2015年9月24日木曜日

修行ということ

一昨日~昨日は七面山に登ってダイヤモンド富士を拝む会…でしたが、あいにくの雲でダイヤモンド富士は拝めず。9月のお彼岸はやはり気温が高くて難しいですね。都合6回で、御来光が拝めたのは昨年の1回だけ。というわけでもう一度という方、行きたかったけど行けなかったという方は、来年3月の春分の日にご一緒しましょう。

しかし何よりよかったのは今回14名で登って、全員無事に下りて来られたこと。今日は3年前コニカミノルタで行った七面山の写真展にも来てくださった信者さんが、下山中に骨折というニュースが。ご年輩とはいえ七面山は相当登っておられるはずで、慣れた方でもこうした事故が起こるわけです。

七面山は地元小学校が遠足で行くくらい簡単な山ですが、油断すると痛い目にも遭う山です。僕も初めて登ったときは間違った情報をもとにナメた装備で登ってしまい、土砂降りのなか足が1cmも前へ動かないという経験をしました。また思わぬケガをした方を何人も知っています。なので人をご案内するときは気を遣いますし、ときには大袈裟なことを言ったり、短気なのでつい怒ってしまって反省したりするのですが、それこそがまさに修行なのだなと。

すでにかなりの回数を登っていたとき、当時の長谷川別当さん(ご住職)が「ひとりで登るうちはこの山のことはわからないですよ。人を連れてきたら鹿野さんもわかるようになりますよ」とおっしゃっていて、それがきっかけで3年前の秋分の日に登る会を始めました。これまで時期を問わず相当な人数をご案内して、たしかに以前よりわかるようになったけど、でもまだ自分にはいろいろなものが足りないと痛感する今日この頃です。体重は余っているんだけどな(笑)。


■OM-D E-M5 MarkII+M.ZUIKO12-40mmF2.8