訳あって古い写真を引っ張りだしていたのですが。5D MarkIIIから搭載された「デジタルレンズオプティマイザ」って、RAWデータなら古いカメラでも適用できる……と聞いていたので、どこまでできるんじゃい!と思って調べたら、EOS 30Dからだそうな。
というわけで早速試してみました。
■EOS 30D+EF-S17-85mmF4-5.6 IS/EF-S10-22mmF3.5-4.5
レンズの補正機能なので、対応しているカメラは幅広いけど、実はレンズがかなり限定されていて、今DPPを開いて数えたら29本だそうです。
ということでレンズがアウトかなと思ったんですが、30Dで使っていたレンズはほとんど対応していました。まあこのサイズじゃわからないと思うけど、キレとヌケが明らかに当時とは違います。なんともいえないモヤッとした感じが消えました。
僕の知り合いの同業者にも「RAWなんか必要ないよ、JPEGで十分」と一度もRAWで撮ったことがないという人がいますが、こういうこともあるので、後々まで残しておくならRAWで撮っておく方が吉といえるわけです。