今日は午前中丸の内で仕事。午後はそのまま銀座で用事を済ませたりギャラリーを回ったり……。
で最後に行ったのがキヤノンギャラリー銀座でやっている山口晴久さんの「SUBWAY ATMOSPHERE」。
作者の山口さんと「はじめまして」と挨拶しながらいろいろお話ししていたのですが、話していくうちに実は数年前意外なところでお会いしており、しかも僕は仕事で山口さんを撮っていたことが判明。世の中狭いですなあ……。
しかしニューヨークの地下鉄を1:2&モノクロでフレームに収めていくこの感覚はお見事。僕もだいぶ前にモノクロでずいぶん撮影していて、ホームページのオープニングムービーにも同じようなアングルがありますが、この写真展は「やられたな」という感じ。
……と山口さんにお話ししたら「そうでっか!」と笑っておられました。銀座は来週水曜までですので是非or大阪で9/24~9/29です。
オリンパスの田中さんことトンボの田中さん(左)と山口さん……そしてすごく奥に僕。撮ったのはこのお侍さん。
田中さんとは偶然遭遇したのですが、私服なのはオフでこれから新潟へトンボを撮りに行くから。なので満面の笑みでした……。いいのが撮れるといいですね。
そんな帰りにアップルストアの前を歩いていたら、路上で宝くじを売っている箱型の屋台が撤収中。すると屋台をひとりで動かしていたおばさんがいきなり僕に向かって……
「押してくださる?」
そこはわずかに傾斜があって、おばさんひとりの力では屋台が動かないようなのです。しかし何もためらうことのないその口調から、おばさんは毎日そうやって適当な人間の力を借りながら屋台を片付けていることが伝わってきました。
いいですよと5mほどアシストすると、おばさんは礼をいって有楽町の方へひとりで屋台を押していきました。その後ろ姿は、まるでくじの神様のよう。きっとここで手伝った人にはくじ運が与えられるに違いない……。
そう思って帰宅後、先月買って放置していたサマージャンボを調べたら……5等3000円が当たっていました! 収支は+300円ですが、6~7年ジャンボを買い続けてモトがとれたのは初めて。やはりあのおばさんは何かを持っているに違いない。夕方アップルストアの前を通る人は、宝くじの屋台に注目しましょう。