2009年4月15日水曜日

820万画素は遠くになりにけり

今日は印刷に立ち会ってきました。昨日もちらっと立ち会ったんですが、自分の写真が大きな印刷機からジャンジャンカジャンジャンカ吐き出されてきます。不思議なもんです。



2年前に30D(820万画素)で撮ったものと、昨年1D MarkIII(1010万画素)で撮ったものと、今年5D MarkII(2110万画素)で撮ったものが同じ大きさで刷られるのですが……思った以上に差があって、なんとも複雑な気持ち。5D MarkIIがあまりにも精細なだけに「昨年まで一生懸命撮ってきたのは一体なんなんだ」という感じです。いや、むしろ技術の進歩を喜ぶべきなのかもしれませんが。



30Dで撮ったものも全然ダメダメというわけではなく、それなりによく再現されています。でも30Dや1D MarkIIと5D MarkIIを比べると、フィルムなら35mmと6×7くらいの差があります。
でも3年後くらいにはその5D MarkIIも「今のカメラを6×7とすると、35mmくらいの解像感しかない」とか感じてしまうんでしょうね。まあそれを憂いても仕方ないので、自分がやれることをただ頑張っていくだけですが。



そういえば最近は中判デジカメを使うカメラマンも増えたみたいです。ちょっとお付き合いのある同業者さんのブログを見ていたら、最近本体だけで500万円以上するカメラを買ったそうです。僕よりもずっと若いのに……。
対するシカノはその1/100の値段のプリンタを買うべきかどうかで迷いに迷っており、昨日今日と立て続けにヨドバシカメラへ寄り道。まあそのうち買うと思いますが……つまり今日も決断できなかったということです。





090414_12696 久しぶりの雨■GR DIGITAL II