最近都心へ出るたびに思うのは……夜の町の暗さ。夜じゃなくても地下鉄の駅は一日中暗いです。っていうか暗すぎて休みかと思っちゃうこともしばしば。
もっともニューヨーク、ベルリン、フランクフルト、北京、上海、天津、シンガポールなどいろいろな地下鉄に乗りましたが、たいてい駅は暗いものです。
しかし地下鉄はともかく、町は(仕方ないとはいえ)ちょっと暗過ぎるよなぁ……。夜になったら暗くなるというライフスタイルが定着すれば、それはそれでいいと思いますが。
これ、今日(すなわち土曜)夜7時前の表参道です。
こんな薄暗い東京を歩いていると、半年ほどご無沙汰している北京を思い出します。なにせ北京の夜もかなり暗黒。街灯などはそれなりにありますが、街のスケールがバカでかいせいで“明かり密度”が低いんです。さらに大通りから胡同へ入ると、街灯もほとんどなくてリアルに真っ暗……。
そんなに暗いのに、ほとんどの自転車にはライトが付いていません。でも夜道を平然と走っていますし、歩行者もうまく自転車を避けています。老北京(北京っ子)には暗視力が身に付いているのだろうか?
江戸っ子も節電で暗視力が身に付くかも。