しかし参加した友人知人がショート・ロングとも全員完走したのは何より。今回は修行走のポスターをはじめ、もう長いこと身延山の仕事や、来年出版する早川町の写真集を僕と一緒にやってくれているデザイナーの三村漢選手と、やはり漢選手と写真集を作っている写真家のたいちゃんこと小澤太一選手もショートに参加してくれました。初めて身延山に来た小澤選手はいろいろ新鮮だったようで、撮りながら走った結果、本人いわく「優勝を棒に振って」中団に埋もれる結果に。さらにゴール後も門前や境内をカメラを持って走り回っていたようです。
修行走のロングコースは、ほんのひと昔前までは多くの信者さんが歩く、ごくふつうの参拝ルートでした。うちの爺さん婆さんもそうやってお参りをしていたと思います。身延山や七面山のお坊さんたちはもともと総本山とは思えないノリの良さが特徴ですが(笑)、選手の皆さんが「地元の人たちの声援やおもてなしがすばらしい」と口々にいうのは、そういう歴史があるからなのかなと。そして身延山や七面山、その麓の身延町や早川町を知ってくれる人が増えたらいいなと思いますし、実際増えているんじゃないですかね。
■EOS 7D MarkII+TAMRON16-300mmF3.5-6.3 DiII,
EOS 5D MarkIII+SIGMA24-105mmF4 DG
上の写真はこないだも書いた、サブロクこと七面山36丁・晴雲坊。チエコおばあちゃんとヒトミさんがほのぼのと応援していました。そして下は第2チェックポイントの早川町角瀬。一応フォローしておきますとゴリラとゴジラの“中の人”は、ともに立派なお坊さんです。どっちがどっちなのかは僕もわかりませんが(笑)。