PM2.5が舞い散る上海から無事帰ってまいりました。
今回はデジタルに加えて、ハッセルブラッド+モノクロフィルムでも撮ってきました。中国を本格的にフィルムで撮るのは初めて。いつかモノクロで撮ってみたい…と思っていたので満足なんですが、もちろんまだ釣果を確かめていないので、現像の上がりを見て「どひぇ~」かもしれません。ハッセル名物のピンボケも恐いんですが、それ以上にX線を被りまくったのが何とも…。
なにせ北京も上海も地下鉄には必ずバッグのX線検査があります。今回は初めて乗るとき無意識に通してしまい、それ以後はコートのポケットに入れて(カメラももちろん裸で持って)回避したのですが、空港でたっぷり浴びているはず。なにせ帰りの上海浦東空港、X線検査のための予備X線検査がありました。人口が多い国は雇用対策も大変なんでしょうがね。
■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG
といってもメインに使ったのは、ふつうに5D MarkIII。外灘のライトアップが点灯する瞬間を久々に動画を撮ってみました(1分35秒です)。三脚を持っていかなかったので、歩道に立っていたポールの上にカメラをオン。肝心なときにバスが横切ってしまったのはご容赦を。
しかし上海のライトアップ、主な場所は空が完全に暗くなってから点灯します。夜景撮影のおいしい時間は日没から30分以内なので、いくら建物がきれいでもヨーロッパのような夜景写真は撮れず…。無駄なX線検査に予算を使うなら、ライトアップの電気代に回してくれないかな。