2014年9月14日日曜日

小さな中学校の大きな祭

一昨日昨日はいつもの山梨県早川町。

一昨日は町内を回って、撮らせていただいた方々へ写真を配っていたのですが…南アルプスの玄関口である奈良田で、スケッチブックに「52号線まで」と書いて掲げている青年に遭遇(こんな姿)。

福岡の大学生で、新潟まで40台くらいをヒッチハイク。それでもって立山から南アルプスまで縦走して、山を下ってきたところだとか。これまでヒッチハイクの旅を相当重ねているらしく、300台くらいにお世話になってきたそうです。僕は301台目くらいだね。

52号線まで行く時間はなかったんだけど、途中まで送ることに。そして幸運なことに、途中で川崎ナンバーのパジェロに遭遇。バトンタッチしました。次の目的地は香川の金毘羅さんだそうです。もう着いているかな。


そして昨日は町で唯一の中学校で行われる白鳳祭を撮影。文化祭と体育祭が一緒になった行事で、朝から太鼓の演舞・演劇・合唱・大縄跳び・綱引き・障害物競争・生徒vs先生vs父兄の対抗リレー・再び合唱・フォークダンス・感想発表会…と日没までプログラムが盛りだくさん。

全校でたった29人しかいないので、1人1人が否が応でも目立ちます。だからすべて全力です。生徒も大変だけど、付き合うお父さんお母さんもこりゃ大変。そしてカメラマンの僕もさすがにバテました…。

しかも最後は…


■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

早稲田大学競走部出身、リレーでは本気で生徒を蹴散らし、優勝の原動力になった教頭先生プレゼンツ・早川中学校大花火大会! 生徒のみんなも涙・涙・涙…。

規模は小さいけれど、生徒の絆の強さや逞しさを感じた一日でした。教育環境を求めて都会から早川町へ移住してきた家族も結構いらっしゃるのですが、そう考えるお父さんお母さんの気持ちが少しわかりました。そんな雰囲気がちゃんとフィルムに写っていればいいんですが。