2014年4月21日月曜日

撮れたり撮れなかったり

今日は七面山敬慎院の内陣修復作業の撮影。といっても山の上に登るわけではなく、身延町にある表具屋さんへ。約230年前のものという表具を撮り、さらにたまった煤を落とす様子も撮りましたが…230年分の煤はなかなかガンコ。しかもガンコだからといって洗剤でゴシゴシ洗うわけにもいかず。

でも表具屋さんが丁寧に洗っていくと、煤けた表具からどんどん絵が浮かび上がってきました。完全に動画向きの被写体でしたが、そういう場面こそ燃えるんですよ。燃えるのと撮れる撮れないは別問題なのが難しいところですけど。



■EOS 5D MarkIII+TAMRON24-70mmF2.8VC

作業は昼過ぎからだったので、その前に七面山のお膝元・赤沢宿をちょっと散策。

先週は地元の方々のFacebookで一面に桜が咲く様子をずいぶん見たのですが、僕は何度もそばを通りながらまったく撮らず…。赤沢宿に桜というイメージがなかったので、完全にノーマークでした。

今日はもうほとんど葉桜で、濡れた石畳に散った花びらが…。来年は撮り逃さないようにしないと。