今日は一昨日行ったばかりの山梨県早川町へ。実はその一昨日「明後日から雨畑硯の原石の採掘を始める」という話を聞いたのです。早川町にはフォッサマグナが通っており、その影響で柔らかい岩が堆積。七面山の真裏にある雨畑集落にて、その岩を掘って作るのが雨畑硯です。
そこで採掘を撮るべく、中央道を西へ西へ向かったのですが…。談合坂SAで早めのランチを何にすべきか迷っていると、現地から「朝の発破でうまく岩盤が崩せず、採掘は来週に延期」という連絡が。一瞬戻ろうかと思ったものの、大月から手ぶらで戻るのもシャクだし…。
というわけでダメもとで現地へ行くと、採掘の達人・天野さんが「案内するだよぉ」と軽トラで坑道へ連れていってくれました。そこは案内なしでは絶対に辿り着けない、とんでもない場所…。
天野さんは坑道に入ると巨大な斧で岩盤を割り、手作業で原石を採取。おかげでこちらもじっくり撮影でき、やっぱり迷ったときは行くのが吉、と痛感した一日でしたとさ。
■SIGMA DP1 Merrill