2008年10月12日日曜日

教えるって難しい

某中学校の一日講師は無事に……いや無事だったのでしょうか。なんとか30分×2本の講義を務めました。でも案の定スライドショーに大半の時間を費やしてしまい、ほとんど写真の説明に終わってしまいました。仕事の話をしなきゃいけないのに……。



みんないたってマジメに話を聞いてくれたのですが(だから笑ってほしいところでも波を打ったような静けさが……)、一斉に目を輝かせたのが、終了間際の「タッチアンドトライ」。僕が仕事で使っている機材一式を並べて、自由に触ってもらいました。



とくに中学生が釘付けだったのがEOS-1D MarkIII。連写モードなんてめったに使わないんですが、サービス精神からついつい設定。「これ、1秒間で10枚、合計110枚まで連続で撮影できます。だからボルトが100m走をスタートしてからゴールするまでを、ずっと撮影できるんだよ」と話すと……

まあみんなシャッターを押して押して押しまくる!



帰宅してからシャッターカウンターを見たら



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1107回!



2回の実演でこの数字。まあ2分押し続ければこの数字ですけどね。



結局講義そのものは話したいことの半分も話せなかったけど、写真やカメラに興味を持ってくれるきっかけになってくれればいいな。



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しかし会う人会う人すべてから「先生」と呼ばれるのはこそばゆいものですね。自分を「さんづけ」で呼ばせる社長やプロスポーツの監督の気持ちがわかりました。