2009年4月4日土曜日

プロ野球開幕

山梨から車で帰る途中、東京ドームの前を通ったら……ありえない大渋滞。っていうか大混乱。タクシーが3列で客待ちをしていて、一瞬ここは御堂筋かと思いましたが、まぎれもなく東京の外堀通りでした。



そう、今日はプロ野球開幕だったんですね。まだキャンプやってるもんだと思っていたのに。



僕は東京出身なのでガキの頃は当然巨人ファンだったんですが、大きくなると「やっぱり巨人が強くなきゃ野球はおもしろくない」という意見に疑問を抱くようになりました。野球は巨人が強かろうが弱かろうがおもしろいのだと。そう思うようになったのは中学生のとき「10.19川崎球場」の中継を見たのがきっかけなのですが。

そして根がマニアックというかアンチメジャーなので、ヤクルトとか阪神とか広島とか横浜とか近鉄とかロッテとか、その時々でもっとも泥臭いチームを応援するようになりました。
でもそうやって応援しているチームも世代が変わって常勝軍団になったりして、自分がどこのファンなのかよくわからなくなりました。まあ巨人がなんとなく嫌いなのは変わらず、そんなネガティブな理由からなんとなく阪神を応援しています。もし大阪に生まれたらきっと巨人を応援していたんでしょうね。



でもそういう人が実は真の巨人ファンなのだと何かで読んだことがあります。たしかにそうなのかもしれません。ちなみに巨人で一番好きな(というか好きだった)選手は“青い稲妻”松本です。マニアックですね。っていうか30歳以下の人は知らんだろう。
不動の一番打者で、一塁に出ると必ず中継画面の右下にリードをとる松本の姿(通称・松本カメラ……っていま勝手に命名)が映し出されました。子ども心に「顔は地味なのに特別扱いされてすごいな」と思っていました。顔で野球するわけじゃないんですけどね。





090403_12298 帰り道■GR DIGITAL II