で何をするかというと、決められた36のテーマを1本のフィルムで撮りきる(ただし6x6だったら3本、6x7だったら4本、ポラで36枚というのもOKらしい)のですが、やってみると意外と罰ゲームな要素も…。順番は自由だけど、必然的に1テーマにつき撮影できるのは1コマのみ。撮り直しや撮り足しはできないので難易度高し。僕もカメラのトラブルや自分のトラブルがあり、きれいに36テーマを撮りきれたのは4本目でした。
で、昨日からみんな1日1枚ずつウォールにアップせよ、ということで、僕もさっき2枚目をアップしました。写真家別やテーマ別にまとめて見ていける方がいいんじゃないの?とか思うんだけど、そんな几帳面なことを考えるのはたぶん日本人くらいでしょうね。外国の人は堅苦しいことを考えず、流れてきたものを気楽に眺めて「おーっ、クールじゃん」みたいに楽しむんでしょうな。
写真というのはあらゆる表現手段の中で、比較的言語や国境に関係ないといえます。でもネットや本や展示で海外の作品を見て、なんとなくわかったような気分になっているけど、本当にそうなのかというとそうじゃないのではなかろうか…。ふとそんなことを思っていたときにこの話を聞いて、ちょっとやってみたのでした。考えながらモノを見るいいトレーニングになるので、このフォーマットは学校に広まるといいんじゃないかな、と県立高校の非常勤講師は思います。
■OLYMPUS XA+FUJICOLOR X-TRA400
写真はちょっと先に投稿する分をフライングで。日本人なのでオリンパスXAとフジカラーで撮りました。