今日は土屋親分にあるものを献上。
それは……
1/20スケール・ギャラリールデコ2Fフロア! +お侍さん&お姫さま
5/18から土屋さんは写真展をやるわけなんですが、残り1か月を切っているというのに、まだプリントサイズを決めかねている状態……。僕が「ミニチュアはもう作りました?」と聞くと、親分は「何それ」。
写真展をやるときは、ギャラリーの図面をもとに写真の配置やサイズを考えるわけですが、俯瞰の図面でレイアウトを決めるのはなかなか難しいもの。そこで会場と作品のミニチュアをつくって、実際に並べてみる写真家が多いんです。
僕も6年前にコニカミノルタプラザで個展をやったときは1/10のミニチュアと、1/10のプリントを作成してあーだこーだやりました。
まあ今はPowerPointなどパソコン上でもできるんですが、ルデコの2Fは複雑な間取り。壁面図を作ってもシミュレーションが難しいので、ミニチュアを作った方がよいのではないかと。
すると親分は「頼む!それ作って!!」。
なので親分に図面をFAXしてもらい、さらにうちにある段ボールをかき集め、昨晩一生懸命作ったわけです。これでも一応美大卒なので、こういうのはお手の物です。
最初1/10で作り始めたものの、あまりにも大きくなってしまうので途中で1/20に変更。ついでに大きさの感覚がつかめるよう、人間の1/20ミニチュアもつくってみました。
お侍さんの正体は土屋さん本人。ここで拾いました。ネット上に侍姿が転がっている写真家というのもすごいんですが……。
お姫さまは写真展のモデルであるミスセブンティーンの滝沢カレンちゃんです。
お侍さんはちゃんと刀の裏を爪楊枝で補強しています。結構凝っているでしょ。そこに凝ってどうするんだという感じですが。
っていうかこんなふうに人で遊んでいいのだろうか。
でこれを作った“ギャラ”として、顔写真を撮ってもらいました。7/2からの写真展のリーフレットに使うためです。まさに技の物々交換……。
撮っている親分を撮ってみた。で撮ってもらったのが
これ。さすが親分、残念なモデルをよくぞここまでカッコよく撮ってくれました。まだ何かが足りないとしたら(っていうかたぶん何か足りないのだが)、それはモデルの問題です。
その後キヤノンギャラリーにご挨拶、さらに親分と渋谷のルデコへ行ってみました。ミニチュアはまあまあ精巧でした。活用していただけるといいんですが……。