■OLYMPUS OM-D E-M5+M.ZUIKO 12mmF2.0
昨年夏だったか、鶴巻さんから突如「山に三脚って持っていってます?」というメールが送られてきました。初めて山に行くのでどうすればいいか、とのことで、三脚はこんなの使ってますよ、みたいな返信をしつつ、鶴巻さんが山ねぇ…と思った記憶が。
それが今回の写真展の被写体である御岳山、そして武蔵御嶽神社への初訪問だったそうです。雑誌の仕事で当初乗り気ではなかったそうですが、現地に行ったら一発で虜に。その翌週にはプライベートで出掛け、この1年間で相当な回数訪れたそうです。
信仰対象がお寺と神社という違いはありますが、僕も身延山や七面山という霊山を撮っています。それだけに興味深くもありますが、何より同じように日本古来の信仰を撮っている仲間がいるのがうれしかったです。こういう被写体ってなかなか撮れるものじゃないけど、でも誰かが撮るべきものですからね。
鶴巻さんが撮る御岳山、とても神々しくて、そしてとてもかっこいいです。10/24までですので是非。
ちなみに会場には御岳山から撮った都心の夜景がありました。御岳山、よく晴れた日には60km離れたうちのベランダからも見えます。5階なので奥多摩の山が見えるのは不思議なんですが、逆にいえば東京が江戸だった頃は峰々がよく見えたんでしょうね。