で今日の目的は、古屋という小さな集落に伝わる「蟲封じ」…の準備。集落には戦国時代に武田信玄が建てたお寺があり、ご住職はお盆が近付くと御札を書きます。檀家が16軒で、御札は1軒につき2枚なので32枚。これを檀家さんが用意する竹に差し、お盆になると畑へ立てます。今日がその御札を書く日ということで、撮影に行ってきました。
■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-35mmF2 DG
書かれているのは自我偈の一部。こんな風習はもうほとんど残っていないと思いますが、ご住職は「ここは何百年もやってきてるし、檀家さんも頼りにしてくれるんでね」といいながら、エアコンも扇風機もないお堂で一文字一文字ゆっくりと筆を入れていました。