2009年6月2日火曜日

これでいきます!

昨日から写真展のプリント用データを作り始めて、ようやく今日の夕方に終わりました。ノイズの処理とか、色の調整とか、細かい覆い焼き・焼き込みとか、やり始めるとキリがないですね。



結局展示点数は47点。プラス、表通りに面したショーウィンドウに飾る1点(2点あるんですが、片方はギャラリーで展示するものを流用)で、計48点です。



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色見本の出力にはPIXUSのPro9000を使用。先日小澤たいちゃん様のお宅に伺って、お譲りいただいたのはコレだったのでした。
なんでもPro9000とPro9500の2台体制というパーフェクトワールドな小澤事務所に、空からPro9000 MarkIIが降ってきたそうな。そこで型落ちとなったPro9000をどこか恵まれない写真家に……というメールが来たので、速攻で「恵まれないのがここにいますよ」と返信した次第。



なにせ売れっ子小澤カメラマンのように、新型が出るたびにプリンタを買い替えるというわけにもいかず、というかまったく買い替える意思もなく、気が付けば我が事務所のプリンタ(エプソンのPM-4000PX)はもう5歳。人間ならもうすぐ小学生です。っていうか人間の寿命に換算したらきっと80歳くらいではなかろうか。



というわけで久しぶりに顔料プリンタ&光沢紙を使いましたが、スコーン!と色が出るので気持ちいいですね。あと4000PXに比べるとPro9000は速いです。当たり前ですが。



そこまで作業をしたということは、作品のレイアウトも決まったということでして、今回はPhotoshopで仮想壁面をつくって、そこで決めました。DTPならぬDTG(デスクトップ・ギャラリー)です。でもせっかくなのでプリントアウトして「ミニチュア・キヤノンギャラリー」をつくってみました。
土屋親分に奉納した「ミニチュア・ギャラリールデコ」とても評判だったので(というか、あの複雑な壁をよく再現したものだ……と我ながら感心)、まあ自分も作ってみないと。レイアウトは決まっているので、仮想壁面をプリントアウトしてそのまま箱状にしただけですが。



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だいたい1/50のスケール。例によって会場の大きさに合わせた人形もつくってみました。前回は「指さしカレン」と「指さし侍」でしたが……



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今回は「指さし上人」と「指さしシカノ」です。「指さし上人」のモデルは、僕の写真の弟子であり(?)、身延の師匠でもある(??)Y上人。キンキキッズと同い年だそうです。

まあこの指さし人形が必要なのかといわれると、あまり(というかほとんど)必要ではないんですが、こうやって写真家は息抜きをしているのです。