2013年12月31日火曜日

大晦日

今日は早起きして、ちょっと郊外で一件お仕事。クライアントさんから渡されたSDカードで撮影してそのまま返却即納品という、大晦日らしい流れ(?)で無事終了。

帰宅して今晩からの身延山・七面山の準備をして、紅白とガキの使いもレコーダーに予約。徹夜の撮影→そのまま山登りになるのでちょっと仮眠して、いま起きたところです。これから山梨へ向かいます。

今年もいろいろとありがとうございました。あと6時間ですがよいお年を。



■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

2013年12月30日月曜日

大晦日イブ

年内に片付けようと思っていた仕事が結局終わらないまま、暦の上では大晦日になり…。

大晦日は朝からイベントの撮影。そして夜から元旦にかけては、例年のごとく身延山で年越しの撮影。そのまま七面山に登って、翌2日に下山。3日からは平常業務という感じで、大掃除も年賀状も何もかも越年です。しばらく自分の中の暦は2013年のままですな。



■HASSELBLAD 500C/M+CF80mmF2.8, T-MAX400

2013年12月29日日曜日

最後の肉の日!

昨日書いた通り、朝5時に東京を出て、山梨県早川町で鹿狩りを撮影してきました。12/29は“最後の肉の日”ということで、早川の猟友会の皆さんが狩り納めをするのですが、僕は昨年に続いて2度目。

昨年は仕留める瞬間を撮れなかったので今年こそは…と気合いを入れていたのですが、大物と活きのいい若者、2頭も仕留めたのにどちらも惜しいところで撮り逃し。広い範囲に猟師さんが散らばって、無線とGPSで追い詰めていくので、なかなか決定的瞬間は撮れないのです。

というわけで「年明けもやるけぇ、また撮りに来いや!」とお誘いいただきました。



■EOS M2+EF-M18-55mmF3.5-5.6IS

昨年は生を食べて人生最大の大当たりをしてしまったので、猟友会の皆さんから生食は止められましたが(うまいんですけどね)、猟師小屋でモツ煮込み・しゃぶしゃぶ・ホルモン焼き・タンステーキと鹿づくしを堪能させていただきました。自分の名字が名字なだけに、鹿を食べるというのはちょっとだけ複雑な気分ですが、ともあれ山の神に感謝。

2013年12月28日土曜日

納められず

FacebookやTwitterを見ていると帰省や帰省や旅行や帰省で皆さん慌ただしいようですが、シカノは本日も平常営業です。年内に終わらせないといけない仕事が、まだまだ片付いておりません。だいぶ前に印刷屋さんから届いている年賀状も手付かずのままです。


■EOS M2+EF-M18-55mmF3.5-5.6IS

でもって明日は29日で“肉の日”ということで、山梨県早川町へ鹿狩りに行ってきます。昨年の12/29にも行ったのですが(こんな感じ)、文末に書いた通り胃腸へ見事ヒットしてしまい、翌日から元日まで何も食べられない地獄の年越しになりました。明日は共食いも程々にしようと思います。

2013年12月25日水曜日

モノクローム

今月あたまに行った上海では、デジタルとともにモノクロフィルムでも撮影をしたのですが…。

自分で現像するつもりで持っていったのに、予想以上に撮ってしまったのと、冬に液温を保つ自信がないのと、何より時間がないのとで結局ラボにお任せ。で、ようやくその現像が仕上がってきました。

別の作業をしながら、気になったカットをフィルムスキャナで取り込んでみましたが…うーん、やっぱり暗室で印画紙に焼きたいなぁ。



■HASSELBLAD 500C/M+CF80mmF2.8, T-MAX400

2013年12月24日火曜日

南無サンタさん

コテコテの仏教徒ですが、とりあえずメリークリスマス。

山梨帰りからのほぼ徹夜でなんとか仕事を片付け、これからPerfumeのライブ@東京ドームへ行ってきます!


■FUJIFILM X-M1+CarlZeiss Touit32mmF1.8

2013年12月23日月曜日

餅っとな

今日はうちを夜明けとともに出発し、いつもの山梨県早川町へ。赤沢宿で地元のおかあさんたちの指導のもと、子供たちが餅つきと注連飾り作りに挑戦するということで撮影をしてきました。



■FUJIFILM X-M1+CarlZeiss Touit12mmF2.8

お昼ごはんはモチろんお餅ですが…2つのテーブルがきれいに男子(奥)と女子(手前)で分かれました。こういうのはいつの時代も、そしてどこでも変わらないですね。

僕もなぜか女子のテーブルでご相伴に預かりましたが、つきたてのお餅は何もつけなくてもおいしいかったです。一番おいしかったのはアンコですけどね。

そして午後は注連飾り。僕も挑戦しましたが、結果はこの通り。縄を編むのがあんなに難しかったとは…。

2013年12月22日日曜日

配達人たち

もう昨日のことなんですが、いくつか写真展を見に行きました。

東京国立近代美術館のクーデルカ展はやはり圧巻でした。なんといっても、あのスキのない構図…いやはや。

ちなみに図録を買ったんですが、妙に厚いなと思ったら袋とじ製本でした。近美では高梨豊展の図録も袋とじ製本でしたが、何か深い意味があるんでしょうか。単に紙の裏写りがイヤなのかな。



■FUJIFILM X-M1+CarlZeiss Touit32mmF1.8

【写真上】あるギャラリーの近くを歩いていたら、白ヤギさんが佇んでいました。年賀状の配達に向けて、山から下りてきたのでしょうか。

【写真下】クーデルカ展を見た後、夕焼けがきれいだったので皇居のお堀端を歩いていたら、サンタさんたちが走り込みをしていました。24日への準備は万全のようです。


話は変わりますが、19日に発売された「CAPA」1月号、巻頭特集の「カッコいいカメラ決定戦」で、ちょっとだけ撮りおろしをしたり、愛用のハッセルブラッド500C/Mについて語ったりしています。
そして姉妹誌「デジキャパ!」1月号でも、巻頭特集の「撮りたかったのは雪景色」で雪のスナップの撮り方などを。この冬も結構降りそうですね…。

2013年12月20日金曜日

2度目の松山

北海道から愛媛という、ルート的にはおかしな2泊3日の仕事から帰ってきました。今日の取材先は愛媛の南端の漁港。なので取材が終わった後は漁協の食堂にて、とろけるような獲れたてのカツオを実食(定食で800円!)。

さらに高速を走って松山へ戻ると、飛行機までたっぷり時間が。そこで市電を撮ったり、道後温泉に入ったり…。


■EOS 5D MarkIII+EF50mmF1.2L

松山は5~6年ぶり2度目でしたが、食べ物もおいしいし、路面電車や温泉もあるし、都会だけどどこかのんびりしていてよいですなぁ。

2013年12月19日木曜日

北海道→東京→愛媛

今日は洞爺湖畔のホテルから、アラフォー以上の方には細川たかしでおなじみの真狩村へ。細川さんはまだ現役でご活躍ですが、中心街には立派な銅像が立っていました。

撮影は午前中で終わり、取材先の方に教えていただいた食堂でおいしい豚肉を食べてから、レンタカーで原野の中を100km近く走って新千歳空港へ。そこから羽田経由で松山空港に飛び、またまたレンタカーで100km近く走って宇和島までやってきました。北海道では2日間まったく雪に降られませんでしたが、愛媛はよもやの大雪注意報です。

明日の撮影地は宇和島からさらに1時間ほど走った四国の端っこで、日本は狭いようで広いですな。



■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

今朝ホテルの窓から撮った洞爺湖。貴族の館みたいな内装にビックリなホテルでしたが、眺めは最高でした。

2013年12月18日水曜日

レトロな世界

今日は仕事で久しぶりの函館。そして明日に備えて、200kmを走って洞爺湖のホテルへやってきました。明日はここからさらに1時間の村で撮影の後、新千歳空港から羽田経由で松山へ。明後日は愛媛の南の方で撮影なので、宇和島のホテルまで移動です。

最近は地方(山梨をのぞく)での仕事がほとんどないのですが、リーマンショック以前はこんな移動移動移動の仕事が結構ありました。疲れるけど食べ物とかそれ以外とか、いろいろ楽しみがあるんですな。今日も函館で久々にラッキーピエロのハンバーガーを食べたり、洞爺湖まで月光に照らされた海沿いを走ったり…。




■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

写真上は函館の金森倉庫。中国&台湾からの観光客でいっぱいでした。そして写真下は今晩のホテル。金森倉庫もびっくりなレトロ具合ですが、こちらも中国&台湾のお客さんでいっぱいで、この内装も中華民族を喜ばせるため…?

2013年12月16日月曜日

走ったり撮ったり

2晩お世話になった七面山から、今朝6:45の御来光と同時に下山開始。朝10時から身延山久遠寺で宝物(たからもの、じゃないですよ。ほうもつ)の撮影があったためですが、ダッシュで下りたら時間が余ったので、途中旅館でひとっ風呂。無事宝物を撮った後は、また早川町に戻って打合せ。

その後中央道をのんびり走って帰京しましたが、さすがに疲れましたなあ。


■EOS M+EF-M18-55mmF3.5-5.6IS

【上】今朝の御来光。右にチラッと写っているのは駿河湾です。
でももったいないことにギャラリーはは自分ひとり。誰もいないときに限ってきれいなんですよね。写真家としてはありがたいような気もしますが。
【下】帰りに通った銀座。すっかりクリスマスムード…ってもう12月も後半なのだった。

2013年12月13日金曜日

師走につき

騒々しい上海から帰ってきたら、今度は自分の状況が騒々しく…。そして明日から3日間は七面山と身延山。帰ってすぐ北海道、その後も…という慌ただしさ。師じゃないけど走りまくりです。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

というわけで今日も外回りだったけど、気がついたら何も撮っていませんでしたので上海のお写真をば。なんだかもう上海が恋しいです。

2013年12月12日木曜日

東京的空気

上海から帰ってきて思ったのは…

東京はなんて空気がきれいなんだ!!

そして紅葉がまだきれいでした。っていうか、いつが見頃だったんだろう?



■EOS M+EF-M18-55mmF3.5-5.6IS

2013年12月11日水曜日

上海的夜景動画

PM2.5が舞い散る上海から無事帰ってまいりました。

今回はデジタルに加えて、ハッセルブラッド+モノクロフィルムでも撮ってきました。中国を本格的にフィルムで撮るのは初めて。いつかモノクロで撮ってみたい…と思っていたので満足なんですが、もちろんまだ釣果を確かめていないので、現像の上がりを見て「どひぇ~」かもしれません。ハッセル名物のピンボケも恐いんですが、それ以上にX線を被りまくったのが何とも…。

なにせ北京も上海も地下鉄には必ずバッグのX線検査があります。今回は初めて乗るとき無意識に通してしまい、それ以後はコートのポケットに入れて(カメラももちろん裸で持って)回避したのですが、空港でたっぷり浴びているはず。なにせ帰りの上海浦東空港、X線検査のための予備X線検査がありました。人口が多い国は雇用対策も大変なんでしょうがね。



■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

といってもメインに使ったのは、ふつうに5D MarkIII。外灘のライトアップが点灯する瞬間を久々に動画を撮ってみました(1分35秒です)。三脚を持っていかなかったので、歩道に立っていたポールの上にカメラをオン。肝心なときにバスが横切ってしまったのはご容赦を。

しかし上海のライトアップ、主な場所は空が完全に暗くなってから点灯します。夜景撮影のおいしい時間は日没から30分以内なので、いくら建物がきれいでもヨーロッパのような夜景写真は撮れず…。無駄なX線検査に予算を使うなら、ライトアップの電気代に回してくれないかな。

2013年12月8日日曜日

上海竹細工


上海名物といえば、この竹細工(工事の足場)と、ベランダというベランダに掲げられた万国旗(洗濯物)です。
竹細工の方はいい感じに市内各所で遭遇するのですが、万国旗はどうも少なめのようで…。PM2.5を警戒して室内に掲揚しているのでしょうか?

2013年12月6日金曜日

PM2.5とか金盾とか

いろいろ訳あって、関空経由で上海へやってきました。関空までの高速バスでぐったりなのに、上海が悪天候ということで飛行機が2時間遅延。でも上海に着いて納得。滑走路は見渡す限りPM2.5のせいで真っ白。さらに閉め切られている空港の館内までモヤっていました。PM2.5が屋内まで侵入しているのか、ターミナルビルの気密性が低いのか、どちらなのかは微妙なところですが。 
今回はレンタルのWi-Fiルーターに加えて、金盾(中国政府のネット検閲)対策にVPNも加入。日本にネット接続することで、Twitter、Facebook、Gmailなど中国で見られないあらゆるものにアクセスできる…はずでしたが、iPhoneはうまくいくんだけどWindowsはなぜかいまいち。 
このブログもGoogleのサービスを使っているので中国ではブロック対象で、Windowsでは閲覧も投稿もできません。というわけで書いたものと写真をiPhoneに送って、そこから投稿しています。面倒なので明日からはiPhoneで撮って投稿しよっと。

 ■EOS 5D MarkIII+SIGMA35mmF1.4 
おかしな表示になる可能性大ですが、夜市でワンタンと肉まんを食べました。というわけでこれより日本から持参した宿題に取り掛かります…。







2013年12月3日火曜日

来年もアナログ

都心はすっかりクリスマスムードですね。というわけで撮影の帰り、例年のごとく銀座の伊東屋で来年の手帳を買いました。選んだのは今年のものとまったく同じ、いたってシンプルな高橋の手帳です。

AndroidからiPhoneに変えていろいろなことが便利になったので、いい加減スケジュール管理もGoogleカレンダーにしようかな…と思いつつ、根がアナログ人間なので来年も紙に頼ることにしました。何より電話で話しながらスケジュールを確認したりメモをとることも多いし。


■Cyber-shot RX1R

来年の支度もさることながら、明後日夜から上海へ行くのでその準備も。先月で期限が切れたばかりのモノクロフィルムがいっぱいあるので、持っていこうかどうしようか悩み中…。

2013年12月2日月曜日

雲的創造写真店

通常月2200円のPhotoshop&Lightroomのライセンス料が、今日(12/2)までに申し込めば月々1000円という謎のキャンペーンを先月から行っていて、趣旨はよくわかりませんがとりあえず加入。PhotoshopCCとLightroom5をダウンロードしてみました。

写真の仕事をしている人はPhotoshopを使っているものと思われがちで、実際ほとんどの方はそうだろうと思うんですが、僕は今まで持っていませんでした。一度買ったことがあるけど、5.5だったか6だったか…まあ前の世紀の話です。

それ以降はElementsを2.0からちょこちょこバージョンアップ。まあパッケージを買ったこともありますが、だいたいは何かのオマケ。それで足りてしまうのです。もちろんフル版の方が便利だったり、できることが多いのはわかっているんですが、絶対に必要かというとそうでもなく…。

でもまあ月にランチ1回分なら払ってもいいか、と思って久しぶりのPhotoshopフル版入手。いま初めてこの画像を処理してみましたが、やっていることは昨日までElementsで行っていたことと同じなので、まったく意味ないですね。



■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

まあ来年はいろいろ活用したいと思います。来年といわず今月活用すべきかもしれませんが。

2013年12月1日日曜日

「身延山七面山修行走」

昨晩現地入りして、今日は身延町・早川町で行われたトレイルランレース「身延山七面山修行走」。いつもお世話になっている身延山と七面山の両方が舞台とあって、ボランティアで撮影係をさせていただきました。

僕が撮って回ったロングコースは、朝7時半に身延山久遠寺の三門をスタート。身延山を登って下りて、谷を越えて、七面山を登って下りて、また谷を越えて再び三門という36km。累積の標高差は2700m、つまり36km走る中で2700m登って、2700m下りるというわけです。

そのコースを優勝した飯田祐次郎選手はなんと4:01:38! 僕が1人で七面山を登るときの所要時間とほぼ一緒です。優勝インタビューでは「今日は納得のいかない走りでした」と不満そうで、しかもレース後はそのまま海外出張に向かうというから、僕のような凡夫にはまったく意味がわかりません。

そして2位も日本海から太平洋まで、日本アルプスの尾根を走っていく鉄人レースで2連覇中の望月将悟選手。昨年NHKスペシャルでその鉄人ぶりを見て「なんじゃこりゃ!」と思いましたが、驚異の走りを生で見られたのは何よりでした。でも凡夫にはやっぱり意味がわかりません。

一方でその凡夫な撮影係はスタートを撮った後、久遠寺本堂前を疾走する場面を撮りたかったので、先回りをすべく高さ104m、角度約40度の菩提梯を機材を抱えつつ駆け上がりましたが…4分ちょっとで到達してトップには追いついたものの、1時間近く呼吸が乱れたまま。五重塔復元を撮っていた5年前は、安全靴を履いても3分台で楽に登っていたんですけどね。



■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG

【上】赤沢宿の江戸屋旅館前。真ん中は28代目の女将さん。集落の中を走る早川町では、住民の皆さんがを声援を送っていました。

【下】左は七面山敬慎院を代表して参加した岡田法晋選手。“修行僧の修行走”は全体41位・男子38位でした。そして右はこのレースの発案者であり、実現に尽力した七面山敬慎院の小松祐嗣執事。昨年アイデアを聞いたときは「マジで?」と思いましたが、マジになりましたね。

ともあれ大会も大成功に終わり、選手と関係者の皆さんおつかれさまでした。来年も開催するということなので、今日僕が撮った写真はそのポスターに使われるものと思われます。