今月23日(頃)発売予定の写真集「山梨県早川町 日本一小さな町の写真館」ですが、今日明日で印刷。というわけで立ち会いのため、埼玉にある東京印書館の工場へやってきました。写真集は3冊目ですが、立ち会いは独特な緊張感があります。4年間をかけて撮影したものがいよいよかたちになるとあって、緊張と興奮で昨晩は一睡もできませんでした。
でもまあ控室で寝ればいいや…と思っていたけど、編集の平凡社蟹沢さんと山本ドビーさんの会話(主にラーメン二郎について)がおもしろすぎてほとんど寝られず。
それはともかく、今回はネガフィルムをそのまま入稿するという、かなりイレギュラーな方法で制作していますが、数々の写真集を手掛けているプリンティングディレクター高柳昇さんとアートディレクター三村漢くんのタッグで僕のイメージ以上の仕上がりに。ポジともプリントともデジタルとも違う、柔らかさと鮮やかさとシャープさの絶妙なバランスになりました。南アルプスに抱かれた早川町の空気や湿気が伝わるはずです。
■a7II+Vario-Tessar T*FE24-70mmF4ZA
いつかは伝説のゴットハンド高柳さんと、お互い駆け出しの頃から付き合っている三村くんに自分の写真を編んでほしい…と思っていましたが、3冊目にしてようやく夢叶い、今宵の焼きトンとハイボールは格別でした。明日もよろしくお願いいたします。二日酔いだったらスミマセン。