静かな静かなカメラ屋さん

今日は朝から茨城のつくばで仕事。午前で終わってつくばエクスプレスで帰京したのですが……。

午後は明日の撮影で必要なアクリル製のウエイトを、新宿かどこかへ買いに行く予定でした。でもつくばエクスプレスから地下鉄に乗り換える北千住に東急ハンズがあることを思い出しました。
そこで北千住で下車して東急ハンズへ行ったんですが、店内をいくら回っても見つからず。しばらくして隅の方にアクリル素材のコーナーを見つけましたが、ちょうどいい形があらず。店員さんに聞いてみると「ここにないのは特注ですねえ」。うーん、よく見るかたちなんだけどなー。

というわけでハンズから撤退。そのまま売っていそうな都心へ出掛ける案もありましたが、先方にもウエイトがあるのはわかっているので、明日はとりあえずお借りすることにしました（もしなかったらやばいな）。

しかしハンズは久しぶりだったんですが、楽しいですね。目的のものを探しながら、関係ないものを見ていくのがいいんです。だから探しものがあってもエプロン姿の店員さんには決して尋ねません。

とくに今日興奮したのが文房具コーナー。さらにいえばシャープペンシルとボールペンのコーナー。あんなのもこんなのもあって、ついつい欲しくなってしまいます。どちらもなくて困っているわけではないので、結局何も買いませんでしたが。
いま使っているボールペンはスイス製、シャープペンシルはドイツ製……と書くと超高級品ぽいんですが、ともに1000円台。それを大学時代から愛用しています。シカノは物持ちが超いいのです。

どちらも今流行の人間工学に基づいた流線型デザイン……


とは程遠く、極めてごっついデザインです。しかも重い。でもどちらも書きやすいし、手が疲れないのであります。

てなわけでハンズをウロウロしていたら甘いものが欲しくなり（関連性は不明）、商店街の端にある団子屋さんへ行ってみたんですが、あいにく定休日。

ただ引き返すのはつまらんので、来た道と違う道で駅へ戻ると、一軒の古いカメラ屋さんを見つけました。
一見するとやっているのかいないのかわかりませんが、ドアが開いており、営業しているようです。ただどう見てもデジタルプリントなどを受け付けているようには見えず、しかもショーケースには30年も40年前も昔のカメラが（なぜかラップにくるまれて）陳列されています。その奥のポスターも「三菱カラーフィルム」。三菱のフィルム……。

■ともにGR DIGITAL II

ショーケースのカメラいくらなんだろう、安かったらどれか買おうかな……と思いましたが、売り物だったらとっくになくなっているよなと結論づけて北千住駅へ向かいましたとさ。