今日はカタログとウェブの実写をやらせていただいたリコーPXのサンプル機が届きました。リコーの担当者さんに山に登っている話をしたら「ぜひ実際のフィールドで使ってみてください」とのことで、まあ明後日登るので早速使ってみます。
ついでなので簡単にレビューすると、PXは操作系が非常にシンプルですが、必要最低限の機能をきっちりおさえていて、しかもそれにすばやくアクセスできます。リコーが超簡単なカメラを作ると、なるほどこうなるのねという感じです。
まず十字カーソルキーの上が「PREMIUM」というボタンになっており、押したときの画面によく使うモードを5つまで登録できます。僕は早速「トイカメラ」「クロスプロセス」「ミニチュアライズ」「白黒」「ハイコントラスト白黒」の5つを登録。さらに上を押すと通常撮影(いわゆるプログラムオート)に、下を押すとすべてのモードが表示されます。
モードは状況や目的、エフェクト効果など23種類。何らかのモードを選択しているときは、カーソルの左右どちらかを押すとすぐ通常撮影に戻れます。選択したモードは電源を入れ直してもそのままで、いちいち選び直す必要もありません。
またカーソルの下は露出補正になっており、いつでも下を押せばすぐに明るさを調節できます。このあたりもリコーらしいところ。
と説明しましたが、PXのウリはそれよりも何よりも「防水防塵・耐衝撃」。今日は早速試せとばかりに(?)雨だったので、いろいろ使ってみました。まあ自分が濡れちゃうんで傘をさしながら撮りましたが。
クロスプロセスの「ベーシック」で撮影。PXはあいにくRAW撮影ができませんが、代わりに「+通常撮影」という機能があり、エフェクト効果を使ったときにノーマルの画像も残すことができます。
ちなみに右端の影は、自分の指です(笑)。
で、そのPXを持ってキヤノンギャラリー銀座へ。もちろんケンカを売りに行ったわけじゃなくて、土屋勝義写真展「瞳の天使:滝沢カレン」の会場で行われた土屋さん×カレンちゃんのトークショーにおじゃましました。
「ちびまる子ちゃん」の永沢君みたいな頭の方がいたり……実はこの方、アニー土屋さんです(笑)。
僕が行ったのは3回行われたうちの3回目だったのですが、いずれの回も大盛況だったようで。写真展も明日はお休みですが、月火水とまだ残っていますので是非。