2009年1月31日土曜日

ちょっと親友の話

古い付き合いの友人からたまにいわれるのが「シカノはメールがだんだん短くなっている」。ついつい長文を書くクセがあるので(このブログもそうですが)昔はどうでもいい用件でも結構長くつらつら書いたもので、読む方はさぞ苦痛だったことでしょう……。



それが最近はかなり短くなりました。あまり時間をかけていられないからだと思うんですが。



でも先程1時間ほどかけて返信を書きました。相手はドイツに住む友人・ギヴ(弁護士の卵、兼サッカー選手……なのか? まだ)。僕が2006年のドイツW杯を取材したときのコーディネーターをやってくれた男です。




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俊輔の看板を見つけて、「サムライブルーならオレの方が似合う」とタメをはるギヴ……そう日本人です。腹が少しドイツ人っぽいけど(笑)。



ギヴというのはドイツで僕が勝手につけたあだな。座右の銘が「Gib Alles(ギヴ・アレス=全力で行け)」だからギヴなんです。



いまブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)にも日本人選手が何人かいますが、その下のリーグにはギヴのような日本人選手がもっとたくさんいるそうです。ギヴも何度かチームを移籍しながらこの当時で10年選手でした。
ちなみに当時ギヴが所属していたのは4部リーグのチーム。といってもドイツですから、レベルは相当高いはずです。なにせ10部までリーグがあるそうですから……。



でそのギヴからかれこれ1年くらい「一眼レフを買って、本格的に写真をやりたい」と相談を受けていて、質問(これがまた細かく、そして異常に多い)が来るたびにすごーく長いアドバイスを送っているんですが。彼はまだカメラを買っていません。早く買えっつーの。



どうもヨーロッパは円高でカメラが高いみたいです。春に日本へ一時帰国するので、そのとき買うといっているのですが。まあ僕がショッピングに付き合うことになると思うんですが、ついでにコンサルタント料ももらわないとな(笑)。



ギヴ選手、帰国お待ちしております。





090130_b_9905 デュッセルドルフで少年たちとボールを蹴るギヴ。






090130_c_2152 立ち寄ったケルン体育大学でフットサルをするギヴ。さすがプロだけあって、ふた回りくらいデカいドイツ人学生たちを圧倒……。






090130_d_8544 ギヴの住むマインツで見た、開幕戦ドイツ×コスタリカのパブリックビューイング。






090130_e_8458 ギヴの家で見せてもらった、彼の載っている新聞記事。




あー懐かしいなぁ。ギヴともそれ以来会っていないので、帰国が楽しみです。



■カメラはすべてEOS 30D……ってそれも懐かしい。まだうちにありますけどね。ギヴに売りつけようかな(笑)。



2009年1月30日金曜日

Tsukiji Fish Market

昨日書いた通り、標準レンズ3本を携えて早朝の築地市場へ行ってきました。



築地は普段なら地下鉄1本で行けるのですが、始発に乗っても築地着はセリの終わり間際。なので朝4時に車で出発。
セリ場に着いたのがちょうど見学可能となる午前5時。






090129_a_3990 すでにセリ場にはマグロが整列。






090129_b_3968 そしてオーディエンスの姿も。左はジョンソンさん、右はポールさん……かどうかわからないけど外国人。



セリ開始までしばし仲買人がマグロを品定めする様子を撮影。その間に続々と見学コーナーに観光客が。見学コーナーに飛び交う会話はもちろん日本語じゃない言語。ああ日本人もいるなぁ……と思ったら、口から出た言葉は「有意思(ヨウイースー=おもしろい!)」。なんだ中国人かよ。早上好。



やがておもむろにセリが始まると……






090129_c_4093 見学コーナーも超満員。そして熱狂の渦に……。






090129_d_4140 ■写真はすべてEOS 5D MarkII+16-35mm



……つまりブログ用に撮影したものなわけですが。



しかしセリの見学コーナーも、場内の通路を歩いている見学者も、外国人ばかり。たまに日本人がいるなぁと思ったら外国人観光客のガイドさんだったり。ちなみに何かで読んだんですが、外国人が「日本で行きたいところ」の1位はKinkakuji Temple(金閣寺)、そして2位がTsukiji Fish Market(築地市場)だそうです。世界最大級の魚市場、しかもこれだけ情緒があふれる場所ですから、当然といえば当然かもしれませんな。

この後、食事を挟んで11時頃まで市場を撮影。12時に自宅へ戻って、撮ったばかりの写真(およそ850枚)をセレクト&レタッチ&プリント。夕方にそれを持ってCAPA編集部へ。担当者との打合せ&写真の編集長チェック。とりあえずOKが出てひと安心です。
というわけで今日の釣果は2月20日発売のCAPAをお楽しみに。






そして夜はそのままCAPA編集部&デジキャパ!編集部の合同新年会へ。



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セレクト作業に手間取って慌ててうちを出たため、築地に行ったときの格好(トレーナーにジーンズ)のまま。出席者でいちばんラフな格好でした……。なので目立たないよう、会場の一番後ろから撮影(笑)。



さらに二次会まで行って、日付をまたいで帰宅。長い1日でした。っていうかもう少しで起床から24時間が経過……。ブログ書いてる場合じゃねえな。書いてしまったのでアップするが。



2009年1月29日木曜日

カールツァイスとシグマの50mm

今日は暗いうちに自宅を出発して、朝から夕方まで高崎で取材。新幹線で帰京すると、その足でCAPA編集部へ。そこで渡されたのは……



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来月発売の「カールツァイス・プラナーT* 1.4/50 ZE」と、昨年発売されて好評の「シグマ50mm F1.4 EX DG HSM」の標準レンズ2本。もちろんプレゼントではなく「これで撮ってこい」ということです。



5D MarkIIで撮ってくださいとのことですが、スクリーンをマニュアルフォーカスに特化したEg-Sに交換したものの、果たしてピントが合うのだろうか?という不安が……。とくにカールツァイスはマニュアルフォーカス専用です。AF-ONボタンを押して「ピント動かねーよ!」とかやっちまいそうです。なので帰り道ちょっと予行演習をしてみました。





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090128_b_3781 ■EOS 5D MarkII+プラナーT*50mmF1.4



やはり難しかった……。ピントの山がかなりつかみにくいレンズです。手前から奥へピントを移動しながら合わせて行くと、全然手前にピントが合っちゃいます。かといって奥から手前へ移動すると、そもそも山がつかめない。久々にファインダーの「合焦ランプ」を凝視しましたが、これがまたランプの灯る“ストライクゾーン”の狭いこと狭いこと。

でも写りはまぎれもなくカールツァイス。まさに期待通りです。



明日は朝3時起きで、5D MarkIIにこのカールツァイスとシグマ、さらに私物のキヤノン純正50mmを持って築地市場へ行ってきます。まったく同じスペックのレンズ3本をどう使い分けるのかが、ピント合わせ以上に難しそうですが。っていうか絶対難しいよ。



2009年1月28日水曜日

忙しい著者

↑にウザい告知があるので繰り返す必要はないんですが、でも念のため繰り返すと日経トレンディネットで連載「愉快的照相机-愉快な中国カメラ事情-」が始まりました。



一応このブログもアクセス解析というものが見られるのですが、先程のぞいてみたところ「nikkeibp.co.jp」からお越しいただいた方がいっぱい……。
プロフィールにここのURLが載っているからなわけですが、そこには「多忙な日々をユニークな語り口で綴っている」と。これ、担当編集者さんが書いてくださったのですが、オレ最近忙しいッスよーなんて言ったかな?と思ったら、言ってた。というかこないだ担当編集者さんの結婚パーティーを「すいません原稿抱えてまして……」と欠席したんだ。結婚おめでとうございます。っていうかゴメンナサイ。



そういえば先日も高校の同級生から結婚パーティーのお知らせをいただいたんですが(来月末)、会場は自転車で行けるくらい近所でした。自転車で行くのもどうかと思いますが。あっちゃん、行けなかったらごめんよ。ってすでに行けないという前提で話をしているのも、もっとどうかと思いますが。



僕も最近なぜか「結婚しないの?」と聞かれることが多いんですが、どうなんでしょうね。石川リョー君がマスターズで優勝する方がまだ可能性は高いのではないでしょうか。あはは。






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090127_b_2451 写真は本文とこれっぽっちも関係ありません■EOS 5D MarkII+24-105mm





そういえば昨日、秋葉原を通ったのでヨドバシカメラに寄って5D MarkII用のスーパープレシジョンマット(Eg-S)を購入。先程標準のスクリーンと交換してみましたが……暗っ!
でもピントはとてもつかみやすいです。明るさをとるかピントをとるか悩むところですが、写りに関係するのはどう考えても後者なわけで。まあ1D MarkIIIでもすぐに慣れましたしね。





ついでにヨドバシカメラでVAIO type Pを初めて触ってきました。以前type Pのことを書いてから「type P」で検索してここを見に来る方が多いんですが、ごめんなさいね何の情報もなくて。
しかし触ってみると……いいですね。これはいい。でも最近ノートパソコンを持ち歩くことが滅多にないので、しばらくは買わないでしょうね。買うとしたら……海外へ行くけど荷物を極限まで減らさなければいけないという事態がやってくるか、今のtype Tが退役(たぶん2年後くらい)するときでしょう。その頃は今のモデルじゃないだろうけど。



type Pといえば気になるのがテレビCM。パソコンを尻のポケットに入れること自体どうかと思うけど、あんなに腰を降る必要があるのでしょうか。っていうか壊してみたいのでしょうか、それとも耐久テストでしょうか。



よくわからないけど、こんなブログを見つけました。誰かやってるだろうと思いましたけどね。



2009年1月23日金曜日

今日はカルボ飯

昨日書いた通り「フライもみじ」に挑戦したのですが……







失敗。



温度が高すぎて黒い炭の塊になったり、反対に低すぎて脂っこいだけになったり……揚げ物は難しいです。っていうかやったことないんですよね(笑)。



仕方ないのでその鍋で得意の「カルボ飯」をつくりました。カルボナーラ風の炒飯です。炒飯とドリアを足して2で割ったような味。






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カンセーです!



レシピは……



ご飯をカルボナーラのパスタソースで炒めるだけ。ってレシピでもなんでもないな。



まあ生クリームとかを使うのが正しいのですが、饅頭ひとつ満足に揚げられない人間には市販のソースを使うのが無難です。
あとお好みで塩とブラックペッパーを。具はあってもなくてもいいけど、僕は玉子とタマネギとソーセージを使っています。



★★★(←自画自賛)



2009年1月22日木曜日

アイスもみじ

今日は日帰りで広島に行ってきました。



空港→移動→昼食→取材→移動→空港なのでブログに使える写真も2枚しか撮っていないんですが(しかもケータイで)まず1枚目……。






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広島といったらお好み焼じゃろが。というわけでお昼に食べたお好み焼き。定食屋さんに入ったら、いきなり巨大鉄板で主がお好み焼を焼いている光景が……。ランチメニューをみると、しれっと「肉玉そば」というのがありました。頼むに決まっとるじゃろが。



そして2枚目……。






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広島といったらお好み焼じゃろが。というわけで広島空港で帰りの飛行機まで少し時間があったので、レストラン街にある「みっちゃん」の支店へ駆け込んで一皿。



さらに空港のお土産売り場の前を通ると、視界に否が応でも飛び込んできたのが……そう、にしき堂のもみじ饅頭に決まっとるじゃろが。
昨日書いたように最近虫歯に悩まされているため、甘い物は極限までガマンしておったのですが……ダメだった。1分後には一番大きな箱(32個入り)を買っていました。ええもちろん自分ひとりで食べるために。



でこの大量のもみじ饅頭とシカノはどう対峙するのかというと……。






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凍らせる。冷凍庫にはもみじ・もみじ・もみじ……島田洋七もびっくりだ。



この「アイスもみじ」がですね、とてつもなくうまいんですよ。
僕はこれまで「広島に行く」という人がいると「もみじ饅頭を買って冷凍庫に入れるべし」と勧めていますが、皆さんの反応は概ね「そんなのおいしいわけないじゃん」「なんでわざわざ凍らせるの?」。でもその後会うと答えは概ね「いやぁ、試しに1個だけ凍らせてみたんだけど……あまりにうまいから残り全部凍らせちゃったよ」。
ぜひ広島へ行かれる方はお試しあれ。日持ちもするので。



といってもこれ、別に僕のオリジナルではないんです。にしき堂のもみじ饅頭を買うと、箱に小さな支店の一覧表が入っています。それをめくると「変わったお召し上がり方」として書かれているのです。
そのお召し上がり方には他に「焼く」と「揚げる」があります。以前厳島の土産物屋さんで「天ぷらもみじ」というのを食べたことがあるんですが、これもまたなかなかの美味でした。
というわけで明日は「フライもみじ」もやってみようかなと思っています。



ってオレはなんでこんなに一生懸命もみじ饅頭の宣伝をしているんだろう……。



2009年1月20日火曜日

嗚呼単焦点

5D MarkIIを買ってから24-105mmのズームばかり使っている(ほぼ着けっぱなしに近い)のですが、まあこれがなかなか使い勝手のよい組み合わせでして。今度中国へ行くときもこれ1本で行こうかなぁ……なんて思っています。絶対レンズいっぱい持っていくんだけど。



最近EOSのAPS-C機や他メーカーのカメラを使っている人から「5D MarkII欲しいんですけどね、レンズがないから……」といわれることが多いのですが、24-105mmとのレンズキットを買えばいいと思いますよ。これ1本でしばらくは楽しめるはずです。絶対他のレンズ欲しくなるんだけど。



ちなみに今価格.comを見たらレンズキットの最安値は338000円、単体の最安値は234287円でした。安くなってますなぁ……。発売と同時に買った身としてはいささか悔しいわけですが。




それはともかく買う前は「これで単焦点使いまくるぞ」なんて思っていたのが、結果的にズームばかり。1D MarkIIIのときは「あとちょっとボケが欲しい」というときに単焦点を使っていましたが、5D MarkIIだとズームでもそこそこボケるんです。1D MarkIIIとそんなに違うわけじゃないんだけど、でも少し違う。



というわけで違いのわかる男になるべく、単焦点を引っぱり出してみました。って2本しか持っていないのに偉そうだな。






090119_a_3691 仕事部屋のベランダで■EOS 5D MarkII+EF24mmF1.4L






090119_b_3732 歯医者に行く途中で■EOS 5D MarkII+EF50mmF1.4





ってボケのある写真撮ってないじゃん!



というオチはさておき。2本使ってみましたが、24mmだとちと広いし、50mmだとちと狭い。やはり早く35mmを買わねば……(もちろんF1.4L……)。



そういえば欧米で売られているカールツァイスのEOS用レンズがようやく日本でも発売されるそうですね。日本製なのになぜ日本で発売しないのか不思議で仕方なかったんですが、ともあれ来月発売予定だそうです。50mmと85mm。まあこの2本にも興味はあるんですが、他のマウントにある18mmと35mmを早く出してくれんだろうか……。



あと5D MarkIIのファインダーでは単焦点でピントが全然つかめませんね。やっぱりスーパープレシジョンマットのスクリーン(Eg-Sというやつ)を買わなきゃダメだな。1D MarkIIIは買った当初からこれを入れていますが、ピントの山が本当に「山」として掴めます。ただこれを入れるとズームを着けたときめちゃめちゃ暗くなるという、まさに諸刃の剣なのですが。




ってなんか微妙に愚痴ばかりですな。実は歯が痛くて仕方ないのです。歯医者に行ったばかりなのに……。昨年7月から通院しているのですが、なんだか治療するたびに悪くなっているような気がします。気がするだけならいいんですが。



2009年1月16日金曜日

トンネルを抜けると確かに

日帰りで新潟に行ってきました。



いやー。高崎までは晴れていたのに、越後湯沢から突然ものすごい雪。



現地に着いても猛吹雪。直径が5mmくらいある大粒の雪がバチバチ降ってきて、みるみるうちに積もる積もる。レンタカーで久々に雪道を運転したのですが、スタッドレスの効きの良さに感動しました。



帰りの新幹線でも外は延々と雪景色が続いていましたが、やがて途中で雪の中から夢の中へ……。目が覚めたら大宮で、夕焼けと富士山がきれいでした。






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090115_b_3642 新幹線の車窓から■EOS 5D MarkII+24-105mm




一旦帰宅してメールのチェックや電話等々を済ませてから、夜は今年初めての中国語レッスンに。今日は初めて教わる先生だったのですが、先生から中国語を教わるより僕が日本の雑学(?)を教えている時間の方が長かったような……。



また近いうち中国へ行く予定なので、ちょっとマジメに勉強せねば。



2009年1月15日木曜日

2009年1月14日水曜日

昨日の動画は

昨日の続き。



日曜は中国仲間の清水さんと一緒に、同じく中国仲間である料理写真家の山本さん宅を訪問。あの極めてホームビデオチックなフルハイビジョン動画は山本さんと清水さんが焼酎について語らう場面なわけでした。



山本さんはいつも僕のブログを見てくれていて、ずっと前から常々「オレもブログやりたいよぅ。教えてくれよぅ」と頼まれていたので、じゃあ行きますワということになったのですが。



結局高砂部屋の味を再現したというちゃんこ鍋をごちそうになり、ブログは作らずに帰ってきてしまいました。ただメシを喰いに行っただけです。ごっつあんです。






090113_a_2428 ■EOS 5D MarkII+24-105mm
とまあ料理写真の大先生の前で料理写真を撮ってみた。奥の煮物もおいしかったです。






山本さんといえば前も書いたかもしれないけど、僕が高校の授業中、ノートに隠して穴が開くほど眺めていたキヤノンNewF-1のカタログに、マイNewF-1を片手に持った姿で登場されておられました。当時はスキンヘッドがまだ一般的ではない時代だったので、かなり強烈なインパクトがあったのですが、よもや十数年後にそのお方に“絵日記の書き方”を教えることになるとは。って結局教えてないんですが。



その話をしたら山本さんが「じゃあいいもの見せてあげるよ」といって探してきたのが……。






090113_b_2437 そのカタログに掲載されていた写真! そうそうこの顔!



でもよく見たらスキンヘッドじゃなかった……。実はカタログに掲載されていたのはこれを切り抜いた写真で、その背景が黒だったので、スキンヘッドに見えていたのです……。



しかし山本さん今とあまり変わらないなぁ……って今の顔が見えないか。まあ+20年くらい加算してご想像ください。



そして「もっといいものあるよ」と見せてくれたのが……






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写真の中で手にしているNewF-1……のカケラ。ちょうど写真の親指のあたりにあるシャッターまわりの部分です。
そうそう昔のキヤノンの最高級機は名前を彫ってくれたんだよねえ。僕も初代EOS-1には「T.SHIKANO」と彫ってもらいました。何年か前に保守期間が終わるというのでオーバーホールに出したら、部品交換で名無しさんになって返ってきてしまいましたが。



さらに清水さんはマクドナルドが大好きということで、こんなものをもらっていました。






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山本さんが撮ったビックマックの写真。以前広告や店頭のPOPで使われていたものです。ちなみに山本邸の玄関には、この写真が額に入れて飾られていました。知らない人が見たら「なんでビックマックなんだ?」と思うでしょうね。まあ知らない人は家にあがらないと思いますが。



とまあ山本さんの奥様も交えて、4人でそんな楽しい宴でしたとさ。






今は山梨にいるのですが、行きの中央道は朝焼けがとてもきれいでした。高速道路の表示板が黄金のように輝いていました。でもまぶしくて今もまだ目がチカチカ……。



助手席にでもカメラを固定できれば、そういうとき撮影できるのにな……と思いました。と思ってさっきYouTubeを見ていたら、5D MarkIIをダッシュボードに固定して、首都高を走る様子を撮影した動画をみつけました。みんな同じこと考えるんですな。



2009年1月13日火曜日

5D MarkIIでフルハイビジョン

……が撮れるわけですが、昨日ようやく初めてトライしてみました。

YouTubeにアップしてみたのでご覧ください。H.264→WMV→AVIとエンコードしているので、画質はかなり落ちていますが、オリジナルはですね……

激しくきれいです。

でも激しくピントが薄いです……。






これがいったい何を(というか誰を)撮った映像なのかは書くと長くなるんですが、これからまだひと仕事しつつ、明日は早朝に山梨へ出発しなければならないので後ほど……。



2009年1月11日日曜日

VAIO typeP、というそうな

ついにソニーのVAIOにもネットブックが出ました! ……いや、正確にはネットブックのようなかたちの小さなパソコン、みたいですが。



typePというそうです。PortableのP、PersonalのP、PerfumeのP……よくわからないけど、まあPなのだそうです。



最近はヨドバシカメラやビックカメラへ行くと、1Fの一等地はネットブックが並んでいます。5万円でインターネットやメールや文書作成がひと通りできるわけですから、気にならないわけがない。
でも出張先で画像を扱うことの多い僕には、どうもスペックが足りないような……というか実用的ビジネスマシーン然としたものばかりで「欲しい」という気がまったく起きず常に売り場素通りだったのですが。



typePはやばい。欲しい。欲しすぎる。欲しすぎるって日本語おかしいけどとにかく欲しい……。
スペックも他のネットブックより高いそうだし、ってそのぶん値段も高いんですが、それでもベースモデルが直販のSony Styleで79800円。プロセッサーを松竹梅の竹にして、60GBのHDDを64GBのSSDに替えても99800円。安い……んですよね? うん安い。安いはずだ。



しかもこのtypeP、僕が以前使っていたVAIOのC1に姿形おまけに大きさもうりふたつなんです。



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このC1はずいぶん活躍してくれました。まだ会社勤めをしていた2001年、会社から支給されていたモバイル用VAIOを「社員が増えてパソコンが足りないから」と総務部に没収され、その日のうちに貯金をおろして秋葉原で購入。翌年会社を辞めてなんとなくフリーになってからは、これが大事な大事な商売道具でした。
超省電力型マシンのため元々動きはのろかったのですが、やがてそれが加速度的に(いや減速度的に?)のろくなり、さらには自慢のバッテリーも全然もたなくなって2006年に退役。



代わって購入したVAIOのtypeTが、今のモバイルアイテムです。



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これも今年の夏で3歳。さすがに動きは鈍い気がしますが、まだ不自由はしていないし、バッテリーもそこそこ持つし、何よりカスタマイズで10万円以上かかっているので、あと2年くらいは頑張ってもらおうかな……と思っていた矢先のtypeP発表。ソニーさんよ、軍備計画が狂うではないか。



しかしそんなことを書いていたら、押し入れの奥に眠っていた我がファーストマシンのことを思いだし……。



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PowerBook G3、押し入れから引っ張り出しました。もう動かない大きなのっぽの古時計じゃなくて古Macなんですけどね。今のMacとはまったく共通点の見いだせないデザインですが、この頃のMacは美しかったな……。そして、高かった……。



こいつは3kg以上あるヘビー級ですが、全国津々浦々をお供させました。まだ家庭でもインターネットはダイヤルアップの時代ですから、地方に出掛けるときはアクセスポイントの一覧表を持参。モデムでピーヒャラしたり、ケータイとつないで気長にメールを受信したり……。
まあそれはC1を買ってしばらくも同じでしたが。ニューヨークの安ホテルでうまく接続に成功して、日本からのメールを受信できたときは「海底ケーブルバンザーイ!」と狂喜乱舞しましたっけ。



あれからまだ6年か7年しか経っていないんですが、ずいぶん時代は進んだものです。もう戻れないけど、なんとなく楽しい時代でした。



2009年1月10日土曜日

タクシーは世相を反映するというけど

昨日銀座で撮った中にこんな写真が……。





090109_2269 ■EOS 5D MarkII+24-105mm





最近都内には黒塗りのタクシーが増えました。というか僕もたまに乗るんですが、たしかにちょっとだけハイヤーに乗ったような気分になれます。あくまでちょっとだけですが……。



タクシーといえば北京では移動の主な手段でもあります。渋滞が激しいときは地下鉄を使いますが、東京ほど縦横無尽に走っているわけではないので、結局駅までタクシーで行って、降りたらまた駅からタクシー……ということもしばしばです。
ただ行き先が近いと乗車拒否されるし、渋滞すればすぐ遠回り(ノロノロ走っているよりメーターが稼げるから)で、イライラすることもしばしば。ただ初乗りが10元(140円くらい)で、結構な距離を乗ってもせいぜい30元とか40元。まあ安いんです(地下鉄は2元でもっと安いわけですが)。それに運チャンとのやりとりはいろんな意味でいい中国語の勉強になります。



それに比べて東京のタクシーは初乗り710円……。中国から帰国したときは成田空港からスカイライナーに乗って、さらに日暮里駅からうちまでタクシーに乗るんですが、10分足らずの乗車で1000円近くかかります。
乗った瞬間は(それまで乗っていた北京のタクシーがアレなので)乗り心地の良さに感心しますが、降りるときは料金の高さに落胆するわけです。



そういえば運転手さんのマナーも北京と東京ではだいぶ違います。北京では平気ですっとぼけて遠回りをする運チャンがいっぱいいますが、東京では「○○交差点を抜けていくルートでよろしいですか?」「かしこまりました」と丁寧な運転手さんが多いこと……というか最近増えた気がします。
ひと昔前は行き先を告げても無言な人が多かったんですけどね。「いやぁー、巨人がこんだけ弱いと酒がマズくなっちまうよ!」と話しかけてくるような味のあるおっちゃんも少なくなった気がしますが。



ただ客に対するマナーは向上している反面、運転マナーは悪くなっているような気もします。都内を運転しているとヒヤッとすることがしばしばです。とくに黒塗りタクシーほど割り込みや急停車がひどいような……。
もっともこれは客のせいなのかなとも思います。とんでもないところでタクシーを拾ったり、停車させたりする人が多過ぎます。日頃運転をしない人は仕方ないのかもしれませんが、でもちょっと想像力を働かせればわかると思うんですけどね。こんな時代ですから、そんなことよりも自分のことで精一杯なんですかね……。



2009年1月9日金曜日

銀座はなぜ和服の女性が多いのか

今日は昨日までとうってかわって朝から撮影やら打合せやらで駆けずり回ることに。どれも急に決まったことなんですが、まあようやくいつもの生活って感じですかね……。



なぜか今日は会う人会う人中国にゆかりの深い方ばかりで、忙しくも楽しい1日でした。




仕事が終了し、日が傾いてからは銀座のキヤノンへ。年末にオーバーホールに出していた1D MarkIIIをピックアップしてきました。主力は5D MarkIIに譲っても、まだまだ稼いでもらわねば。



銀座は仕事始めどころかまったくふつうに慌ただしく、そして和服を着た方々も慌ただしく……。




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090109_c_2333 ■EOS 5D MarkII+24-105mm








そういえば昨年中国人写真家たちを銀座に案内したとき「なんでこの町はこんなに和服を着た女性が多いのか?」と質問され、答えるのに難儀した記憶が……。まあ日本語で答えるのなら簡単なんですが。






090109_d_2180 ■これもEOS 5D MarkII+24-105mm



和服じゃなくてこの夕焼けを撮るつもりでカメラを出したのに(笑)。



2009年1月8日木曜日

オッサンのつぶやき

なんだか猫の写真が続いてしまいますが、「今年は猫でいこう!」というような意図があるわけではありません。あしからず。




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090107_b_1959 ライブビューで寄ってみた■5D MarkII+24-105mm






090107_c_1933 これは寄りすぎ。っていうか寄られすぎ。




元旦こそ山梨に行ってきましたが、それ以降は近所に買い物へ出掛けるくらいで外出らしい外出をする用事がなく……。なんだかジジ臭いですなあ。少しずつオッサンというかジジイというか、まあ少なくともオッサンにはなっているんでしょうが。



今日は伸び放題だった髪を切ったのですが、切り落とされた髪の塊には白い筋がちらほら……。まあ年相応なのかもしれませんが。って新年早々なんちゅう話題だ(笑)。



2009年1月5日月曜日

あまりにも動かないので

090104_1782 ■EOS 5D MarkII+24-105mm





誰かが置物を置いたのかと思った……。



2009年1月4日日曜日

デタラメだったとは

正月の都内は車があまり走らない=空気がきれい=見事な青空、というのが定番で、今年の正月もまさに青空続きですね。



天体写真を撮っている人は、例年正月は撮影で大忙しなのだとか。そういえば正月とお盆に撮影したという「誰もいない東京」をまとめた写真集もありましたっけ。



僕もこんなときくらい何か普段撮らないものを撮ろうかなと思うんですが、とくにアイデアも浮かばず……。まあいずれ忙しくなるので、今のうちくらいゆっくりしておくのがいいのかもしれませんが。






090103_1824 今日の空■EOS 5D MarkII+24-105mm



そういえば最近たまに知人や友人との間で話題になるのが、このブログのトップにある写真。壁に楽譜が描かれていますが、果たして何の曲なのだろうと。もちろん僕にはわかるはずもないんですが……。



その答えがピアニストの友人から来た年賀状に書かれていました。それによると



「明らかにチェロの楽譜。でも、曲になってない」



だそうです。
写真には写っていませんが、この壁には巨大なチェロのオブジェがあったので、チェロの曲だというのは予想していたんですけどね。ドイツだからバッハかベートーベンなんだろうなと思っていましたが、曲にすらなっていなかったとは。
ドイツだからデザイン重視だったのでしょうか?



2009年1月3日土曜日

今年もよろしくお願いいたします

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HAPPY NEW YEAR!







というわけで、今年の年賀状の写真はこれでした。昨年11月に北京で撮った、工場の昼休みの風景です。
工員たちがやっているのは中国ではポピュラーなスポーツ(?)「ティーチェンズ」。数人で輪になって、羽根つきの羽根(チェンズ)を足で蹴り(ティー)ます。実はこれが羽根つきのルーツで、紀元前5世紀に生まれたそうです。



というわけで今年はチェンズのように天高く跳ねていこうと思う所存です。



もっともこれを撮った後、僕も輪に加えてもらったんですが、羽根がなかなかつま先に当たらず……。当たっても明後日の方向へ飛んでしまいました。まあチェンズはともかく、自分は明後日の方向に飛ぶのも悪くないですけどね(笑)。



ちなみに昨晩は身延山で年越し。2008年の仕事納め兼2009年の初仕事となりましたが、天気に恵まれ(めちゃめちゃ寒かったんですが)初日の出もばっちり撮ってまいりました。



ひと晩で1000カットほど撮影してきましたが、実質仕事で初めて使う5D MarkIIジュニアギアヘッドがどちらも使いやすいのなんの。とくに5D MarkIIのライブビュー機能がとても便利で、寒い夜でも撮影は快調でした。心配していたバッテリー消費量は1個半といったところ。氷点下でライブビューをガンガン使ってこの数字だから、思ったよりも持ちはいいみたいです。





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オマケにケータイで撮影した初日の出。左は富士山です。