2012年4月28日土曜日

どうリズムをつくるか

最近は会う人会う人に「もうすぐ写真展ですね」「準備は進んでますか?」と聞かれるのですが、返す言葉は「全然まだです」。


さすがに絵柄はほぼ決まっているのですが、プリントもしなくちゃいけないし、その前にサイズも考えなきゃいけないし、DMの発送もあるし、ギャラリートークの仕込みもしないといけないし……。


まあそのへんをGWに入ったら始めて、5月は写真展の準備にあてよう……なんて今朝までは考えていたのですが。今日になって遠出のロケがふたつも舞い込んで、まさにうれしい悲鳴。っていうかただただ悲鳴。 


というわけで明日からすべて“巻き”で仕事です。といっても物事および人間(とくにシカノ)の能力には限度があるので、あまり期待できませんが……。





120427_A_1459120427_B_1518■OLYMPUS OM-D+M.ZUIKO 12-50mmF3.5-6.3


今日は打合せの後、銀座のRING CUBEで「マグナム・コンタクトシート」を見てきました。実はもう3回目。でも何回見ても飽きないというか、ちょうど写真展を控えているので、いろいろ参考になります。


デジタルで撮るようになってコンタクトを焼くことはなくなりましたが、パソコンの画面上ではそれに近いものをいつも表示させるわけです。でもなんか違うよな……と思うのは、フィルムは36枚とか12枚とか1本あたりの枚数が決まっていて、それが一種のリズムなんですよね。


実際僕もフィルムで撮っていたときは、中判だったので12枚が多かったのですが、常にその数を意識しながら動いて、シャッターを切っていました。でもデジタルでは1枚のメディアで何百枚、何千枚と撮れるわけで、それは便利ではあるんだけど、リズムがとれないというか……。


 


そうだ! それなら256MBや512MBのメディアを使えばいいんだ!(笑)


 


……と思ったけど、さすがにそんな単位のメディアはもううちにありませんでした。チャンチャン。