北京から無事に帰ってきました。帰国早々仕事が山積みで、ある意味無事ではないんですが……。
7月にも北京へ行ったばかりですが、やはりというか、あちこちの街並みが変わっていました。石造りの古い家屋をリノベーションした、北京でもっとも素敵な(…と思っていた)カフェが、7月になんと更地になっていました。今回行ってみたらそこにとってもとってもステキな店舗が建ち、軒先でとってもとってもおいしそうなシュークリームを売っていました。ああ、絶対買わねえよ。
また7月にジュースを売るちょっとおもしろい構造のお店を見つけたのですが、今回再び訪れてみると、周囲は更地になり、お店は建物だけがポツンと残っていました。ああ、撮っておいてよかったよ。
ジュースを売るお店の写真は、10月中旬に発売の「カメラ・ライフ」Vol.11に掲載されます。シカノが案内する“ちょっと行ってみたくなる北京”を、16ページの特集でお送りいたします。まあ残念ながらそのお店はもう見られませんが……。
とまあ古き良き風景がどんどん失われる北京ですが、その変わっていく様子や、それでも変わらない様子がおもしろかったりするんですよね。今回旅をともにしたこのおじさんも、また北京へ行ってみたいと申しておりました。
上は天安門広場。下は空腹に耐えかねてパン屋に駆け込んだところ。パン屋のお兄さんに身振り手振りで「これはなんだ」「あれはなんだ」と聞いていましたが、案の定苦手だという甘ったるいパンを買っていました(笑)。ああ、助太刀しなくてよかったよ。
しかしリコーさんからお借りしているGRD4、やはりよかったです。前に使っていた2より画質もかなりよくなっていますが、それよりも何よりも手ブレ補正の恩恵は大きいですね。