昨年はまったくといっていいほど仕事以外で東京から出なかったのですが、それは精神的によろしくないということに気付き、今年は月一でどこかを旅することにしました。
というわけでLCCのサイトをチェックして、1月の行き先はJetsterの安いチケットがあった大分に。内陸の九重町が母の故郷で、高校生までは夏休み・冬休みはかなりの頻度で帰省していました。久々に九重町へ行くのが最終目的ですが、今日は県内でもまったく反対側の豊後高田へ。古き良き商店街を「昭和の町」として観光資源にしている町です。10年ちょっと前に取材で行ったのですが、撮るものがいっぱいで再訪して正解でした。
■EOS 5D MarkIII+SIGMA35mmF1.4 DG
駅前(といっても廃線で跡だけですが…)のたばこ屋さんを撮っていたら女将さんが出てきて「ここは築100年なのよ」。さらに町の歴史から台湾・高雄で戦艦の長門や武蔵を見たという体験談まで、とても90歳とは思えないほどはっきりした口調で披露。そのときの西の空は、それはそれはきれいな夕焼けでした。
今日は外国人たちで賑やかな別府の安宿に泊まって、明日はお寺で眠っているじいちゃんばあちゃんのもとへ行ってきます。