2008年4月22日火曜日

北京ベルリン…っていう歌があったような

昨日、北京でマラソンの五輪プレ大会が行われました。それに関連してワイドショーやニュースがこぞって「いかに北京の空気が汚いか」を取り上げていました。
その中で「目に見えるほど大きなホコリも舞っています」と伝えているレポーターが。あれはホコリじゃなくて柳(ポプラ)の綿毛です。まあ人間からみればホコリといえなくもないんですが。



綿毛は北京では春の風物詩だそうですが、先日行ったときもかなりの量が舞っており、目や鼻に容赦なく飛び込んできました。アレルギー体質のシカノにはもはや地獄絵図。スギ花粉なんか飛んでいるわけないのに、なぜか北京に持参していたアレルギー用目薬がとても重宝しました。



そんなわけでいっそ舞っている綿毛を撮ってやろうと思ったんですが、これがまた写そうと思って写るものでもない。あきらめてかけていたとき、路地裏で綿毛が風にのって渦巻いているところに遭遇。なんとか写すことができました。ってどれだけ執念燃やしてるんだオレ。



080421_a_9763 しかもつまらん絵だし■EOS-1D MarkIII+16-35mm








そういえばサッカーW杯の取材でベルリンに行ったときもこの綿毛に苦しめられました。北京はモヤっていることが多いので、まだ写真に写り込むことも少ないんですが、ベルリンでは強い日差しで綿毛が反射してしまい、画像に白い点々が……。



ベルリンには「行った」というだけで、観光といえばブランデンブルグ門周辺と、タクシーを飛ばして壁が残るエリアをちょっと見に行ったくらいですが、あてもなく歩いてみたいと思う印象深い町でした。
そのときの通訳のタカヤマ氏(現地でプレーするサッカー選手、コテコテの千葉人)がマインツという、これまた歴史と情緒のある町に住んでいます。彼は今もメールのやりとりが続く大親友。ドイツへ遊びに行くよと約束しているものの、でもなかなか果たせず……。今年も秋まで予定がびっしりで、行けそうもないなあ。でも待っててくれ。夜のベルリンで大和魂をみせつけよう!

というわけでベルリンでの思い出の一枚。





080421_b_7651 夕陽で輝くジーゲスゾイレ。写真の神様が降りてきた瞬間■EOS 30D+17-85mm








ところで先日のクイズの正解発表をすっかり忘れていました。いや、忘れていたわけじゃないんですが、誰かがつっこんでくれるだろうと期待していたら……やはりつっこんでくれるべき方がつっこんでくれました。ライチ爺さん(泣く子も食べちゃう食の達人)ありがとうございます。



正解はカツ丼です。どう転んでもそう見えないですよね。