夕方、オリンパスギャラリー東京でやっているブルース・オズボーンさんの写真展「2009年『親子の日』に出会った親子」へ。
会場には今年7月26日に撮影した100組の親子が、ずらーーーっと展示されていました。撮影の日は僕もスタジオにおじゃましたのですが、ブルースさんは朝から夜まで撮りっぱなし。声を掛ける間もないくらいでした。
今日は会場でゆっくり話すことができましたが、「撮影期間が1日なんて写真展、他にないよね」と笑っていました。もちろんその分、撮影前の準備が大変なわけですが。
東京での写真展は明日でおしまいですが、この後オリンパスギャラリー大阪で9/17~ 9/30にやるそうです。是非。
僕がブルースさんと知り合ったのはかれこれ17年くらい前。ある企画で日本の若者を撮影していて、どういうきっかけだったのかは忘れましたが、高校生のシカノ少年も撮っていただいたのがきっかけでした。
こんな長い付き合いになるとは思いもしませんでしたが、ブルースさんのバイタリティ(と日本語の怪しさ)はその頃と変わっていません。今日も「新しいアイデアがあるんだけど」と相談を受けました。とてもおもしろそうな企画なので、近々葉山の自宅兼スタジオにおじゃまする約束をしました。
その後はすぐそばのオリンパスのプロサポート室へ。僕のオリンパス・ペンのSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター……まあセンサー手前のゴミ除けです)に“何か”が付着していたので、清掃をしていただきました。写りには影響なかったんですが、放置しておくのもよくないですからね。
なおオリンパスならびにSSWFの名誉のために申しておきますと、“何か”の正体はほぼ間違いなく“僕の唾液”です。いろいろな人から「中を見せて」と頼まれ、マウントを開けながらしゃべっていたので……。まさに説明書に書いてある「悪い例」ですね。気をつけます。
清掃そのものは3分くらいで終わったのですが、サポート室の田中さんことトンボの田中さん(いや、トンボの田中さんことサポート室の田中さん? まあよくわからないけどとにかく田中さん)と1時間ほどあれこれ……。
そのうち夕飯どきになり、田中さんいきつけの中華料理店へ。とてもコストパフォーマンスの高い麻婆丼にびっくり……の図が、もうすぐこのあたりにアップされるものと思われます。
メーカーの社員でありながら、日本写真家協会の会員でもあり(僕はまだ入会していません)、また僕とまったく違うジャンルを撮っている田中さんのお話はとても参考になります。と同時に僕もペンについて率直な意見をいろいろお話ししたのですが……。
田中さん「あれ、まったく同じことを誰かも言ってましたけど……(笑)」
あ、以前その誰かが「田中さんがペンの感想を聞きたいっていうんだけど、何を言えばいいかなあ」というので、僕が感じたことをお話ししたんですよね……。まあそのまま伝えていただく方が僕としてはよいわけですけど、あっさり田中さんにバレちゃいましたよ土屋さん。
ペンの話題になったので、再びE-P1@北京。
■オリンパス・ペンE-P1+17mm+トイフォト
田中さんからも「次の写真展は北京ですか?」と……いやー、頑張らないとですね。