昨日はキヤノンギャラリー仙台で我が写真展「甦る五重塔 身延山久遠寺」が始まり、1日だけですが“お客様係”をしてまいりました。
夜行バスで仙台に到着したのが朝5時半。車内では案の定一睡もできなかったので、仙台駅の待合室で仮眠。駅の入場券というものを初めて買いましたが、とても有意義な140円でした。
その後朝マックでカロリーを補給して、東口から少し歩いた場所にある孝勝寺を参拝。
■EOS 5D MarkII+17-40mm
青森産の檜葉で作られた立派な五重塔を見てきました。一昨日ちらっと書きましたが、平成14年にこの五重塔が建立されたことが、身延山で五重塔を復元するきっかけになったそうです。
身延山の五重塔はとても山深い場所にあるわけですが、こちらは都会のど真ん中。ビルに囲まれた五重塔というのも、存在感があっていいですね。
そしてキヤノンギャラリー仙台へ。孝勝寺から歩いていけそうな距離だったので、てくてく歩いていったのですが、まあ歩けていけない距離ではなかったけど次に行くなら絶対に歩かないであろう距離でした……。
で、9時にギャラリーがオープン。
こんな感じ。
いつもこのブログをご覧になっている方、隣接するサービスセンターにプリンターやカメラを持ってきた方、キヤノンマーケティングジャパン仙台支店の方々……いろいろな方がお見えになりました。
そしてこっそり牛タンを食べに行っている間には、タイミングの悪いことにN大G術学部のA元先生が……ああゴメンナサイ。わかっていれば牛タンごちそうしたのですが。
ちなみにギャラリーの近くには牛タンの元祖といわれる「太助」のほか、人気店の「喜助」の支店もあるのですが、行ったのはすぐ近くにあった「利久」の市役所前店。超肉厚の「極」を目当てに行ったのですが、期待を裏切らないというか、牛タンに対する己の概念を打ち破る厚さ(約1cm)で大満足でありました。
大満足のあまり写真を撮るのを忘れたというか、撮りたかったんですがカウンター席で両端を常連さん、正面を肉を焼いているお兄さんに囲まれて、なんか撮るに撮れない状況でした……。
17時30分の閉館後は一昨年と今年、写真甲子園に出場した宮城県立柴田農林高校の山下先生に三陸のおいしい魚が食べられるお店に案内していただきました。
山下先生は写真部の顧問として熱心に指導されておられ、先月は生徒を引き連れて東京へ合宿……に僕もお付き合いしまして、こんな感じでした。
そんな指導ぶりにも頭が下がるのですが、もっと頭が下がるのが買い物上手というかわらしべ長者というか、あのカメラを売ってこのレンズを買って、このレンズを売ってそのカメラを買って……とすごい勢いの機材売買(というかバイバイ)。そのテクニックを駆使して生徒のカメラも安く購入しているそうですが、先日は勢い余ってすごいレンズをお買いになってしまわれたそうな……。
しかも先月東京でお会いしたときは「ペンはちょっと違うんですよね……」なんていってたのに、しっかりペンも買ってるし。しかも外装にライカ風のラバーまで貼ってるし。
きっとこんな先生が写真部の顧問だったら、シカノの高校生活もさらに楽しかったに違いないでしょう。勉強にますます身が入らなくて、とんでもない成績に陥った可能性もありますが。
そんなわけでいろいろな人に会い、極厚の牛タンと新鮮な魚を食い、とても有意義な旅でした。往復深夜バスはさすがに身に堪えましたが……。
でもって来週また深夜バスに乗らないかと誘っている人間が約1名。只今バンコクにいるそうで、写メールを送ってきました。
彼も現在キヤノンギャラリー梅田で巡回展の最中。明日帰国して、来週1泊4日で現地を訪れるそうです。一緒に行こうと誘われているのですが……どうしようかな。1泊4日だし。
ともあれ「甦る五重塔 身延山久遠寺」は10月2日(金)までやっておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。