今朝の新幹線で仙台へやってきました。
昨日書いた通り、勾当台公園で行われる「とうほく元気祭り」のお手伝いをしてきました。というか明日もあるのですが。
昨年秋のワークショップで会っている高校生たちはもちろん、宮城の人たちの笑顔がたくさん見られて安心したというかなんというか。
高校生、伊達政宗公を撮影中……。
撮った写真はその場でプリントし、埼玉栄高校が東京や埼玉で撮影した「応援メッセージを寄せる人々」とともに展示します。これがなかなか見応え十分なのです。
夕方は今回のイベントにも撮影で参加している宮城農業高校へ。実は宮城農業高校は校舎が津波に呑み込まれて全壊。今は遠く離れた3つの高校に分かれて授業を行っています。
イベント会場で地元の先生方から「ぜひ見てきてください」といわれ、デジタルカメラマガジン川上編集長と土屋さんと3人でタクシーを拾って行ってみました。
津波に呑み込まれた一帯をひたすら走り抜けましたが、その光景よりもタクシーの運転手さんや、校舎で後片付けをしていた先生たちのエピソードが印象に残りました。やっぱり生で聞く話にかなうものはないな……。
たまたま校舎の隅に落ちていた、壁の残骸(?)とボロボロのサッカーボール。今日イベントで頑張っていた高校生たちに、誰かがそっとエールを送っているかのようでした。
夜には広田泉さんが、キヤノンギャラリー銀座でのトークショーを終えたその足で合流。牛タンに舌鼓を打ったのですが、店を出たところで……
昼間の高校生に影響されたのか、モデル撮影に夢中の広田侍と土屋侍。いや広田さんは見ていないはずなんだけど(笑)。
明日も10~15時に勾当台公園で高校生たちの作品を展示中。さらに公園とその周辺で高校生たちが撮影を行っています。天気が微妙ですが、お近くの方はぜひ遊びにきてください。