2009年5月22日金曜日

空を自由に(つまり仕事抜きで)飛びたいな

今日は午前中、某誌編集部へ。某編集長より写真展に関していろいろアドバイスをいただきました。第三者の冷静な意見は参考になりますな……。



そして午後は羽田空港へ。といっても羽田からどこかへ飛んだわけではなく、パイロットの方々を撮るという仕事。



なんとなくパイロット=近寄りがたいという勝手なイメージがありましたが、素顔は“気さくで陽気なおじさんたち”でした。
もっともフライトの前は何百人の命を預かるという緊張から、表情ががらっと変わるのだとか。だからこそコクピットを降りると反動で陽気になるのかも……。



そういえば僕は小学生の頃、文集か何かで「将来の夢」というお題を出され「パイロット」と書いたのですが……それに対する先生のコメントは

「シカノ君は目が悪いので無理だと思います」。

たしかにそうだろうけど、いきなり否定することはないだろう……。



いまは細かい条件はありますが、旅客機では矯正視力が1.0あれば基本的にはOKだそうです。目が悪いけどパイロットになりたい小学生は僕の分も頑張ってください。
もっとも僕はたとえ目が良くても、その奥にある脳味噌の面で到底パイロットは無理だったと思いますが(笑)。



ちなみにパイロットになりたかったのは、小さな頃から大分にある母親の田舎へしょっちゅう飛行機で行っていたから。「飛行機を操縦したい」という夢もあったような気もしますが、今思えば「パイロットになればタダで飛行機に乗れる」という方が強かったような……。
今でこそ子連れで海外も当たり前ですが、当時は格安航空券も特割もない時代。飛行機に乗ったことのある同級生などほとんどおらず、「飛行機に乗った」というだけで夏休みの作文が書けるほどの一大トピックでした。



そんなシカノ少年は20ン年後、飛行機にある意味タダで乗ることが多くなりました(つまり仕事……)。





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