2008年9月13日土曜日

ここにもゴミ問題

今日はカメラメーカー3社のサービスセンター回り。レンズを1本修理に出し、昨日清掃に出したカメラを受け取り、同じく昨日修理に出したカメラを引き取ってきました。



実は前回北京に行ったときGR DIGITAL IIのセンサーにゴミが付いてしまい、状況によってはくっきり写ってしまうのです。ゴミが入り込むのは仕方なさそうな構造ですが、かといって清掃するには分解せねばなりません。とりあえず振ったりしてみましたが(笑)当然無意味でした。



そこでメーカーに問い合わせたところ、保証期間内なら無料で対応。しかも午後2時までなら即日完成、それ以降でも翌日に上がるとのこと。で昨日修理をお願いしたわけですが。



今日受け取りに行くと、なんとレンズが新品に交換されていました。ゴミが入っただけで新品に交換なんて、ちょっともったいない気がしますが……と窓口の方に話したら「機構上そうなってしまうんです」。まあメーカーとしては想定内で、シカノごときが心配することじゃないのかもしれません。



ついカバンのポケットなどに放り込んでしまうGRD2ですが、ゴミが入らないように専用ケース買おうかな。





080912_0013 これぞジャパニーズビューティー■GR DIGITAL II


修理から上がって試し撮りをしてみましたが、SDカードを持っていなかったので、内蔵メモリでちょこっとしか撮れませんでした。逆にいえばSDカードがなくても撮れるだけありがたいですが。



2008年9月12日金曜日

9.11になると思うこと

今日は9.11……そう、ニューヨークでテロがあった日でした。



7年前の今日、僕はIT企業に勤めていて、翌日朝には取引先でプレゼンが控えていました。誰もいないフロアでその企画書を書いていると……夜9時過ぎ、他のフロアにいる同僚からメッセンジャーで「貿易センタービルに飛行機が突っ込んだぞ」。僕は一瞬東京の世界貿易センタービルかと思いました。慌ててYahoo!のニュースを見ると、それは浜松町ではなくマンハッタンでした。え?あのビルに飛行機?避けなかったの?



そう思ってメッセージをくれた同僚のフロアに行ってみました。そこは制作部門の部署が集まっていて、夜中でも多くの社員がいます。中に入ると、片隅にあるテレビに社員たちが釘付けになっていました。
そして朝まで多くの社員がニュースに見入っていました。夜が明ける頃になり、僕は慌てて席へ戻って企画書を仕上げました。



それから半年ほどして僕は会社を辞め、一応転職先を探したり、声を掛けていただいた会社へ話を聞きに行きました。「来てくれ」という話はいっぱいあったのですが、どうにも決断ができず、前の前の会社から紹介された大手出版社で“とりあえず”フリーとして書籍の編集をやるようになりました。
するとたちまち数ヶ月先までスケジュールが埋まってしまい、いざ転職しようにもできなくなってしまいました。さて、このままフリーで仕事をするのか、どこかで区切りをつけてちゃんと転職するのか……。

そんなことを考えたのが6年前の今日、つまりテロから1年後です。そのとき僕はニューヨークにいました。会社を辞めた直後に“自由になった記念として”初めてニューヨークを訪れたのですが、そのときなぜか「9.11も行くぞ」と思ったのです。
9.11、夜明け前にミッドタウンの安宿を出て、地下鉄でグラウンド・ゼロに行くと、すでに周辺は人でいっぱいでした。夜明けとともに式典が始まり、ブッシュ大統領やジュリアー二前市長、ブルームバーグ市長が読み上げる犠牲者の名前を、集まった人や通勤途中の人たちが静かに聞いていました。



そういえばグラウンド・ゼロで追悼文を読んでいる遺族を撮影していると、隣でもニコンの一眼レフを持った日本人青年が熱心に撮影していました。数年後、友人から紹介された写真家が作品を見せてくれたのですが、その中にどう見てもあのときの青年が撮ったとおぼしき写真が。「このとき青いリュック背負って、ニコン使ってたでしょ?」「はい、でもなんで知ってるんですか?」「だって隣にいたもん」。世の中狭いもんです。
彼の他にも、その後知り合った同業者に、やはりあの日グラウンド・ゼロに行っていたという人が結構います。今思えば安易というか単純だなあと思いますが、写真家とはそういうものなのかもしれません。



結局僕はそのままフリーになる道を選びました。正確には流されていったというべきかもしれませんが、今思えば大正解だったかもしれません。
ニューヨークはその後も数回訪れましたが、行くたびに現地在住の写真家と知り合ったり、ギャラリーでそうした人たちの作品を見るようになりました。すると「住んでるやつにはかなわないなあ」と思うようになり、また仕事が忙しくなったこともあって足が遠のいてしまいました。もう4年ほど行っていません。また行きたいとは常に思うんですが……。



そして今は北京を一生懸命撮っています。ほんの1年半前まで中国にも北京にも興味がなかったのに、よもや中国語を習い、現地で仕事をするようになるとは……。
北京はニューヨークと違って「どこを撮ってもそれなりに絵になる」わけではありません。むしろとらえどころのない町です。でもあの不思議な熱気を目の当たりにするたびに、今撮らなかったらいつ撮るんだ(むしろ撮り始めるのが遅かった)と思います。
でも数年後に振り返ったとき、「なんであんなに撮ってたんだろう」と馬鹿馬鹿しく思うかもしれません。あるいは「もっと他に撮りようがあっただろうに」と実力のなさを嘆くかもしれません。結局のところ、その両方を感じるのだろうと思いますが。



かといって写真家は被写体を追わなくなったらおしまいです。しかも被写体は待ってくれません。写真とは難しいものです。

(というようなことを昨年か一昨年もブログで書いた気がしますが……笑)



080911_a 080911_b 080911_c 080911_d 2002年9月11日、グラウンド・ゼロにて■Mamiya6MF



話は変わりますが、今日はオリンパスギャラリー東京で、薬師洋行さん&Arthur THILLさんの写真展「第29回北京夏季五輪・同一ケ梦想 -想いは一つ、アスリートの夢-」のオープニングパーティーに行ってきました。内容はタイトルの通り、北京五輪で捉えたアスリートたちの姿です。
薬師さんとは中国仲間の山本さんを通して知り合ったのですが、僕が写真を始めた高校生の頃、薬師さんはキヤノンのカタログで「ニューF-1ハイスピードモータードライブ」という化け物のようなカメラ(なにせ電池が単3×20本、お値段は130万円)を手にしていました。それを見たシカノ少年は素直に「スポーツカメラマンってカッコいいなぁ」と思ったものです。以前その話を薬師さんにしたら「あはは!よくあんなクソ重たいの使ってたなぁ~!」と笑っておられました。



その薬師さんが今日のパーティーで「もっと腕を磨いて次のオリンピックも頑張ります」とご挨拶されていました。僕からみれば何をおっしゃる…ですが、ご本人はなかば本気なのかもしれません。巨匠と呼ばれる方ほど「まだまだ」という欲が強いように感じます。写真とはやはり難しいものです。



2008年9月9日火曜日

静かな夜

打合せで昼から銀座→六本木→西麻布とハシゴ。最近都心を歩くことが少ないので「ああ、東京だなぁ」と思ってしまいました。

今のマンションに引っ越してもうすぐ1年ですが、ベランダの向こうが広い公園、しかも周囲は静かな住宅街なので、あまり東京に住んでいるという実感がありません。いま外を見ても真っ暗闇だし、聞こえるのは虫の声だけ。網戸からは涼しい風が入ってきます。

前のマンションは8車線の国道沿いだったので、朝(必ず渋滞)はまるでニューヨークの交差点のような騒々しさでした。それはそれで「都会に住んでる感」があったんですが、やっぱり住環境は静かな方が精神的によろしいですな。



080908_a_11458 080908_b_11464 おまえも静かな方がいいだろ■GR DIGITAL II


080908_c_11436 おまけ。



2008年9月7日日曜日

いまごろ夏バテ

北京から帰ってきてまだ1週間経っていないんですが、なんだか遠い昔のような気が。帰国してから慌ただしい日々で、少々バテ気味です……。



昨日も山梨から中央道で帰ろうとしたら、事故のため相模湖インターから先が不通……。甲州街道に下りると、同じく中央道を下ろされた大型トラックやトレーラーで大渋滞。帰宅したらもうぐったりでした。



来週はちょっとゆっくりできそうですが、再来週は4泊5日でちょっとハードな旅に出ます。2000m級の山に登ってきます。というわけで体力をつけなければ……と思って料理をしていたら、油がはねて左腕を火傷してしまいました。ふつうなら病院行きになりそうなくらいひどいんですが、別に跡になってもいいやと放置しています。
ちなみに右腕には同じ理由で高校生のときに火傷をした跡が残っています。そのときの方がひどかった記憶がありますが、目立たなくなるまで10年以上かかりました。皆さんも火の扱いにはご注意を……。





080906_7476 北京・大望路にて■EOS-1D MarkIII+16-35mm



2008年9月4日木曜日

帰国早々、涙そうそう

昨晩11時過ぎに北京から帰宅。そして今日は早朝から取材。うちに戻って山のような原稿と格闘中です。まだまだ終わらないけどちょっと一服……。


080903_11384北京・華貿中心にて■GR DIGITAL II

スパイダーマン?



2008年9月3日水曜日

北京→ソウル→東京移動中

ただいま帰国のためソウルでトランジット中です。韓国はインターネット先進国だけあって、仁川空港では高速ワイヤレスLANがタダで使えます。成田や北京は有料なのに……。



昨日は夕方ちょっとだけ自由時間があり、こちらの友人と待ち合わせて南鑼鼓巷(ナンローグーシャン)に行ってきました。古い四合院をリノベーションしたカフェや雑貨店が立ち並び、多くの観光客が集まる通りです。ちなみにこのブログのタイトルにある写真(おじいさんが三輪車を押している)も、以前南鑼鼓巷で撮ったもの。
もっとも地元市民にはあまりなじみがないらしく、友人(中国人)は存在すら知りませんでした。



南鑼鼓巷はバックパッカー向けの宿ができたことから外国人が集まり、また写真家や映画関係者たちが副業で次々にカフェを開き、いまや北京有数の観光スポットになっています。というか訪れるたびに観光地化が進んでいて、うーん……という気がしないでもありませんが、取り壊されるよりはずっとマシかもしれません。



ちなみに一昨日も、よく行く南鑼鼓巷のカフェで撮影をさせてもらったのですが、協力してくれたお礼に何か注文していこうとしたら、オーナーのお母さんが厨房のエスプレッソマシンを指さして「私は留守番なの。これの使い方わかる? わかったら自分でいれていいわよ」。
でも見るからに年代モノの業務用マシン。僕にはチンプンカンプンで結局何も頼まずに出てきてしまいました。コーヒー飲みたかったんだけど。



昨日はそのカフェではなく、新規開拓ということで四合院を使ったホテルの屋上にあるカフェに行ってみました。





080902_7640 屋上からの眺め■EOS-1D MarkIII+16-35mm



今度の撮影に使えそう……。

などと次の北京行きを考えてしまう帰国の途上であります。



2008年9月2日火曜日

泳いじゃいけません

北京は昨日に続いて今日も快晴。というか昨日より快晴。2日続けてこんなに晴れるなんて珍しい、と地元の人たちも驚いていました。おかげで仕事も順調です。明日帰国します。





080901_a_11396 080901_b_11403 昨日は猫だったので今日は犬■GR DIGITAL II



ちなみに下の写真の池は遊泳禁止です。