2015年11月26日木曜日

晴雲坊

今日から4日間七面山。明日は本殿内々陣の修復工事を撮影、そして日曜は年に一度、身延山と七面山が戦いの場となるトレイルランニングレース「修行走」。公式カメラマンとして七面山からゴールまで選手を追いかけます。

というわけで機材を背負って登っていると、途中でヒトミさんに遭遇。僕と一緒に七面山に登った方は覚えているかもしれませんが、山頂まであと1時間、最後の休憩所(本当は晴雲坊というお寺なんですが)でおでんや果物を振る舞ってくれた、あのおねえさんです。ヒトミさんは麓にも家がありますが、七面山がマイナス20度近くになる2月以外は、ほとんどを山の中の坊で、たしかもう90歳を過ぎたチエコおばあちゃんと親子2人で暮らしています。おばあちゃんは目がほとんど見えないそうですが、僕が行くと「シカノさん?」と心の目で認識します。まあ声でわかるんだと思いますが、それにしてもすごい聴力。今年春に大学を出た孫が、お坊さんになって七面山に勤め始めたので、心なしか昨年より元気なように見えます。

あのおふたりは生活物資はどうしてるの?と一緒に登った方からよく聞かれますが、下から背負って登ります…というのは40年くらい前までの話で、坊のちょっと上に貨物リフトの中継所があります。でも中継所から坊までは、昔のように背負子に荷物をくくりつけて運びます。この背負子、もう50年くらい前のもので、他にも木製や金属製、いろいろな背負子を試したけど、これ以外は使い物にならないそうです。


■EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG


前も背負ってる姿を撮らせてもらったんですが、そのときは荷物が少なくて「もっと多いときに撮ってよぉ」とリクエストされましたのでちゃんと撮りましたよ。中身はわからないけど、結構重たいんじゃないかな。日曜の修行走、ロングコースの選手は晴雲坊あたりが一番きついポイントだと思いますが、ヒトミさんとチエコおばあちゃんからの声援と差し入れを楽しみに頑張ってください!