダで優勝オランダと読んで、まあ試合結果としては当たっていたんですけどね。ドイツ×アルゼンチンの予想まではしなかったなぁ。ドイツ応援していたんだけど、まさかブラジルに7-1で勝つとは思いませんでした。

しかしブラジルもアルゼンチンも、主力のケガや出場停止がなければ…という感じ。それもW杯といえばそれまでで、その点ドイツとオランダは選手層が厚くて、決勝も3決も勝つべくして勝ったのかなと。



■EOS7D+TAMRON16-300mmF3.5-6.3DiII

そんな熱い日々も終わって平穏な生活が戻るかと思ったら、東京は急に暑くなってぐったりです。

でも風通しのいい我が家は、今のところまだエアコンを使っていません。今年はこのまま行けば3年ぶりにノーエアコンで過ごせるかなと思っています。あっさり降伏するかもしれませんが。

2014年7月9日水曜日

ほおずき市

■EOS 5D MarkIII+EF16-35mmF4L IS

今年もそんな季節に。雨もまたよろし。

2014年7月7日月曜日

★に願いを

今日はあちこちで笹飾りを見かけました。意外なところでは警察署の玄関。「交通事故が減りますように」「指名手配犯が見つかりますように」なんて短冊があったかどうかは確認しませんでしたが。

あるビルの前では「短冊に願いをどうぞ!」と通行人に呼び掛けていて、僕も一瞬書こうかなと思ったものの…。人前に晒せる願い事なんて思いつかないのでやめました。


■SIGMA dp2 Quattro

そんな七夕、昼は雨だったけど、夕方には止み、夜は雲のあいだからきれいな月が。もう少し早く止んでくれたら仕事が楽だったのにな。

あ、それを短冊に書けばよかったのか。

2014年7月5日土曜日

浅草おわら

朝の天気予報が「今日は小雨が降り、肌寒い一日です。長袖がよいでしょう」というので、真に受けて久々に長袖のシャツを着て出掛けたのですが…。予報が外れて晴れるわ暑いわ。でも予報が当たるよりはマシですね。


■SIGMA dp2 Quattro

よもや浅草の合羽橋で「おわら風の盆」が見られるとは。八尾に行って見たいなぁ…と思って10年くらいになりますが、今年こそ行ってみようかな。

2014年7月4日金曜日

雨雲を呼ぶ

昨日は日帰りでいつもの早川町へ。町内でもひときわ山奥で、もっとも標高の高い茂倉(もぐら)という集落に行ってきました。山の斜面に集落があって、下には深い谷。入口から全景を見るとマチュピチュみたいです。

目的はそこに伝わる雨乞いを撮らせていただくためだったんですが…。もともと天気予報も夜から雨だったものの、雨乞いを始めたら予報よりかなり早く、本当に降りそうになったのですぐ終了。そして本当に降りました。恐るべし。



■SIGMA dp2 Quattro

集落のシンボルでもあるお宮さんにて。雨乞いは男性も加わるときもありますが、基本おかあさんたちの仕事。何年か前に日照りが続いたときは、お宮さんで10日間雨乞いをして、それでも降らなかったので山を3日間歩きながら雨乞いをしたそうです。

この建物はおかあさんたちが小さな頃からあって「鬼ごっこのときは、あの屋根裏に登ったのよ」「ここでいつもケンケンパするんだけど、そこのお寺さんに怒られてねぇ」などなど、子供の頃のエピソードを聞かせてくれました。

茂倉の人口は今は30人くらい。普段甲府などに住んでいる人を入れても60~70軒くらいだそうですが、昭和40年頃までは鉱山があって、ピーク時は300~400人が暮らしていたそうです。その頃は鉱山のトラックが交通手段。修学旅行も荷台に畳を敷き、みんなで乗って身延線の駅まで向かったそうです。厳しい時代だったんだろうけど、楽しそうに話すおかあさんを見ていたら、少しうらやましく感じてしまいました。


そんな話を聞いた後は東京へトンボ帰り。日本写真学院で行われたウエノンさんこと写真評論家・上野修さんのセミナー「写真芸術論を学ぶ」を聴講。2週連続の講義の2回目だったんですが、ウエノンさんから「2回分の受講料払っちゃってるから、急いで戻ってきたんでしょ?(笑)」と聞かれ、ハイその通りですと正直にお答えしました。でも急いで戻ってよかったです。

講義もさることながら、近くの居酒屋で行われた“補講”がたいへん勉強になりました。いや、あれ勉強になるのかな。まあよくわかりませんが、車だったから飲めなかったのが残念です。今度また飲みましょう。