2008年12月31日水曜日

よいお年を!

一昨日から昨日にかけては、今年1年いただいた名刺の束(というより山)を整理。そして年賀状の宛名ラベルをつくるためにパソコンに入力……。



今まで住所録はFilemakerで管理していたのですが、機能が多すぎて僕には使いにくく……そこでExcelにデータを移植。郵便番号・住所・会社・氏名がシンプルな一覧になっている方が僕には扱い使いやすいのです。
Excel上できれいにデータを整理して、昨晩遅くにようやく出力。これから膨大な切手貼りです。切手がシール式だったら楽なんだけどな。



これでシカノの年内の仕事は終了……といいたいところですが、大晦日~元旦は昨年と同じく身延山。除夜の鐘から未明の法要、初日の出、そして初詣まで夜通し撮影です。
天気予報によると元旦の身延町は最低気温-4度。山の上はさらに10度くらい低いので……-14度? でも天気は良さそうなので、初日の出はばっちり撮れそうです。メインは5D MarkIIを使いますが、バッテリーも3つ用意しました。あとは自分の防寒対策ですな。



というわけで切手を貼り終わったらポストに投函して、寝て、そして山梨へ行ってきます。よいお年を!







081230_0243 ■EOS 50D+EF-S10-22mm



2008年12月29日月曜日

ジュニアギアヘッド

最近とても欲しかったものを買いました。





081228_junior



マンフロットのジュニアギアヘッド。3方向それぞれギアがあり、ノブを回すとフリー、ダイヤルを回すと微調整ができるという優れモノです。今まで「自由雲台派」だったんですが、微調整したいときとか縦位置で撮りたいときが結構不便で……。



これで三脚使用も楽になるかなと思うんですが、ただ結構重いんですよね。しかもかなりデカい。今まで使ってきたケースにはなんとか収まるんですが、買い直した方がいいかな……でもその前に三脚ももうひと回り大きいのが欲しいな……。



などと何かひとつ買うと、さらに欲しいものが生まれてしまいます。困ったもんだ。






081228_0219 これは手持ちだけど■EOS 50D+EF-S10-22mm



2008年12月27日土曜日

忘年会&神のレンズ

連日各所より忘年会のお誘いがあるんですが、全然顔を出せず……ただでさえ付き合いのよくないシカノは申し訳ない限りです。



今日は銀座キヤノンサロンの忘年会。知っている方がいっぱい集まるらしいので行ってみましたが……本当にいっぱい集まってた。っていうか知らない方はもっと集まってた。200人以上はいたんじゃないでしょうか。もちろんほとんど同業者。
よく会う方、久々に会う方、お互い名前だけは知っていたけど初めて会う方、こっちは名前を知っているけど向こうは知らなくてはじめましてな方、反対にこっちは名前を知らないけど向こうはシカノを知っていたという方、まったく初めてで名刺交換および自己紹介からの方……いろいろな方とお話ししてすっかり喉が……単なる飲み過ぎか。





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左から中国仲間のライチ山本氏ミャオ清水氏ポッポ小竹氏……そしてまたライチ・ミャオ・ポッポ各氏。記念写真ってのは相手が撮り終わったと思って気を緩めた瞬間がおもしろいということで。


そういえば先日そんなキヤノンさんに10万ショットを超えた1D MarkIIIをオーバーホールに出したら、代替で貸してくれたのが50D。サービスの方は「1D MarkIIIが出払っているので、これで勘弁してください」と恐縮していましたが、どちらかといえばありがたいですハイ喜んでお借りします。出たばかりの最新機種というのもありますが、すっかり眠っていたEF-S10-22mmが使えるのです。
このレンズ、ネットでは「神のレンズ」などと呼ばれているそうで、本当にすばらしい描写なんですけど、使えるボディを選ぶ(そして使えるボディを選ぶと、他に組み合わせるレンズに迷う)んですよね……。

というわけでせっかく神のレンズが使える最新機種があるので、いろいろ遊ぼうかと思うんですが、そんなヒマはなく散歩のお供くらいにしか使っていない今日この頃です。



081226_a_0126 ■EOS 50D+EF-S10-22mm





2008年12月25日木曜日

2008年12月23日火曜日

デジタルでいいじゃん、と思ったきっかけ

今日は休日と休日の中日。暦の色にほとんど関係のない生活をしておるシカノですが、こういう日は仕事の電話やメールがじゃんじゃん来ます。



その電話の中で、ある方が「ところでブログのタイトルの写真変わりましたね。中国にもあんなにおしゃれなビルがあるんですね」と。



昨晩変えたばかりなのに……チェック早過ぎ。

ただ残念でした。中国ではありません。2006年にワールドカップの取材でドイツに行ったときのものです。日本×ブラジル戦の前日、空き時間にドルトムントの町を散歩していたときに撮りました。



そういえば僕もお手伝いした今月発売の『デジタルカメラマガジン』の付録が「デジタル、私のとっておきの一枚。」という内容で、まあいろいろな写真家の方が「デジタルは使えるじゃん!」と思った1枚を紹介しているわけですが。
僕もタイトルのこの1枚……というわけではないんですが、このときの1か月以上にわたるドイツ取材が本格的にデジタルへ移行するきっかけになりました。



取材で撮影した写真は毎日東京へ送信し、それがクライアントのウェブにアップされていきます。なので当然デジタルで撮らなきゃいけないわけで、EOSのデジタル一式を持っていきました。すでに仕事ではデジタルばかりだったので、それ自体はとくに問題も違和感もなかったんですが。



1か月以上ドイツの各地に行き、まあまあ自由時間もありそうだということで「好きな写真を撮る用」にライカのM6TTLに35mmと21mmを持っていきました。フィルムはたしかモノクロのISO100と400を20本ずつくらい。
で、空き時間やオフの日はライカ片手に町をブラブラしたわけですが……なにせドイツはW杯一色。仕事に使えるカットが撮れるかもしれないので、常にEOSも持ち歩いていました。



その結果、多くシャッターを切ったのはライカではなくEOSの方。一応自分の中ではなんとなく使い分けのルールがあって、風景的なものは色を残したいのでデジタル、人物のスナップなどは空気感を残したいのでライカということになっていたんですが……まあ帰国して整理すると結構曖昧でした(笑)。



でもなぜかライカで撮ったもので「これはデジタル(=カラー)で撮っておけばよかったな」と思うカットはあっても、デジタルで撮ったもので「これはライカ(=モノクロ)で撮っておけばよかったな」と思うカットはありませんでした。そのへんの理由は考えるとキリがないんですが。



というわけでそれまで自分の作品はほとんどモノクロのフィルムで撮っていましたが、デジタルでもいいじゃん……と思うようになり、今日に至っているわけです。
ただデジタルがここまで発達せず(あるいは自分がフィルムにこだわっていて)北京をモノクロで撮っていたらどうなっていたかなあ、もしかしたらもっといい写真が撮れたのかなあ……と思うこともあります。行くたびに「ローライフレックス1台で撮り歩いたら、それはそれでおもしろいだろうなあ」とも。
まあ実際には今更フィルムに戻る勇気も理由もないんですが。でも今度は気が向いたときモノクロモードで撮ってみてもいいかなと少し考えています。





081222 ドルトムントの市場にて■ライカM6TTL+ズミルックス35mm





……まあこれはフィルムでよかったのかな。



2008年12月22日月曜日

熱き虫たちの闘い?

昨日に続いてα900 in 北京。



下の写真は自転車で町を回っているコオロギ売りです。中国では唐の時代から、秋になるとコオロギを闘わせる「闘蟋(ドゥオシイ)」という風習があります。ちゃんと競技用のコオロギが育てられており、各地で大会も催されているというから、日本の闘鶏や闘犬みたいなもののようです。残念ながら実際に見たことはありませんが。
かつては皇帝たちもコオロギに夢中になり、いいコオロギを献上すると出世ができたとか、全財産をコオロギに費やす市民もいたとか、まあ中国の文化とは切っても切り離せない存在です。そういえば映画『ラストエンペラー』でもコオロギが象徴的に使われていましたっけ……。






081221_a_01282 ■α900+50mmマクロ






081221_b_01318 ■α900+T*24-70mm



2008年12月21日日曜日

掲載誌いろいろ&α900

すっかり風邪をひいてしまい、2日ほど寝込んでおりました……いやはや。



すいません宣伝3連発。



今日発売『デジキャパ!』1月号の巻頭特集で、2ページだけですが写真と解説をやっています。



同じく今日発売『デジタルカメラマガジン』1月号(100号記念号)の別冊付録で、ソニー・キヤノン・ペンタックス・富士フイルムの各開発担当者さんのインタビューをやっています(本当は他の3社もやるはずだったんですがスケジュールが合わず……担当のSさんゴメンナサイ)。



それから17日に発売された『デジタルカメラマガジン特別編集・ソニーα900 完全ガイド』で、写真と解説をやっています。写真は9月に北京で撮影したものです。先日伺った篆刻職人・韓さんの工房は、この本のロケで撮らせてもらったのがきっかけでした。というわけで韓さんが判子を彫っている姿も載っています。ついでに険しい顔をしてα900を構える僕の姿も載っています……。




A900guide
『デジタルカメラマガジン特別編集・ソニーα900 完全ガイド』
2310円




α900についてはいろいろな方から感想を聞かれるのですが、超個性的なカメラでうまく答えられないんですよね。あるときはとても繊細、またあるときはじゃじゃ馬……ピントと手ブレがとにかくシビア。
でもファインダーは感動的なくらい見やすいし、シャッターのフィーリングもいいし、何より絵はとてもきれいです。カールツァイスレンズやGレンズと組み合わせてぜひ使っていただきたい!(が高い……)






081220_a_01456  



081220_b_01511 北京にて■ともにα900+T*24-70mm




2008年12月17日水曜日

「空」で思い出す

昨日今日はうちで缶詰状態。夕方ひと仕事終わって外……といっても仕事部屋は西日が差すのでロールカーテンを下ろしていたんですが、そのロールカーテンに沈む太陽のシルエットが。
「どれどれ……」とカーテンを上げると、夕焼け空がきれいでした。






081216_0664 ベランダより■EOS 5D MarkII+24-105mm






というわけでネタがないと空でゴマかすという噂がなきにしもあらず。






空といえばだいぶ前にも書いたような気がするし、書いていないような気もする話ですが、大学のときの教授(ムービーと写真の両方を撮る映像作家)は自宅の窓に8mmカメラを据え付け、丸々1年間コマ撮りを続けたそうです。たしか装置を使って数十秒に1コマずつ自動撮影するようにしたという話でした。
その間に元号が昭和から平成に変わり、向かいの空き地には家が建ったそうです。「……そうです」「……そうです」ということからおわかりの通り、僕は見たことがありません。なにせ上映時間が420分=7時間。
7時間同じアングルを見続けるというのはどんなもんなんでしょうか……。



そういえば僕が大学生のとき、「BLUE」という映画が学内でよく話題になっていました。はじまりから終わりまで、1時間以上延々と真っ青な画面が続くのだとか……。
もちろん僕は見たことがありません。



僕にとって映画といえば……「寅さん」です。実は僕もあの近くで生まれ育ち、出演したこともあります。といってもチョイ役もチョイ役、自分で自分を認識できない程度のチョロ役ですが。
大学時代、映画関連の講義で先生が「寅さんを見たことがある人は手を挙げて」と挙手を促しました。すると手を挙げたのは……100人近くいる教室で僕だけ。
先生は誰も手を挙げないという前提で講義を進めるつもりだったらしく、驚いた表情で僕に「なんで見たことあるの?」とたずねました。僕からすれば100人近くいるのに、自分以外は誰も寅さんを見たことがないことの方がよほどビックリだと思うんですけどね。



というわけでもともと映画の勉強をしたくて入った大学ですが、まったくついていけそうな雰囲気になく、仕方なく2年次の選択でそれまでやってきた写真を選びましたが、映画が主体の学科だったので写真の授業は新たに学ぶようなこともなく……。それでひたすら好き勝手に東京の町を撮っていました。ブローニーで年間300本は撮っていたかな。
そこで撮影したのが2002年に初めて行った個展の作品たちです。



2008年12月15日月曜日

もう1枚はこれ

昨日の続きというかなんというか、故宮の写真展に出展したもう1点の写真もお見せしないとですね。






081214_2187 ■EOS-1D MarkIII+16-35mm

撮影したのはやはり8月8日、五輪開幕の日。場所は北京一ポップなストリート、南鑼鼓巷(ナンローグーシャン)です。この日はどこを歩いても「」が目立ちました。

スタジアムに足を運んだわけではありませんが、五輪の開幕を現地で過ごしたのはやはり貴重な体験でした。
朝は通勤ラッシュを撮り、昼は市場や胡同を巡り、夕方は天安門へ。開幕式が行われた夜は、天安門広場で多くの人民とお祭り騒ぎ。
長い1日を終えて滞在していたアパートに戻ると、テレビではちょうど中国選手団が入場するところでした。その後聖火の点灯があって、花火の連発でフィナーレ。テレビの音声に少し遅れて、花火の轟音が窓の外から聞こえてきました。

もしかすると2016年には東京でも五輪が行われます。果たして東京であの高揚感は感じられるのでしょうか……。



2008年12月14日日曜日

本当はこれでした…

ようやく年賀状のデータを作成。印刷屋さんに送りました。



先月「絵柄(写真)はもう決まっている」と書きましたが、変えちゃいました。こないだ北京でもっと年賀状にぴったりな写真が撮れたので……。



ちなみに当初考えていたのは、7日に無事閉幕した故宮での写真展に出展したこの写真です。






081213_0642 五輪開幕の夜、天安門にて■EOS-1D MarkIII+16-35mm



地面にカメラを置いて、自転車が横切る瞬間を撮ったわけですが。右手からやってくる自転車(ここは一方通行なのです)のライン取りを予想しつつ、瞬時に前へ移動したり、後ずさりしたりの連続。なのに自転車は親切心からか、直前で僕の背後にラインを変えたり……。
うまく収めても肝心な毛沢東の肖像画が隠れてしまったり、シルエットがあまりカッコよくない電動自転車(日本の電動アシスト付き自転車と違って、ペダルを漕がずに走ります。北京では結構多いです)だったりで、これ1枚を撮るのに結構な時間とメモリを消費しています。



まあ今年は撮って撮って撮りまくった1年でしたな……。



2008年12月13日土曜日

デジタルもいいけどフィルムもね

今日は少し時間があったので、近所で5D MarkIIに慣れるためのトレーニング。こうすればこうなる、っていうのは頭ではわかっているんだけど、やっぱり咄嗟のときに体がついていきません。焦点距離と画角の関係も今までと違うし。
まあ今日みたいに遊びでちょろちょろ撮るぶんにはいいけど、実戦ではそうもいかないので、早く慣れなければ……。



でも写りは本当に文句ないですね。年明けにはこれを持って、また冬の北京を撮りに行こうかなと思っています。







081212_a_0515  081212_b_0552  081212_c_0581  081212_d_0558 ■すべてEOS 5D MarkII+24-105mm



1枚目に写っている女の子はD300とFM3Aの2台体制で、一生懸命猫を撮っていました。聞いたら日大芸術学部写真学科の学生さんで、デジタルとフィルムの両方で課題が出ているのだそうです。大変だ……。

僕は違う大学でしたが、まだデジカメといえばカシオQV-10が出るか出ないかの時代で、授業も課題も当然フィルムオンリー。というかなんでもありでした。卒業までクラシックカメラ1台で通していた同級生もいました。僕も課題はすべて中判のマミヤ6で撮っていました。それはそれで楽しかったんですが、いろいろ勉強できる今も少し羨ましいです。



2008年12月11日木曜日

ISO6400の世界

今日は六本木で撮影。1D MarkIIIと5D MarKIIを両方持っていきましたが、メインはやはり1D MarkIII……。人物の撮影だったので、サクサク撮れるカメラに頼ってしまいます。ウェブの仕事だから2110万画素もいらないし。



でも5D MarkIIの方が圧倒的に優位な場面もあります。そう、高感度……。1D MarkIIIも常用ISO3200・拡張ISO6400まで上げられて、当時としては最高性能を誇っていましたが、やはりいいとこISO1600が妥当です。ISO1000あたりで「これ以上上げるべきか……」と悩むこともしばしば。
でも5D MarkIIは常用ISO6400・拡張ISO25600。スペックではニコンD3と並んで現行最強です。



撮影の後、取材先の近くにある大学の大大大先輩ナガハマさんの事務所へおじゃましたのですが、話題はやはり5D MarkII。まだほとんどの撮影をフィルムでこなしている大大大先輩ですが、お会いするたびに「そろそろ本気でデジタル揃えようかと思ってるんだよねえ」とおっしゃる。
大大大先輩が「そいつ(5D MarkII)はISOいくつまでいくんだい?」と聞かれるので、「ハイ、通常の設定はISO6400ですが、マックスでISO25600まで上げられます」とお答えすると……。大大大先輩は「ニマン……ン? なんじゃその数字は!」と驚かれておりました。驚きすぎて事務所裏の五行でラーメンをおごってくれました。ごちそうさまです。



しかし拡張のISO25600はともかく、常用でもISO6400まで使える……。フィルムでは考えられないことです。カラーネガは最高でISO3200だったし、ポジも最大に増感してISO3200でした。夜のお祭りを撮るのによく使いましたが、ISO3200ではほとんど光と影が写っているだけの状態でした。
モノクロはコダックTMZがISO6400以上の増感も可能でしたが、僕の経験上ではISO3200が限界。コントラストの低い印画紙で丁寧に焼いて、どうにか絵になるという感じでした。



なのに5D MarkII、余裕です。帰りに六本木ヒルズのけやき坂をISO6400で撮ってみましたが、ちゃんと「絵」になっています。こんな風景が手持ちで(しかもF4のズームレンズで!)撮れる日が来るとは……。






081210_a_0454  081210_b_0507  081210_c_0510 すべてISO6400■EOS 5D MarkII+24-105mm



2008年12月10日水曜日

TB、PB、EB、ZB、YB、だそうです

帰国して1週間。ようやく北京の写真を整理中……。



ハードディスクがいっぱいになったので、1TB(テラバイト)の外付けを2台買いました。ついに単位が“TB”に突入です。
10年前に初めて買ったMacは内蔵ハードディスクが2GBでした。「2GBなんて使い切れないよなあ」と思っていましたが、今は2GBのCFカードですら出番がなくなっています。試しに5D MarkIIに差したら、RAWで撮影可能枚数が70枚……。
そのうち「よく1TBのハードディスクなんかで足りたよなあ」なんて時代も来るんでしょうね。でもTBの上の単位って、なんなんだろう。



と思って調べたら、TBの上はPB(ぺタバイト)、EB(エクサバイト)、ZB(ゼタバイト)、YB(ヨタバイト)なのだそうな。エクサバイトはなんか新種のスポーツみたいでかっこいいですが、ヨタバイトって……。一生懸命撮影しても「与太バイト」、なんちゃって。



081209_a_6322  081209_b_6128 ■EOS-1D MarkIII+24mm



2008年12月8日月曜日

5D MarkIIをテスト

今日は自転車で浅草寺へ。届いたばかりの5D MarkIIを、実戦投入に備えて少しだけテストしてみました。絵づくりの傾向、今まで借りたカメラでしか使ったことがないオートライティングオプティマイザ機能、持っているレンズとの相性、それから肝心な操作などなど、いろいろ確認してみました。



絵は今まで使っていた1D MarkIIIより見栄えがしますね。当たり前ですが。30万円を切る値段でこの画質なら文句はありません。あるわけがない。
ただレリーズの感覚は今までが今までなので、うーん……という感じ。まあスポーツカーと高級セダンを比べるようなもので、要は使い分けかなと思います。今日みたいにぶらぶら歩きながら撮るには5D MarkIIの方がいい感じ。でも仕事はしばらく1D MarkIIIでしょうか……。



不安だったのはレンズ(とくに初代16-35mm)で、画質がカメラに追いつかないかなぁ……と思ったら、まずまずの描写。でもこないだ北京で借りて使った17-40mmが逆光にめちゃめちゃ強かったので、そのうち買い換えるつもりです。その前に35mmF1.4を買うと思いますが。



というか今日買いに行くつもりでしたが、決心が着かなくて浅草寺に出掛けたシカノでした。





081207_a_0180 ■EOS 5D MarkII+16-35mm



081207_b_0259 ■EOS 5D MarkII+24mm



081207_c_0282 ■EOS 5D MarkII+24-105mm



2008年12月5日金曜日

5D MarkIIが来た

昨日北京から戻ってまいりました……でも最近は北京の方が“我が家”な気がします。北京にいる方が人と会ったり、外を出歩いたりすることが多いので……。



今日は注文していたEOS 5D MarkIIを受け取りました。最近はニコンD3も使ったりするんですが、やっぱりフルサイズのファインダーはいいですな。
冷蔵庫の中身が空っぽだったので、夕方近所へ買い物に行くついでに少しだけ撮ってみました。ISO1600なのに全然ノイズが見えない……。



これと明るい単焦点レンズを組み合わせたら結構楽しそう。24mmと50mmのF1.4を持っているので、あと35mmのF1.4が欲しいですね。この3本があればだいたいのものが撮れるので。





081204_0018 ■EOS 5D MarkII+24-105mm



2008年12月2日火曜日

長城に行ってきた

北京・故宮での写真展が無事開幕……でも僕は慌ただしく現地で仕事です。一昨日はこちらの女優さん、昨日は万里の長城を撮影してきました。



万里の長城は司馬台というスポットに行ってきました。ふつう北京からの観光客が向かうのは八達嶺という長城なのですが、どこを向いても人の頭しか見えないそうです。でも司馬台なら人のいない写真が撮れるということで向かったのですが……案の定駐車場はガラガラ。えっちらおっちら長城に登ると、日曜なのにほとんど人が没有つまりおりません! 駐車場から長城までが遠いわ(しかもほとんど登山)、途中は急勾配あり柵がないところありだわで結構大変でしが、眺めは最高でした。



081201_a 長城撮影中。





081201_b_6030 ここから先は別途入場料200元……嘘です罰金です。



というわけで昨日で中国での仕事はすべて完了。今日は朝ゆっくり起きて、昼は市場を散策。夕方は先日判子を受け取りにいった篆刻職人・韓さんの工房へ。頼んでいた友人の分と、こないだ一緒に行った土屋さんの分を受け取ってきました。またまた韓さんにお茶を出されて小一時間ほどまったり。

北京滞在も実質あと1日。もう少しのんびりしたいなぁ……と思うのですが、それは帰国後の仕事が山積みという現実から逃れたいだけという理由もなきにしもあらず。



081201_c_6474 冬の北京の風物詩といえば練炭を積んだ三輪車■EOS-1D MarkIII+17-40mm



081201_d_6253 市場ではみかんが旬でした■EOS-1D MarkIII+24mm