2013年8月30日金曜日

「早川町の人々」始まります

ただいま山梨県早川町の赤沢宿では、僕の写真展「身延~赤沢~七面山 信仰の道」を開催中で、地元を中心に多くの方々にお越しいただいているようです。

そして明後日、9/1(日)からは同じ町内のはやかわ創造空間COCOROTOにて、写真展「早川町の人々」が始まります。ちょうどすべてのプリントを終えたところで、これで明日現地で無事設営ができそうです。できないと困るんですけど。

「早川町の人々」では、昨年秋から撮影してきた早川町の人々のスナップやポートレートを展示いたします。ハッセルブラッドやマミヤ6で撮ったカラーネガをフィルムスキャナで取り込み、エプソンのPX-5002でA2にプリントしています。



■Mamiya6MF+G75mmF3.5, FUJICOLOR PRO160NS

これは先日も書いた赤沢宿のCAFE KIKUYA。こちらの営業も「身延~赤沢~七面山 信仰の道」と同じく9/1までです。

というわけでかねてから告知してきた、2つの写真展を同時にご覧いただける9/1のギャラリートーク。今のところ20人近い方から参加表明が…。最終的に何人になるのかはわからんのですが、とくに予約は不要ですので12時30分に赤沢宿の赤沢公民館へお越しください。13時30分まで赤沢宿を巡った後、各自COCOROTOへ移動していただき、15~16時に「早川町の人々」をご覧いただきます。

早川町へは国道52号から県道37号南アルプス公園線に入っていきますが、県道から赤沢宿までの道はなんとGoogleマップにも掲載されておりません。そこで町内中心部から赤沢宿までの行き方(こちら)と、赤沢宿の簡単な地図(こちら)を作りましたので、来られる場合は参考にどうぞ。ご不明な点はなんなりとメールください。

2013年8月29日木曜日

富士山からバルト海へ

昨日は午前2時出発で富士山へ。といっても登ってきたわけではなく、吉田口の五合目から少し先の経ヶ岳という、身延山久遠寺直轄のお堂に行ってきました。

経ヶ岳がある場所は日蓮さんが百日間修行され、自ら書写した法華経を埋めたとされています。長らく荒れていましたが、戦後に身延山久遠寺の法主さまがそれを嘆き、富士急の会長さんとともに復興を目指しました。そして五合目まで道路を作り、日蓮さんゆかりの地に八角堂を立てたそうです。昨日も五合目駐車場は多くの登山客で賑わっていましたが、車で標高2300mまでアクセスできるのも経ヶ岳があったからなのです。

そんな経ヶ岳で、山梨県日蓮宗青年会のお坊さんたちが初めて読誦会(お経をぶっ通しで読み続ける会)を行うので、ぜひ撮りに来ませんか?とお誘いいただき、馳せ参じた次第。メンバーにはいつも身延山や七面山でお世話になっているお坊さんも多く、会長を務めているのも、かれこれ3年以上お世話になっている七面山の小松祐嗣執事さん。



■EOS 5D MarkIII+EF17-40mmF4L

右端で力強く団扇太鼓を叩いているのが小松執事さん。トレイルランの選手でもあり、今年の12/1(日)には身延山と七面山をぐるっと回るトレイルランレース「修行走」を企画されています。僕も参加しまーす…といいたいところですが、完走できるはずもなく、ふつうに撮影係としてお手伝いする予定です。走れる自信がある方はぜひ参加してみてください(詳しくはここ)。

読誦会は実に4時間にも渡りましたが、刻々と変わる光の中で一心不乱にお経を読む姿や、富士山の登山道を行脚する姿はとても絵になりました。皆さんありがとうございました。合掌。


その後寄り道せずに帰宅して、すぐに新宿へ。ペンタックスフォーラム…が名前が変わって、リコーイメージングスクエア新宿、で始まった“そさん”こと曽根原昇さんの写真展「エイレホンメ 白夜に過ぐ」のオープニングパーティーにおじゃましてきました。


■EOS 5D MarkIII+EF50mmF1.2L

赤城耕一先生にスピーチを頼んだら、なぜか泣きつかれる曽根原さん、の図。

パーティーではやれエイヒレホンメだ、白夜の過ちだとタイトルをいじられていましたが、白夜の時期に撮ったエストニア・キフヌ島の空気がプリントに淡々と写り込んでいます。大学院で植物を研究されていたそさんですが、なんかそれが写真に現れているような…。9/9(月)までです。是非。

2013年8月26日月曜日

赤沢宿の写真展

以前からお知らせしていた山梨県早川町・赤沢宿での写真展「身延~赤沢~七面山 信仰の道」が今日から始まりました。今回の写真展は「赤沢宿 重要伝統的建造物群保存地区選定20周年記念イベント」という町主催の行事の一環。書家の方々による書道展とともに、集落内の元旅館を使って行っています。

赤沢宿は身延山から七面山へと巡礼するための宿場町として栄え、つまりはお客さんも個人や家族ではなく、白衣姿の「講」と呼ばれる集団がほとんどでした。なので大勢が一斉に足袋を脱げるよう、どの旅館もL字型に長い土間を設けています。その土間に町内の小中学校から借りた美術用のイーゼルを置き、プリントを展示。身延町・山十製紙さんが漉いた西嶋和紙にプリントしていますが、周囲の雰囲気にもよく合っています。と自画自賛。


今日は開会式もあり、僕もお招きいただいたのですが…スピーチなどはないということで悠然と写真を撮っていたら、突然司会の方が「ではここで書道家の先生と写真家の先生よりお言葉を…」。聞いてないよ!というわけで、焦りながらご挨拶。
その後、僕も審査をやらせていただいた記念フォトコンテストの表彰式もあり、賑やかに1週間にわたるイベントが始まりました。

なお僕の展示は元旅館だった大阪屋さん・萬屋さん・大黒屋さん・えびす屋さんの4軒で行われています。大黒屋さんは中の広間も上がって見学していただけます。
それぞれどこにあるか、というのは集落で唯一のお寺・妙福寺の隣にある喜久屋さんが、イベント期間中のみ「CAFE KIKUYA」として営業中。いつもお世話になっている上流研さんが運営されていて、いろいろご案内していただけるはずです(っていうか萬屋さんと大黒屋さんがちょうど目の前)。



■FUJIFILM X-M1+CarlZeiss Touit12mmF2.8

写真上は大阪屋さん。こちらも元旅館で、赤沢でもとりわけ立派な建物です。下はCAFE KIKUYA。2階からは赤沢宿と七面山を眺めることができます。左下の軒下にちょっと見えるのが、萬屋さんの展示です。


そして前に書いた通り、最終日の9/1(日)には早川町内のCOCOROTOでも写真展「早川町の人々」が始まるということで、2つを巡るギャラリートークを行います。参加される方は12:30にフォトコンテストの受賞作品展を行っている赤沢公民館へお越しください。
1時間ほど写真をご覧いただきつつ集落をご案内し、その後各自COCOROTOへ移動して3時から「早川町の人々」をご覧いただきます。

なお8/31~9/1の土日は、早川町乗合バス「七面山登山口・角瀬」バス停から、赤沢宿までの送迎バスが随時運行します。JR下部温泉駅を11:36、高速バスの飯富バス停を11:45に出るバスに乗れば、12:30に赤沢宿へ辿り着くことができます。角瀬からCOCOROTO、さらにCOCOROTOから飯富バス停や下部温泉駅も、乗合バスで移動していただくことができます。

また車でお越しの場合は、県道の角瀬トンネルを抜けた直後を左折しますが、そこから先はカーナビがナビをしない可能性が大です(なにせそこから先はGoogleマップにも載っておらず…)。また対向車とのすれ違いが難しいので、車が大きかったり運転が不安な場合は、バス停周辺に車を停めて送迎バスを利用することをおすすめします。

不明な点がありましたら何なりとメールにてお問い合わせください。

2013年8月24日土曜日

写真がない!?

今日は20日もオープニングに行った、松下初美さんことはっちゃん(逆?)の写真展「はりを抱く」へ。隣で「forest park」を開催中の青木秀平さんとともにギャラリートークがありました。

彼女は身近な人が主な被写体なのに対し、僕は逆に自分とまったく違う世界を作品としてきたので、とても考えさせられるものがあります。



■Nikon1 J3+1NIKKOR11-27.5mmF3.5-5.6

会場で受付中のはっちゃん…あれっ、作品がない! この秘密(?)は明後日26日までに、新宿ニコンサロンでお確かめください。明日・明後日ははっちゃんも会場にいるそうです。

2013年8月22日木曜日

飛び込め!

山梨県早川町でもうすぐ始まる2つの写真展に備え、今日はプリントをしたり、スキャンをしたり、地元の方々へDMを送ったり…。


■Mamiya6MF+G75mmF3.5, FUJICOLOR PRO400

これは先週の15日、雨畑湖上祭へ向かう途中の早川で撮ったもの。なかなか度胸満点な姉妹でした(そう、女の子なのだ)。こちらは9/1からの「早川町の人々」で。

□2つの写真展
8/26~9/1「身延~赤沢~七面山 信仰の道」赤沢宿(案内
9/1~9/29「早川町の人々」はやかわ創造空間COCOROTO(案内

2013年8月20日火曜日

「はりを抱く」

松下初美さんことはっちゃんの写真展「はりを抱く」が、ニコンサロンbis新宿で今日からスタート。というわけで今宵はオープニングパーティー…。


■Nikon1 J3+1NIKKOR11-27.5mmF3.5-5.6

主役のはっちゃん。ニコンワインで乾杯! 左後ろの落ち武者みたいな人はテキトーなので気にしないでください。

展示は26日までで、24日の土曜は13-14時にギャラリートークがあります。是非。

しかし今日は久々に飲み過ぎました…。でも楽しい夜でよかったよかった。いろいろ書きたいことはあるのですが、まだ酔っ払っているのでまたね。

2013年8月19日月曜日

【募集】9/22-23・七面山でダイヤモンド富士を拝もう!の会

昨年の秋分の日に初めて行った「七面山を登る会」ですが、その後も11月・12月・今年2月・3月と行い、さまざまな方にご参加いただきました。そして今年もあと1か月ちょっとで秋分の日…。

というわけでしばらく中断していましたが、久々に参加者募集です。

富士山の真西にある七面山では年に2日、お彼岸の中日にダイヤモンド富士が現れます。富士山頂から登った御来光は境内を通り、本堂のご神体をスポットライトのように照らします。さらにその光の線は琵琶湖や数々の社寺を抜けて出雲大社、そしてお釈迦様の故郷インドへと向かいます。

その神秘の世界を七面山の山頂で一緒に体験しましょう(ただし晴れれば…)。




■EOS 5D MarkIII+EF8-15mmF4L Fisheye

↑昨年の集合写真。今年も魚眼持っていこうかな…。


以下、今回の詳細です。

【場所】山梨県南巨摩郡早川町~身延町
【集合】9/22(日)9:30 JR身延線・下部温泉駅
【解散】9/23(祝)朝食後、山頂敬慎院で(各自下山)
【費用】敬慎院の宿泊費・5200円(1泊2食付)


東京方面から電車でお越しの方は
7:03新宿→特急かいじ173号→8:36甲府
8:43甲府→特急ワイドビューふじかわ4号→9:23下部温泉で。

下部温泉駅から登山口までは車で30分ほどです。車でお越しの方は電車組の方々の同乗にご協力ください。なおその時間に間に合わないという場合や、前泊希望の場合はご相談ください(登山口には旅館があります)。

集合後、10時半頃に登山口をスタート。山頂敬慎院には16時着(所要5時間半)のスローペースで登る予定です。本格的な登山ではありませんが、約1200mの標高差があるので、軽いトレッキングの装備と心構えは必要です。詳しくは敬慎院のホームページをご覧ください。

翌朝は御来光→朝食の後、山頂解散で各自下山いたします。希望される方には下山→昼食後、麓で行われている僕の写真展「早川町の人々」へご案内いたします(電車組の方は同乗できる車がある場合、ということになりますが)。

ご参加・ご質問は気軽に僕までメールをください。参加の場合は車か電車か、交通手段も明記してください。よろしくお願いいたします。

2013年8月18日日曜日

明室作業

いよいよ早川町での2つの写真展が迫ってきて、慌ててプリント作業に…。いや、ほんと間に合うんかな。間に合うとは思うんですが。いや間に合わないとマズい。

そんなわけで今週来週はうちのプリンターがフル稼働の予定。でもまあお座敷暗室でモノクロプリントを焼いていた時代に比べたら、なんと気楽なことよ。


■HASSELBLAD 500C/M+CF80mmF2.8, FUJICOLOR PRO160NS

□2つの写真展
8/26~9/1「身延~赤沢~七面山 信仰の道」赤沢宿(案内
9/1~9/29「早川町の人々」はやかわ創造空間COCOROTO(案内

2013年8月16日金曜日

いつもと違う

今日は撮影やら買い出しやらで都内を回っていたのですが、まるでずっとビニールハウスの中にいるようでした。かといって都内でイチゴやトマトが栽培できるという話も聞かないのですが。当たり前か。



■FUJIFILM X-M1+CarlZeiss Touit32mmF1.8


お盆だけに都心は人も車も少なめで、目立つのは外国人観光客と他県ナンバーの車。そんなことを予想して、運転したくないなと思って電車移動にしたのですが、帰りの荷物が多くてちょっと後悔。

そして僕は今年も里帰りする時間がなく…。ご先祖様スミマセン。

2013年8月15日木曜日

雨畑湖上祭

今日は帰省ラッシュの渋滞にもめげず、朝に東京を出て早川町へ。そして目指すは“日本のマチュピチュ”早川町でも、ひときわ奥の雨畑集落。早川町で唯一打ち上げ花火が楽しめる「雨畑湖上祭」を撮ってきました。

夕方から太鼓・踊り・歌などの催し(見知った顔、多数出演)が2時間ほどあり、フィナーレに花火がドカーンと上がるのですが…構えていたマミヤ6がフリーズ! バルブで凍りやすいのがマミヤ6の欠点で、そんなときの緊急スイッチもあるのですが…。なにせマミヤ6でバルブ撮影なんて10年ぶりくらいなので、作法を忘れてあたふたしているうちに約15分の花火は終了。

電池を抜いて入れ直したりしたのですが、それってデジカメの作法ですね。電子式でもあり機械式でもあるカメラはこういうとき本当厄介。やっぱり完全機械式のハッセルにしとけばよかった。

でもまあ他が予想以上にいろいろ撮れて、トータルで考えたら大収穫な一日でした。祭のくじ引きで10kgのお米も当てたし!



■FUJIFILM X-M1+CarlZeiss Touit12mmF2.8

背後の山はいつも登っている七面山。といっても登山道はこの裏側ですが。

というわけで9/1~9/28の写真展「早川町の人々」向けの撮影は、ひとまず今日でおしまい。まだ撮りたいけど撮っていない集落や行事もいっぱいあるので、今後も撮影は続けるつもりですが。いつか東京でも展示したいし。


なお以前から何度かお知らせしている9/1のギャラリートークですが、12:30に赤沢宿・赤沢公民館をスタート。1時間半ほど赤沢宿および集落で開催中の写真展「身延~赤沢~七面山 信仰の道」をご覧いただいた後、写真展「早川町の人々」の会場であるCOCOROTOへ各自移動。15:00より「早川町の人々」のギャラリートークを行います。

東京・甲府方面より電車でお越しの場合は、JR下部温泉駅を11:36発の乗合バスにお乗りいただき「七面山登山口・赤沢入口」で下車してください(時刻表では12:02)。バス停と赤沢宿は通常徒歩かタクシーの移動になりますが、9/1は送迎のシャトルバスが随時運行の予定です。なお赤沢宿からCOCOROTOもシャトルバス→乗合バスで移動できるスケジュールとなっています。

車でお越しの場合は、赤沢宿・COCOROTOとも駐車場がございます(赤沢宿からCOCOROTOまでは僕が先導します)。電車&バスですと移動が制限されてしまい、飲食などを楽しむのも難しいので、できれば車でお越しになることをおすすめします。

ご不明な点はメールにてご質問ください。

2013年8月14日水曜日

さよなら小学館ビル

仕事の途中、小学館の前を通ったら何やら人だかりが…。

そうそう、もうすぐ取り壊しの旧社屋に、さまざまな漫画家たちが“落書き”をしたアレですな。ドラえもん、オバQ、ラムちゃん、ピカチュウ…漫画に疎い僕でもわかるキャラが壁やガラスにびっしりと“落書き”されていました。

そこに大勢の人たちが群がるのを見て、漫画家という職業がちょっとうらやましく思えたり…。写真では即興で老若男女に喜ばれるパフォーマンスって、ちょっと難しいですからね。



■FUJIFILM X-M1+CarlZeiss Touit12mmF2.8

小学館とは今までちょっとしかご縁がないのですが、それでも何度か旧社屋におじゃましたことが。高度経済成長の香りが漂う立派なビルでしたが、耐震強度が低いからってこの時代のビルがどんどん壊されるのは、なんともしのびないですなぁ。

2013年8月13日火曜日

夏休み

日本列島はおおよそ夏休みのようですが、僕も今日は久々に何も予定がなく。写真展をいくつか見て、ちょっと(?)お酒を飲んで、楽しい休日でした。そして明日はまた急ぎの仕事が…いえいえ、ありがたい限りです。仕事があるから楽しく休めるので。



■SIGMA DP1 Merrill

2013年8月11日日曜日

暑さゆえ…

糖類王といえどもアイスは1日1個と自主規制をしているのですが…今日はさすがにガマンできなかった。昼にうちで1個、そして夜に出先でも…。糖類の神様ゴメンナサイ。


■OLYMPUS OM-D+M.ZUIKO17mmF1.8

2013年8月10日土曜日

あまりのうれしさに

旭川空港を8:55発の飛行機で帰ってまいりました。ええ、夜じゃなくて朝の。二度寝してしまい、危うく乗り遅れるところでした。

東京には昼前に着いたわけですが…なんなんだこの心地悪さは!

あまりに暑いので極力外を歩かない作戦に。羽田空港の中で早めのランチを食べて、まっすぐ帰宅。ついさっき(丑三つ時)まで、昨日まで取材した写真甲子園の写真をセレクト&レタッチ。CAPA編集部へ入稿し、シカノの写真甲子園も1日遅れで閉幕しました…。




■EOS M+EF-M18-55mmF3.5-5.6

というわけで使わなかったカット。っていうか紙媒体じゃ物理的に無理なんですけどね。あとスマホやタブレットも。ええGIFアニメです。

写っているのは優勝した埼玉栄高校の高橋先生と選手たち。優勝して飛び上がって喜ぶの図…だったらよかったんですが、ともあれおめでとうございます。

2013年8月9日金曜日

祝!初優勝

北海道東川町で取材中の写真甲子園2013も、いよいよ今日が最終日。一昨日からすばらしいプレゼンを続けていた埼玉栄高校が、8回目の出場で初優勝を飾りました。

個人的に埼玉栄の高橋先生は(なかなか勝てなくて悶々としていることも含めて)とてもよく知っているので、中立に取材をしつつもうれしかったです。でも以前から知っている日原さんや武正くんの能力を考えると、今年はやってくれそうな気もしていたので、ある種ほっとしたような。

ともあれ埼玉栄高校の皆さんおめでとうございました。そして他の19校の皆さんもおつかれさまでした。




■EOS M+EF-M18-55mmF3.5-5.6

熱戦の後はアイスでも…というわけで「道の駅ひがしかわ道草館」のプレミアムプリンソフト380円。昨日も食べたのですが、今日もやっぱり食べました。プリンとソフトクリームのハイブリッドな感じがたまらん。

そして4日間撮ってきた僕の写真は、今月20日発売の「CAPA9月号」に掲載されます。そう、まだ素材しかないのに、10日後には書店に並ぶんです。ここから高校24年生シカノの、もうひとつの写真甲子園が始まります。自宅で。

2013年8月7日水曜日

写真甲子園2日目

今日は氷と煙の世界、旭岳へ。

日本列島は猛暑で、東川町もそれなりに暑かったのですが、雪渓が残るここだけは別世界。もっとも思ったほど寒くもなく、日差しがあればTシャツ1枚、日が陰っても極薄のパーカーで十分でした。



■EOS M+EF-M18-55mmF3.5-5.6

写真甲子園は20回大会ということで、大変盛り上がっております。自分の頃にはなかったものなので、取材していると高校生に戻りたくなりますね。

2013年8月6日火曜日

嗚呼、写真甲子園

昨日書いた通り、4年ぶりに写真甲子園の取材にやってきました。あまり久しぶりな感じはしないのですが、ひとつ感じるのは高校生が前よりも若く見える(ということは自分が歳をとっている)ということでしょうか。



■EOS M+EF-M18-55mmF3.5-5.6

こちらも4年ぶり(13回目)の出場となる大阪市立大阪工芸高校…の選手ではなく、応援に来た“選手ではない写真部員”です。でも選手よりもいろいろ撮りまくっていました。さすが大阪工芸。

本戦は明日から。高校生についていけるかな…。

2013年8月5日月曜日

赤沢宿にて

ここ数日間、パソコンに向かって作業の日々が続いていましたが…。

今日は先週に続いて早川町へ。先月末まで募集していた「赤沢宿写真コンテスト」の審査をしてまいりました。

告知から締切までが短かったにもかかわらず、多くのご応募をいただきました。晴れて入選した作品は、8/26~9/1の赤沢宿・重要伝統的建造物群保存地区選定20周年記念イベントにて、僕の作品とともに展示されます。



■SIGMA DP1 Merrill

上は一緒に審査を行った早川町の辻一幸町長。なんと1980年就任、現在9期目という名物町長さんです。

下はイベントで僕の作品を展示する旧家のひとつ、大黒屋さん。江戸時代に建てられた元旅館で、座敷には人が1人入るくらいの大きな火鉢が。昭和のはじめに東京から寄贈され、僕も先週歩いた身延山からの山越しルート(つまり人力)で運ばれてきたそうです。

大黒屋さんはイベント期間中、この座敷も公開される予定。貴重な機会ですのでぜひお越しください。

そして明日からは写真甲子園2013の取材。自分の記憶が正しければ、4年ぶり・7回目の出場…する選手たちの取材…です。ああ、早く用意しないと。

2013年8月2日金曜日

暑さにも負けず…

一昨日~昨日は七面山へ。

一昨日は登山口までいつものように車…ではなく、身延山久遠寺から徒歩で山を越えてまいりました。朝4時に出発して、山頂敬慎院に着いたのが夕方5時半。4か月前に同じルートを登ったときは雨と寒さがひたすら体にこたえましたが、今回はとにかく暑さに参りました。


■OLYMPUS OM-D+LUMIX GXVARIO12-35mmF2.8


今回の写真は8/26~9/1に地元・赤沢宿で行われる写真展「身延~赤沢~七面山 信仰の道」で展示します。

というわけで昨日は下山後、その写真展を含めたイベントの打ち合わせのため早川町教育委員会へ。期間中は僕の写真展だけでなく、書道展や日替わりでイベントも行われます。また普段は土日祝日しか営業していないそば処の武蔵屋さんが毎日営業しています。ぜひお越しください。

なお9/1からは同じ早川町でもうひとつの写真展も始まりますが、その日に両方見ていただくプランについては現在調整中…。車で来られる方に関しては問題ないのですが、なにせ早川町は人呼んで“日本のマチュピチュ”。電車で来られた場合の現地での移動が難しいのです。うーん。