東京から寝ずに身延へ来て、明日七面山第120代別当になられる樋口是亮上人ご一行と合流。朝5時から山越え開始。お昼に七面山登山口に着いて、敬慎院に着いたのが午後4時。睡魔と雨と風の寒さと自分の発する暑さとの闘いでしたが、充実した山越えでした。
写真はEOS6Dで撮ったものをWiFiでスマホに転送。いやはや便利ですなこれは。
しかし新しい別当さんは、カメラを向けると変顔をされるのが、カメラマン泣かせというかなんというか…。
2013年3月31日日曜日
2013年3月30日土曜日
散りそう
今日はブツ撮りをして、原稿を3本送って、さらに明日からの七面山の用意を…もうすぐ日付が変わりますが、ようやく終わりました。あ、請求書忘れた(笑)。
明日は3年に一度の七面山別当交代式。午前5時に身延山出発なので、寝る間どころか休む間もなくこれから出発です。まさに気力でカバーです。
■EOS M+EF-M18-55mmF3.5-5.6
近所の桜が満開でしたが、帰ってくる火曜の夜には散っている予感。来週の金土がイベントのようですが、桜のない観桜会って…。
2013年3月29日金曜日
先生とGPS
今日は朝から杉並の堀之内妙法寺へ。一昨日発売された「別冊太陽」の取材でもたびたびご一緒させていただいた仏教学者の中尾先生とのお仕事だったのですが…。
撮影が終わってお昼をいただいた後、先生が「シカノはん、ちょいと寄り道していきましょうや」。向かったのは先生が妙法寺に来ると寄るという、門前の揚げまんじゅう屋さん。
女将「こしあんとつぶあんどちらになさいますか?」
先生「両方」
女将「1つずつですね」
先生「いやいや2人おるがな。2つずつや」
僕は糖類王ですから、こしあんもつぶあんも一気に両方いけますが…。先生は今年で82歳。しかもさっき大盛のうどんを完食したばかりなのに。でも先生はペロリと揚げまんじゅう2個を平らげ、楽しそうにヨガ教室へ向かわれました。恐るべし昭和ひとケタ生まれ。
その後はあちこち寄り道しながら桜を撮影。昨日からEOS 6Dを借りていて、明後日からの七面山はこれで行こうと思っているのですが、気になっていたGPS機能を試してみました。堀之内で撮影したものはなぜか緯度経度が記録されていなかったのですが、その後はしっかり記録されていました。
■EOS 6D+EF24-70mmF4L IS
緯度経度は上から
35 38 54.6 N/139 41 39.9 E
35 38 52.7 N/139 41 42.7 E
35 38 52.9 N/139 41 42.1 E
ほとんど同じ場所なんですが、ネットで調べると緯度も経度も0.1が約3mらしいので、かなり細かく記録しているわけです。恐るべし米国の軍事技術。
2013年3月28日木曜日
存在を忘れていた
数日前、仕事部屋で探しものをしていたら(ってほとんど毎日探しものをしているんですが…)オリンパスのボディーキャップレンズを発見。おもしろ半分で買ったものの、直後に似たような焦点距離の17mmF1.8を買ったので出番がなくなっていたのでした。っていうか持っていることすら忘れてたよ。
ほんの気まぐれで今日久しぶりに使ってみたんですが、これはこれでいいですね。画面をスクウェアにすると、ハッセルで撮っているような感じ…なのは画角だけで、ピントはハッセルではありえないくらい深いんですが。でもまあパンフォーカスというのもまたオツなものでね。
ほんの気まぐれで今日久しぶりに使ってみたんですが、これはこれでいいですね。画面をスクウェアにすると、ハッセルで撮っているような感じ…なのは画角だけで、ピントはハッセルではありえないくらい深いんですが。でもまあパンフォーカスというのもまたオツなものでね。
■OLYMPUS OM-D+BODY CAP LENS
そうそう、日経トレンディネットでEOS Kiss X7/X7iのファーストインプレッションを書きました。驚異的な小ささです。EOSもパンケーキレンズはあるけど、さらに薄いボディーキャップレンズを作ってくれたらおもしろいんだけどなぁ。
2013年3月27日水曜日
「別冊太陽・日蓮 久遠のいのち」
僕が大半の撮影を担当させていただいた「別冊太陽・日蓮 久遠のいのち」が今日発売されました。平凡社より税込2520円です。
この取材のため、昨年夏から今年2月にかけて、身延や房総、鎌倉、富士などを監修の中尾堯先生や編集長、担当編集さんとともに回りました。僕に来る依頼の大半はなかなか手間暇のかけられない仕事ですが、これはたっぷり手間暇をかけられた珍しい仕事でした。
■EOS 5D MarkIII+TAMRON 24-70mmF2.8VC
これは使われなかったカット。昨年12月、身延山にて。
「別冊太陽」ですのでビジュアルはもちろんですが、読み物としても内容の濃い一冊になっております。ぜひご覧ください。
2013年3月26日火曜日
ごくろうさま
この2年間、七面山行きに使ってきたメレルがついに退役。回数にしたら軽く20回以上はこれを履いて登ってきました。僕の写真集に写っているカットの半分以上は、これを履きながら撮ったことになります。
■SIGMA DP3 Merrill
砂利の上を歩いても疲れず、台風の中でも浸水しない優れモノでしたが、さすがに型が崩れてソールもボロボロ。今度の3/31-4/1は別当さんの交代式で、2日間歩きっぱなしになるし、何より代も変わるので新しいトレッキングシューズを購入。今度はハイカットがいいな…ということでアディダスのGORETEX製ブーツにしました(メレルのハイカットは高いので…笑)
このメレルは明日、感謝の気持ちを込めてお焚き上げに。まあ燃えるゴミともいいますが…。
…とここまでは昼、Facebookへ書き込んだ内容なのですが、さらに夕方打ち合わせに出掛けたついでに3セット目となるトレッキングポール(要は杖です)も購入。今使っている2セット目は、1セット目と同じくジョイントが臨終。もっとも片方はまだ使えるので、今後一緒に登る方への貸出用にします。
とまあ七面山は登山コースとしては「難易度:低」だけど、それなりに道具は消耗するのですよ。
2013年3月24日日曜日
2013年3月23日土曜日
HANAMI
この時期に桜というのも調子外れだけど、ぼんやりしていると散ってしまいますからね。
先日入手した“ビンテージデジカメ”、このところ大活躍です。ポケットに入れておいて、片手で引っ張りだして撮れるので便利。下の2枚は自転車で移動中、ちょっと停まって撮りました。後継機がないのがつくづく残念。
先日入手した“ビンテージデジカメ”、このところ大活躍です。ポケットに入れておいて、片手で引っ張りだして撮れるので便利。下の2枚は自転車で移動中、ちょっと停まって撮りました。後継機がないのがつくづく残念。
■CONTAX i4R
2013年3月22日金曜日
2013年3月21日木曜日
桜色
僕が七面山へ行っていたわずか2日間で、東京もすっかり桜が開花。
というわけで、自転車で隅田川の桜並木へ行ってみました。うっかり薄着で出掛けて寒かったんですが、風景はたしかに春でした。
■EOS 5D MarkIII+SIGMA 35mmF1.4
2013年3月20日水曜日
ダイヤモンド富士!
昨日今日と毎月恒例の七面山へ行ってきました。今日はお彼岸の中日。富士山の真西にある敬慎院では、御来光がダイヤモンド富士となり、その光が境内を抜けて本尊の七面大明神へと注ぐ日です。
僕が七面山に登り始めたのはちょうど3年前。今の長谷川別当さんが就任されてからで、以後5回のお彼岸がありましたが、なんと過去5回とも富士山は厚い雲に覆われ…。別当職の任期は3年間なので、在任中一度も本尊に御来光を導けなかったことになります。
…ってなことは勘弁してください!と100人以上が集まった昨晩の法話で、自らネタにして笑いをとっていた長谷川別当さんですが、その強い願いが通じたのか、今朝は見事なダイヤモンド富士でした。“本気カメラ”で撮った画像を吸い出す余裕がないので、スマホで撮ってFacebookにあげた画像を→こちら
■EOS M+EF-M18-55mmF3.5-5.6 IS
帰り際、長谷川別当さんや、いつも何かとお世話になっている小松会計さん&佐渡上人を囲んで、一緒に登った皆さんと記念撮影。
僕の写真展や写真集の実現にご尽力いただいた長谷川別当さんも、いよいよ3/31で退任。4/1からは長谷川別当さんが住職をされている大善坊のお隣、覚林坊の樋口是亮住職が120代目の別当さんとなります。その新しい別当さんも不思議なご縁があり、僕の山通いはしばらく続きそうです。
というわけで次の七面山は3/31~4/1の別当交代式。僕も樋口(新)別当さんとともに身延から七面山へ向かい、翌日は長谷川(前)別当さんとともに逆のルートで身延へ戻ります。2日間ほぼ歩きっぱなし。体力が持つのか不安ですが、まあ気力で何とか。
なお以前告知した4/7の「身延山の桜を撮る会」ですが…今日身延山へ寄ったところ、なんと桜は五分咲き! どうやら今度の週末がピークになりそうで、4/7は中止の方向で調整中です…(参加表明をされた方には改めてご連絡します)。
2013年3月18日月曜日
明後日天気になあれ
明日明後日はかねてからの告知通り、5回目の「七面山に登る会」を行います。今回は平日にもかかわらず5名の方が参加。ありがたい限りです。
このまま天気予報が当たってくれれば、明後日20日の朝はダイヤモンド富士が拝めるはず。僕も過去5回ダメが続いているので、6回目の正直に賭けたいと思います。
■NEX-5+E18-55mmF3.5-5.6
傘はいらないよ…。
2013年3月17日日曜日
CONTAX i4R
昨日はソニーEマウントのカールツァイスレンズの話を書きましたが、先週やはりカールツァイスレンズを積んだデジカメをオークションで入手していたのだった。といっても小さなデジカメ。正確に言えば小さ過ぎるデジカメ。
コンタックスi4Rです。2004年末に発売された京セラ製デジカメ。香水の瓶をイメージした本体は、重さたったの90グラム。余裕でポケットに入るサイズです。何より金属の塊って感じがたまらん。
ちなみに値段は「お手頃な新品デジカメ1台分」でした。デッドストック品は5万円くらいするみたいですが、まあそんなものかなと。
しかしコンタックスといえばT3を買おうとしてコニカヘキサーを買ってしまったり、167MTあたりの一眼レフを買おうとしてオリンパスOMを買ってしまったり、今までなぜか縁がなかったブランド。i4Rも発売当時から欲しかったものの、すでに当時でも400万画素というスペックはとてもアレだったわけで、それを2000万画素3000万画素当たり前の2013年に手に入れることになるとは。
■CONTAX i4R
カールツァイスレンズの描写はさすが…といいたいけど、正直スマホのカメラの方がきれいです(笑)。しかも使いにくいことこの上ないんですが、オモチャをいじってるみたいで楽しいんですよこれが。姉妹機のU4Rというのもあるけど、i4Rの銀と赤も揃えて3色コンプリートというのもいいな。
しかしコンタックスブランドもこのi4Rを最後に眠ったまま。また復活してほしいものです。
2013年3月16日土曜日
索尼税
今日はずっと欲しいのになかなか買えないソニーEマウントのカールツァイスレンズが借りられたので、眠っていたNEX-5を叩き起こしました。しかしカメラが寝呆けていたのか、はたまた自分が寝呆けていたのか、帰宅してパソコンで画像を開いたら比率が16:9…。RAW+JPEGで撮っていたので本来の3:2で開けましたが。
NEX-5はちょっと古く感じる部分もあるけど、登場からもうすぐやっと3年。ふつうの人だったら「そろそろ買い換えたいなぁ」と言いながら、現役バリバリで活用しているはずです。画質的にもまったく問題ないし。
■NEX-5+Sonnar T* E24mmF1.8ZA
でもまあ新しいNEX-5Rも欲しいけど、それ以上にこのレンズがやっぱり欲しい。久しぶりにソニー税を払うかなぁ。
2013年3月15日金曜日
代官山の踏切
あのヨーロッパのターミナル駅みたいなホームと今日でサヨナラ、明日からは地下に潜ってしまう東急東横線・渋谷駅の話題で盛り上がっていますが…。個人的に「ああ、なくなるのか…」と思ってしまうのは、その先にある代官山の踏切です。
渋谷と代官山の間にオフィスがあった会社員時代。自席にいると面倒なことが多かったので、ノートパソコンを持ってあの踏切が見えるカフェによく行きました。20世紀から21世紀に変わる頃で、代官山も今よりずっと静かでした。そのカフェも再開発でだいぶ前になくなりましたが…。
その頃、僕のカバンには必ず広角レンズの付いた中判カメラ(マミヤ6)が入っていて、目に止まったものを撮っていました。
■MAMIYA 6MF+G50mmF4+T-MAX100
たぶんこの写真もカフェに行く途中か帰りに撮ったもの。次のカットではほとんどの人が渡った後で、なぜもっといいタイミングで撮らなかったんだ…と思うんだけど、左下にちょこっと写っているタクシーが画面上で邪魔だったんでしょう。
…なんて10年以上前のなにげないひとコマを振り返るのも、なかなか楽しいものです。
2013年3月14日木曜日
【募集】七面山でダイヤモンド富士&身延山で桜
先月もお知らせしましたが、3/19(火)-20(祝)、5回目の「七面山に登る会」を行います。
20日はお彼岸の中日で、御来光が年に2回のダイヤモンド富士となって登ります。そしてその光が門を抜け、ひとすじの光となって本尊の七面大明神に……という光景は、僕も5回狙っているものの一度も見ていません。前日や翌日のニアピンは何度も撮っているんですが、中日に限って雲が富士山を覆うのです…。
ただし19-20日は、現時点の週間天気予報によるといけそうです。というわけで19日は有休などをフルに活用して(?)奮ってご参加ください。
最寄り駅から登山口へのバスが1日4本しかないので、東京から電車で行く場合は、朝9時・新宿駅→特急あずさ→甲府駅→身延線特急→下部温泉駅→早川町乗合バス→七面山登山口(11:52着)、というルートになります。車の場合は登山口にお昼集合。断言はできませんがノーマルタイヤで大丈夫だと思います。
お昼に登り始めて夕方に山頂敬慎院着。翌朝は御来光を拝んで、昼頃に登山口へ戻ります。
↑先月の七面山。お彼岸の頃はだいぶ寒さも和らぐと思いますが、登山道が凍るのでアイゼンは必須です。本格的な冬山用ではなく、モンベルなどの軽アイゼンで構いません。
また4/7(日)は身延山久遠寺で桜を撮る会、をやります(身延山の桜についてはこことかこことかを参照)。交通規制と渋滞でマイカーでの移動が難しいので、東京からは高速バス(7:40新宿発・11:01身延山着、片道2800円)で参加できるよう、11時半に境内集合にしたいと考えています。ちなみに僕は早朝からいますので“自主早出”も歓迎です。
どちらもシカノの私的な集いなので参加費は不要ですが、七面山のみ敬慎院の宿泊料(1泊2食5200円)が必要です。また七面山は雨天決行ですが、身延山は桜の開花状況や天候によって中止する場合があります。
質問・参加表明などは遠慮なくメールください。
20日はお彼岸の中日で、御来光が年に2回のダイヤモンド富士となって登ります。そしてその光が門を抜け、ひとすじの光となって本尊の七面大明神に……という光景は、僕も5回狙っているものの一度も見ていません。前日や翌日のニアピンは何度も撮っているんですが、中日に限って雲が富士山を覆うのです…。
ただし19-20日は、現時点の週間天気予報によるといけそうです。というわけで19日は有休などをフルに活用して(?)奮ってご参加ください。
最寄り駅から登山口へのバスが1日4本しかないので、東京から電車で行く場合は、朝9時・新宿駅→特急あずさ→甲府駅→身延線特急→下部温泉駅→早川町乗合バス→七面山登山口(11:52着)、というルートになります。車の場合は登山口にお昼集合。断言はできませんがノーマルタイヤで大丈夫だと思います。
お昼に登り始めて夕方に山頂敬慎院着。翌朝は御来光を拝んで、昼頃に登山口へ戻ります。
■OLYMPUS OM-D+M.ZUIKO 17mmF1.8
↑先月の七面山。お彼岸の頃はだいぶ寒さも和らぐと思いますが、登山道が凍るのでアイゼンは必須です。本格的な冬山用ではなく、モンベルなどの軽アイゼンで構いません。
また4/7(日)は身延山久遠寺で桜を撮る会、をやります(身延山の桜についてはこことかこことかを参照)。交通規制と渋滞でマイカーでの移動が難しいので、東京からは高速バス(7:40新宿発・11:01身延山着、片道2800円)で参加できるよう、11時半に境内集合にしたいと考えています。ちなみに僕は早朝からいますので“自主早出”も歓迎です。
どちらもシカノの私的な集いなので参加費は不要ですが、七面山のみ敬慎院の宿泊料(1泊2食5200円)が必要です。また七面山は雨天決行ですが、身延山は桜の開花状況や天候によって中止する場合があります。
質問・参加表明などは遠慮なくメールください。
2013年3月13日水曜日
2013年3月11日月曜日
仏前結婚式!
昨日は都内のお寺で、七面山敬慎院でいつもお世話になっている板ちゃん…こと新郎・板倉本諭上人と、新婦・美沙樹さんの結婚式。
七面山では合計十数名のお坊さんたちが交代でお勤めをしているのですが、板ちゃんはなぜか上で一緒になる率が高いひとり。昨年5月の僕の写真展では、PhaseOneで撮影した特大のポートレートを展示させてもらいました(こんな写真が…)。写真集にもいい笑顔で登場しています。参道の茶屋の女将さんが、ストーブで餅を焼いている写真です。
美沙樹さんも毎月七面山に登られているので、よく途中や敬慎院でお会いするのですが、学生時代に身延山久遠寺の売店でバイトをしていたので(しかもそっくりなお母さんとコンビで!)僕は結構前からお顔を知っていました。
そんな2人から「結婚式の写真をぜひシカノさんに撮ってほしい」とお願いされ、もちろんふたつ返事で快諾。仏前結婚式は僕も初めてで、とても新鮮でした。
式の後は袈裟と白無垢のまま区役所で婚姻届を提出。慌ただしく品川のホテルへ移動して、僕も招待客として披露宴に出席。…といっても職業病でカメラから手が離せず。その後は二次会→七面山の愉快な皆さんと三次会→〆のラーメンと進み、ホテルに戻ったのは午前3時過ぎ。せっかく部屋を用意していただいたのに、本当に寝るだけでしたが…。
ただ七面山も別当さん(ご住職)の任期が今月いっぱいで、お勤めしているお坊さんもほとんどが山を下りられます。なのでいいタイミングで楽しい夜を過ごすことができました。人生で初めて飲んだテキーラは、ちょっと苦かったです。いやちょっとどころじゃないか(笑)。
ともあれ本諭さん美沙樹さん、末永くお幸せに! これからもよろしくお願いいたします。
七面山では合計十数名のお坊さんたちが交代でお勤めをしているのですが、板ちゃんはなぜか上で一緒になる率が高いひとり。昨年5月の僕の写真展では、PhaseOneで撮影した特大のポートレートを展示させてもらいました(こんな写真が…)。写真集にもいい笑顔で登場しています。参道の茶屋の女将さんが、ストーブで餅を焼いている写真です。
美沙樹さんも毎月七面山に登られているので、よく途中や敬慎院でお会いするのですが、学生時代に身延山久遠寺の売店でバイトをしていたので(しかもそっくりなお母さんとコンビで!)僕は結構前からお顔を知っていました。
そんな2人から「結婚式の写真をぜひシカノさんに撮ってほしい」とお願いされ、もちろんふたつ返事で快諾。仏前結婚式は僕も初めてで、とても新鮮でした。
■EOS 5D MarkIII+TAMRON 24-70mmF2.8VC/EF70-200mmF4L IS
式の後は袈裟と白無垢のまま区役所で婚姻届を提出。慌ただしく品川のホテルへ移動して、僕も招待客として披露宴に出席。…といっても職業病でカメラから手が離せず。その後は二次会→七面山の愉快な皆さんと三次会→〆のラーメンと進み、ホテルに戻ったのは午前3時過ぎ。せっかく部屋を用意していただいたのに、本当に寝るだけでしたが…。
ただ七面山も別当さん(ご住職)の任期が今月いっぱいで、お勤めしているお坊さんもほとんどが山を下りられます。なのでいいタイミングで楽しい夜を過ごすことができました。人生で初めて飲んだテキーラは、ちょっと苦かったです。いやちょっとどころじゃないか(笑)。
ともあれ本諭さん美沙樹さん、末永くお幸せに! これからもよろしくお願いいたします。
2013年3月9日土曜日
祝!卒業
来週のロケがキャンセルになって、期せずして時間にも心にも余裕が…。というわけでひと仕事片付けた後に、四ツ谷のポートレートギャラリーで行われている日大芸術学部写真学科と、六本木のAXISで行われている日本写真芸術専門学校、それぞれの卒業制作展へ。
どちらも知っている生徒さんがいるので行ったのですが、日芸の方は8人による選抜展で、どれもさすが選ばれただけあるなという内容。日本写真芸術専門学校はバラエティ豊かで、このうちの何割かがいずれ自分の商売敵になるのか…と思うと、ちょっとイヤな(※褒め言葉ですよ)展示でした。
遡ること15年前、自分の卒業制作展はどうだったかというと…よく思い出せないですね(笑)。渋谷の元倉庫を転用したギャラリーだったのですが、スペースだけは無駄に広かったので、プリントをたくさん焼いて飾りまくったのは覚えていますが。
戻れるならもう一度学生に戻りたい今日この頃です。
2013年3月8日金曜日
DP1/DP2 Merrillにも
今日シグマのDP1 Merrill/DP2 Merrillの新しいファームウェアが公開され、すでにDP3 Merrillに搭載されている顔認識…もありますが、ついに待望の「モノクロームモード」が使えるようになりました。
今回はファームウェアのファイルが1機種につき2つ用意されています。広報の桑山さんから「2段階なので注意してください」と言われたので、ああこの2つをカードに入れればいいのね…と思ったらそれだけではなく。本体側で2回同じ操作(更新)をする必要があるのです。そこのところご注意を(僕はわからず5分くらい悩みました…)。
しかし今までもRAWデータからモノクロームモードをあてて現像できたのですが、当然ながら撮影時からモノクロで見える方がいいですね。20代の頃はずっとモノクロで東京の街角を撮っていたので、色のない目で世界を見るのは慣れていたのですが、モノクロームモードで液晶を眺めているとその感覚が少し蘇ってきます。あの頃は想像するだけで、実際プリントすると「あれっ?」ということがときどきあったのですが(笑)。
2013年3月7日木曜日
急な話
こないだ中国に行きたいなどと書いたばかりですが、急なロケで来週香港へ行くことに。中国にはン十回も行っていますが、香港は初めてです。だいぶ前に調べ物のために買った「地球の歩き方」が現地で役に立つ日がやってきました。06~07年版だから買い直した方がよさそうですが。
これはもちろん香港ではなく東京。袋の中身は何なんだろう。
2013年3月6日水曜日
2013年3月5日火曜日
2013年3月4日月曜日
五反田的麻辣午餐
小林貴さんと、萩原和幸さんと、一緒です。場所:五反田の中華料理屋
…とFacebook風に。
昨年9月のお彼岸、小林さん萩原さん含め、大勢の方々と七面山へ登ったときのこと。行き帰りは萩原さんの車に僕と小林さんが同乗したのですが、その車中で僕と小林さんが知っている(けれども行ったことはない)麻婆豆腐がうまい(らしい)中華料理屋の話に。自然と「じゃあ近いうち3人で行こう!」と盛り上がったのですが。
近いうちだったものが、半年近く経ってようやく今日実現。辛いと評判の麻婆豆腐に、小林さんも萩原さんも汗だくでした。でも僕は…うーん、旨いんだけど、もうちょっと辛くてもいいかも。なんていいつつ、只今訳あって炭水化物を制限しているのに、ライスをつい半分だけおかわりしてしまいました。白飯と結託しやがって、罪な味だぜ…。
僕は子供の頃、麻婆豆腐が大嫌いだったのですが、中国で本場の味と辛さを知って以来、何よりも好きな食べ物に。ただし町の食堂などで出てくる、甘ったるくて旨味もない麻婆豆腐はちゃぶ台をひっくり返したくなります。なので食べる店がかなり限定されてしまうのです。
うちの近所の中国人一家がやっている中華料理屋さんも、なかなか旨い麻婆豆腐を出してくれるのですが、惜しいことに辛さが日本人レベル。なのでいつも「香辣ね」とお願いしています。旨い麻婆豆腐への道は長く、険しいのであります。
…なんてことを考えていたら、昨年夏からご無沙汰中の中国大陸が恋しくなってきました。最近よく「あんなに大気汚染がひどいと、中国には行きたくないでしょ?」と言われるのですが、まったく逆。大気汚染でくすんだ空気が、写真に独特な奥行きをもたらすのです。
あー、中国行きてー。
2013年3月3日日曜日
東京都チベット自治区
2013年3月1日金曜日
ストレートな写真
新宿で撮影の帰りに、四谷のTOTEM POLE PHOTO GALLERYへ。甲斐啓二郎さんの写真展「Plain Pictures」を拝見してきました。
精力的に個展を行なっている甲斐さんですが、毎回テーマがガラッと変わるので、DMをいただくと「今回はどんな内容なんだろう」と楽しみでもあります。今回はポートレート。本人いわく3つくらいのテーマを平行して撮影しているんだそうです。僕は1つのことに取り組むと他が疎かになるので、ちょっとうらやましいような…。
■Nikon D800E+Nikkor 24-120mmF4G
直球ど真ん中、力のあるポートレートです。3/10まで。
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