先週木曜に谷中で知り合ったカバン屋の栄衛門さんから「日曜に谷中の公園でうちの両親が紙芝居をやります!」というメールが。なので散歩がてら行ってみました。
なんでもご両親は昨日、滋賀から紙芝居上演のために上京。お母さんに「もしかして琵琶湖から船で来たんですか?」と訪ねると、「ええ、淀川を下って……」。
上演前はお約束のお菓子販売。
■EOS-1D MarkIII+16-35mm
ステージは栄衛門さんの“お店”である自転車。紙芝居のフレーム(というのかな?)は年季の入った骨董品です。さてさて、はじまりはじまり……。
■EOS-1D MarkIII+24-105mm
で無事終演。片付ける際、紙芝居を見せていただきました。
■EOS-1D MarkIII+24-105mm
ストーリーも絵もお母さんのオリジナル。地元の小学校などで上演しているのだそうです。いまは5作のレパートリーがあり、6作目を制作したいそうですが……「老人会からかるたの制作を頼まれましてねぇ。それが大きなかるたなんですよ」。なんていいお母さんなんでしょう。
この後、ご両親は貴重な紙芝居セットを風呂敷にくるんで帰途に。今頃は船で相模湾のあたりでしょうか……そんな馬鹿な。
しかし普段は子供の姿が少ない谷中なのに、紙芝居にはたくさんの子供が集まってきました。いつか栄衛門さんには二代目を襲名していただき、谷中の子供を太陽の下で楽しませてほしいものです。
ところで明日と水~金曜は、ちょっと変わった仕事を頼まれています。東京のドキュメントを撮るために来日するアメリカ人写真家の助手……といっても撮影の助手ではなく、水先案内人兼撮影交渉係なのですが。あまり詳しいことは書けないんですが、個人的にはちょっとわくわく(そしてすごく不安)です。