今年3月の震災直前、多摩川の河原でロケをしていて、ちょっと目を離したスキに三脚を盗まれてしまいました。三脚は10年以上使っていたオンボロで、まあ盗まれても全然惜しくなかったんですが……。上に載っていた雲台がマンフロットのジュニアギアヘッドで、三脚よりも高いし、新しいし、何よりも重宝していたし、悔しくてしょうがなかったんですが。
やっとこさ今日買い直しました。一昨日EOS 7Dを買ったお菓子屋さんみたいな名前のカメラ屋さんへ、再び7Dのバッテリーグリップを買いに行ったのですが。ついでに用品館をのぞいたら、珍しくあったのです。中古が。しかもきれい。
■OLYMPUS PEN E-P3+DG SUMMILUX 25mmF1.4 ASPH.
そういえば一昨日もここでジッツォの3D雲台を買ったばかりだった……。
雲台には3D雲台、自由雲台、ジンバル雲台、ギア雲台などいろいろタイプがあって、よく「どれがいいの?」と聞かれるのですが、こればかりは目的+好みによりけりなんですよね。
自由雲台が便利そうだと思われがちですが、微調整がやりにくいので僕はあまり好きじゃないです。ただコンパクトなので、荷物を軽くしたいときには使います。反対にギア雲台はとにかく重たいのですが、微調整のしやすさは抜群。一度使うとやめられません。
もっともギア雲台は重いくせに耐荷重性があまりよろしくないので、重たい機材を載せたり、夜景撮影などで安定性が欲しいときはジッツォかな……ということでモノが増えていくのであります。
ところで中野のカメラ屋さんでは、いま話題のペンタックスQのデモが行われていました。今日発売の「CAPA」9月号で、そのQのレビューをやらせてもらっています(ここ参照)。レンズはスタンダードプライムと魚眼しか使えなかったんですが、なかなか奥の深いカメラでした。とくに魚眼がよかった。実売1万円以下であの写りはズルいよ。
「デジキャパ!」9月号でも、巻頭特集でホワイトバランスのテクニックなんぞを少々。こちらは300号記念特大号で、ちょっとしたオマケが付いてきます。