北海道は涼しいです。でも焼けます。
写真甲子園は今日第1ステージと第2ステージ、そしてファースト公開審査会がありました。例年になくハイレベルで、残り2日間は熱い戦いが繰り広げられそうです。
マイナスイオン浴びまくりです。
CAPAのミズサワさんと大阪市立工芸OGのミドリング(なぜ呼称が現在進行形なのかは不明)。
2年前は選手として出場、昨年から運営ボランティアをしているタダちゃん。
システムダウンな大人2名。
■すべてGR DIGITAL II
今日夕方の羽田→旭川便で写真の町・北海道東川町へやってきました。やっぱり涼しいです。というか夜は肌寒いくらいです。
下北半島上空(推測)■GR DIGITAL II
実は一昨日から歯痛に見舞われ、今朝になって「こりゃやばい!」と思って近所の歯科へ駆け込みました。応急処置をして北海道へやってきたわけですが、大正解でした。あのまま来ていたらどうなっていたことか……。
到着後は早速写真甲子園2008の開会式を取材。さらに各校へ挨拶をしたり、ボランティアに来ているOBOGの懐かしい面々に近況を聞いたり……。
取材終了後、旭川のホテルにチェックインしてからは、CAPA編集部のミズサワさんと某月カメの取材で来ているコザワさんの3人で“反省会”……。
コザワさん、いやコザワ先生はこんなインタビューも受けているGR使いの大家。今日お使いなのは買ったばかりのGX200。いいなあ欲しいなあ。
GRD2でこれを撮っている僕も、当然ながら頭におしぼり乗せてます。でもコザワ先生から「シカノさん、おしぼり感が足りないッス」とダメだし。おしぼり感ってなんだ?
というわけで撮ったものをお互いのブログにアップして、夢の(?)コラボレーション……と思ったんですが。
コ「ブログをアップできないんですよ」。
シ「パソコンもネット環境もあるでしょ?」
コ「あるんですけど……外でアップをしたことがないから、わからないんです」。
自宅でもやることは一緒だと思うんだけどなー。
とかいって僕もブログのIDとパスワードをすっかり忘れて、メールで再発行してもらいました……。
たまっている仕事が全然片付かず(むしろ増えてる……)今夜は徹夜です。眠い……。
今日というか昨日の夕焼け■EOS-1D MarkIII+70-200mm
↑ベランダから撮影。厚い雲の向こうが真っ赤に燃えていました。
そういえば火曜から行く北海道の気候が気になります。昨年は涼しくて晴天続きだったんですが、だいたい激しく暑いか、ジメジメした長雨にたたられるのです……。
今夜は一件撮影が。夕方、機材を抱えて玄関を出ると……隣のお宅が廊下に三脚を立てていました。
そう、今日は隅田川花火大会。うちのマンションの廊下から、花火がばっちり見られる……はずなのです。はず、なのは今のマンションに引っ越したのが昨年11月で、まだこの目で確かめたことがないから。でも隣家が三脚を立てているということは、きっとばっちり見られるのでしょう。
そういえば前のマンションも部屋から見える……はずでしたが、例年写真甲子園の取材と重なり、ついに見ることはありませんでした。
でも今年は写真甲子園が例年よりやや遅い開催で、シカノはこうして東京にいるわけです。
撮影が終わって車でうちへ戻る途中も、バンバン花火の爆音。そして帰宅したのが午後8時過ぎ。エレベーターでうちのある5階に降りると、隣家のご夫婦がビデオを撮影していました。
僕も慌てて三脚を立て、EOS-1D MarkIIIに望遠ズームとレリーズを装着。さて撮るべ……あれ? バルブ(シャッター開けっ放し)ができない!
シャッター速度を低速いっぱいに回しても「30秒」で止まってしまうのです。その先にバルブがあるはずなのに……。
いやまて。使い始めたときにカスタムファンクション(CF)でバルブをオフにした記憶があるぞ。と思ってCFをかたっぱしからチェックすると……あったあった。「撮影モードの限定」。
EOS-1D MarkIIIはバルブが撮影モードのひとつとして独立しているのです。滅多にバルブなんて使わないシカノとしては、モードの切り替えをスピーディーにするためにバルブをオフにしていたのでした。
このカメラを使い始めたのが昨年7月なので、少なくとも1年経って初めてバルブを使ったということです。まあふつうに夜景撮るぶんには30秒まであれば十分ですからね。
横位置を無理矢理トリミング。あしからず…■EOS-1D MarkIII+70-200mm
ちなみに上の写真は川上にある第一会場の花火。廊下からはもっと派手な第二会場も、上半分だけですが見えました。隣のご主人は16:9のハイビジョンで両方をカメラに収めていました。「越してきて6~7年になるけど、僕は廊下まで出るのが面倒で……。女房だけ見てたんですけど、ビデオカメラを買ったんで」と楽しそうに撮影していました。
今日は表題通りの充実した1日でした。
まずはコダックフォトサロンの「光の時間」。僕の“兄弟子”にあたる岡部豊さんの写真展です。4×5で撮影した岩や草木、氷などをモノクロの美しいプリントで表現。人がいないとシャッターがなかなか切れない僕としては、違う作風ゆえとても参考になります。
ただし残念ながら今日で終了……。岡部さん宣伝にならなくてゴメンナサイ。
その後銀座で打合せ。
銀座も北京五輪モード■PowerShot A590IS
銀座の和光並木ホールでは稲越功一さんの写真展「まだ見ぬ中国」を拝見。そう、中国は広いのです。こちらは8月7日までやっております。
そして地下鉄で永田町のJCIIクラブ25で開催中のデジ侍写真展「花の舞」へ。中国仲間の土屋さんや昨年北京でお手伝いをさせていただいたたたかはしさんをはじめ、ほとんどのメンバーと面識があるので、これもいかないわけにはいかんとです。
で、今日は土屋さんが会場当番でしたが……。
当番侍、何をしておる。
当番侍とタムロンの市川さん。「なんだかリストラされて求職中の人と、サボってるサラリーマンみたいですよ」というと……
小芝居。せめて「侍と商人のよう」といってあげればよかったかも。設定に無理あるけど。
そして2人は手と手を取り合って……何をしているのかはナイショ。
「花の舞」は日曜までです。急げ!
さらに今日4軒目の新宿・コニカミノルタプラザへ。柴田のりよしさんの写真展「五輪前 北京」を見てきました。昨年夏から北京を撮影中、そして日中写真文化交流協会の事務局長をしている僕としては、絶対に見ておかなければいけない写真展です。
幸い柴田さんが会場にいらして、初対面ながらいろいろとお話しすることができました。8月1日までやっていますので、こちらもぜひご覧ください。とてもいい写真展です。
ちなみに僕も「五輪前」の北京を撮影してきましたが、ここまで来たら「五輪中」も撮らねば……と思い、8月6日から1週間、また北京へ行ってきます。五輪そのものはたぶん見ないと思いますが、中国4000年の歴史でいまだかつてない(と思う)お祭り騒ぎを体験すべく、今からわくわくどきどきです。
でもその前に来週火曜から写真甲子園2008の取材で北海道です。写真甲子園の取材はもう5年目になりますが、回を重ねるごとにジェネレーションギャップを感じつつ(参加するのは毎回高校生ですが、僕は毎回ひとつずつ歳をとっていくわけです)、真剣に写真と向き合う高校生たちから刺激をもらっています。今年もいい刺激を受けて、北京を撮りに行けたらいいなと思っています。
っていうかその前に仕事山積みなんですけどね(汗)。
打合せを立て続けに2件こなした後、デジキャパ!編集部Tさんと今日も丸の内へ。
今日もチャリを追う…■EOS-1D MarkIII+16-35mm
その後有楽町→佃島と移動して撮影終了。そしてチンカチンカの冷やっこいルービーで乾杯!……の後。
Tさん「あ、そうだ。夜景も撮っていただけますか……?」
シカノ「ええ、お安いご用ですとも(ほろ酔い気分で)」
というわけでTさんと月島駅で別れた後、銀座方面へ戻って夜景を撮影(ほろ酔い気分で)。
地上15cmより■EOS-1D MarkIII+16-35mm
とまあ数寄屋橋の交差点で三脚を立てているとケータイにメールが。
築地王子・土屋さんより「注意せよ」と。
いやはや、ばっちり見られていました(ほろ酔い気分で)。悪いことはできませんね。って別に悪いことしてませんが。
そしていつものようにデニーズへ拉致され、酔い覚ましのヒーコーをごちそうになりました。持つべきものは良き先輩です。
デニーズで「ホームページのトップに書いてある“Tsuchiya Katsuyoshi”が昨日なにげに見たら“…Katsuyosh(カツヨシュ)”になってましたよ」と指摘したら、もう早速直していたことは黙っておきますよ。
今日は昨日ちょこっとだけ撮った“チャリ写”の続き。丸の内界隈で望遠レンズを振り回してきました。まあ日差しは強かったけど、皇居から吹く風が心地よかったです。
走る自転車を追いかけるので、久々にカメラを「高速連写モード」に設定。そうすると1秒間に10枚も撮れてしまうのです。フィルムの時代は残り枚数やらを考えながら撮っていたのに……。
だからそんなに撮れると妙に罪深い気がしてしまいます。まあ写真は写った結果がすべてなので、たくさん撮れることを活かしていくだけの話かもしれませんがね。
帰りに銀座のキヤノンのサービスセンターに寄って、修理に出していた24-105mmのレンズを受け取ってきました。修理前は酷使でボロボロでしたが、並の中古くらいになって返ってきました。
修理中は代替で24-70mmという似ているような似ていないようなスペックのレンズを借りていましたが、24-105mmより発色が鮮やかで、トーンも豊かでした。その代わり手ブレ補正がないので、どっちが使いやすいかというと微妙ですが。
そういえば銀座で大学の同級生とすれ違いました。ばっちり目があったんですが、向こうはまったく気付かず……。10年振りなので仕方ないかもしれませんが、それ以前に姿格好が当時と違い過ぎました。
僕は勤労学生だったので4年間ずっとスーツにネクタイをして通学していました。でも今日の格好はTシャツにハーフパンツ……。歳をとるごとにだらしなくなっていく自分にときどき疑問を抱きます。
■GR DIGITAL II
■EOS-1D MarkIII+16-35mm
8月20日発売のデジキャパ!で「一眼レフらしい写真が撮りたい!」という特集をやるってんで、編集部Tさんから「走っている自転車をカッコよく撮ってください。こうやって流し撮りとか、ああやって流し撮りとか」。まあ要は流し撮りをせい、と頼まれたわけですが。
今日は夕方銀座で取材があったので、うちを早めに出て少しだけ撮ってみました。夕方の有楽町や銀座はメッセンジャーがたくさん走っていて、実に絵になるのです。今日の収穫をアップしたいところですが、誌面に載せる写真がなくなっちまうので……。って、まだ「これ!」というのが撮れていないので、明日と明後日も撮りに行きますけどね。
銀座で取材の後は、数寄屋橋の居酒屋で中国仲間の土屋さん・小竹さん・清水さん・石川くんとチンカチンカの冷やっこいルービー(意味がわからない子はお父さんに聞いてみよう)で乾杯。土屋さんは明日から開かれる写真展「デジ侍・花の舞」の設営を終えて駆けつけました。
土屋さんは今月2日まで僕と一緒に中国の写真展、そして明日までオリンパスギャラリー東京でE-3の写真展ですから、ひと月にグループ展3回です。ひとつだけでグロッキーなシカノとしては、おつかれさまですとしかいいようがありません。
うちのベランダの朝顔■GR DIGITAL II
とくに舞ったりはしませんが、毎朝見事に咲いてくれます。
料理写真家の山本さんから一昨日いただいた中華鍋を使って、お昼にチャーハンをつくってみました。
鍋もさることながら、お玉が思った以上にズシリときました……。
鍋を振りながらGRD2で撮影……良い子は真似しないでね♪
GRD2は広角の単焦点なので妙なパースが……。でも肝心なチャーハンは完璧な出来です。やっぱり中華料理には中華鍋です。
ちなみに中華鍋は手入れが肝心。調理が終わったらすぐお湯で(洗剤を使わずに)洗い流し、軽く空焚きをして水分を飛ばします。そしてサラダ油を薄くなじませます。
洗い流す際は竹の“ささら”を使うのがベストですが、あいにくなかったので亀の子束子で代用。まあタワシでも問題ないんですが、お湯が手にかかるわけで、あまりやりやすくはないのです。
そこで夕方、近所のホームセンター・雑貨屋さん・金物屋さんを回って“ささら”を探したんですが……どこにもありませんでした。うーん、どこで売っているんだろう。
わかんニャ~いです■GR DIGITAL II
今夜は近所にある諏方神社の納涼踊りに行ってきました。
暑いのは苦手ですが、夏の雰囲気は好きです。盆踊りとか、夏祭りとか……。ガキの頃の夏休みを思い出します。
まあフリーランスというのは毎日が夏休みのようなものですが、ガキの頃と違うのは常に“宿題”に追われ、8月31日の状態が続いている点。さあ、今晩も“宿題”を片付けNIGHT……。
■EOS-1D MarkIII+24-70mm
■EOS-1D MarkIII+16-35mm
入谷の朝顔市へ行ってきました。例年は曜日に関係なく7月6・7・8日に行われますが、今年はサミットの影響でこの3連休の開催です。っていうのを知らずに6日ノコノコと出掛けていったわけですが。
自分用にひとつ、そして“中国仲間”である料理写真家・山本さんへのおみやげにひとつ購入。でも心配なのは月末から北海道へ1週間出張。帰京して2日後からは、北京へこれまた1週間出張なのです。留守中どうやって水をやるかを目下思案中。自動で水をやる機械もあるようですが、1万ちょっとするそうな……。
例年より暑く、そして浴衣姿が目立ちました■すべてGR DIGITALII
そして夜は朝顔を持って山本さん宅へ。以前雑談中に「中華鍋が欲しいんですよ」と話したところ、「前に撮影で使ったのがうちにあるよ。使ってないからあげるよ」。というわけで取りに伺った次第です。中華鍋は取っ手がついた、いわゆる北京鍋。直径30cmくらいで、ひとり暮らしの僕にはちょうどよさそうです。
鍋をいただいたうえに、夕食までごちそうになりました。料理写真家の食卓だけに、どれもおいしゅうございましたが、とくに真ん中の中華風冷や奴が絶品! 以前山本さんがNHKの料理番組にゲスト出演した際、これと他2品の豆腐料理を披露すると……その日の夜、全国のスーパーから豆腐が消えたそうな。恐るべしNHK、そして山本おじさん。
ちなみに右下のチャーハンは僕がつくりました。舌の肥えた山本さんご夫妻に食べていただくのは甚だ不安でしたが、なんとかまともな出来でひと安心……。
神田小川町のオリンパスギャラリー東京で昨日から行われているE-3写真展へ行ってきました。
14人の写真家による競作です。先日僕と一緒に「2008中国」をやったばかりの土屋さんや、仕事仲間の桃井さん、工藤さん、清水(哲)さんらが参加されています。というわけで夕方頃ギャラリーへ行くと、土屋さんが「出展者がいっぱい集まってるから、これから緊急プチパーティーやるよ」。
というわけで何の関係者でもないのにご相伴に与り、さらに図々しくも二次会まで参加してしまいました。オリンパスの社員の方々がこれまた皆さんいい人ばかりで、ユーザーではない僕(ただしオリンパス製フィルムカメラは多数所有)にもいつも温かく接してくださいます。こりゃいい加減E-3買わないと申し訳ないな……と思う今日この頃です。
誰の足? わかる人にはわかると思いますが……■GR DIGITAL II
写真展は23日(水)まで。9月5日~9月18日にはオリンパスギャラリー大阪でも開催されるそうです。
大抵のデジカメにはモノクロモードがありますが、白黒フィルムと印画紙で育った人間には「???」ということが多々……。モノクロ画像は単に濃淡を白から黒で置き換えればいいってものではなく、微妙な“味付け”が印象を左右します。
その点GRD2の“味付け”はなかなか絶妙。というわけで僕のGRD2のモードダイヤル「MY2」はモノクロが割り当ててられているのでした。いま「JPEG←→RAW」を割り当てているファンクションボタンに「カラー←→モノクロ」を割り当てた方が便利な気もしますが、まあそうやってカスタマイズできるのも楽しいもんです。
神楽坂にて■ともにGR DIGITAL II
秋葉原にて■GR DIGITAL II
今日は山梨の身延山久遠寺に行ってきました。作品をマジメに撮りつつ、合間にGRD2でちょこちょこスナップしてきました。
現在復元中の五重塔。比較対象物がないのでわかりにくいですが、高さは約39mもあります。
僕は昨年春の着工時から、あらゆる工程やそれに携わる宮大工さんたちを撮らせてもらってきました。ついこないだ頂上部にも登ったんですが(恐かった……)足場はほぼ解体され、外からも姿が見えるようになりました。すべて完成するのは11月、正式にお披露目となるのは来年5月です。というわけでシカノの撮影もしばらく続きます……。
もっとも今日の目的は境内の風景の撮影。雨上がりの風景を撮りたくて、天気予報をにらんで出掛けたんですが……。待望の雨は降らず、ひたすら蒸し暑い一日でした。
■すべてGR DIGITAL II
まだ使用2日目ですが、スクエアの画面がすっかりデフォルトになってしまいました。本当は4:3なんですけどね。
GRD2はモードダイヤルに「MY1」と「MY2」という項目があり、好きなセッティングを割り当てられます(マイセッティング、というらしい)。僕はすでに「MY1」を
画質・サイズ=F1:1(7M)……つまりスクエアのJPEG/FINE
撮影モード=プログラム
ホワイトバランス=屋外
露出補正=-0.7
に設定しています。露出補正まで記憶できるってのがビックリです。
ちなみに「MY2」は……ナイショ。
えー突然ですが、リコーのGR DIGITAL IIを買ってしまいました。
初代も含めて僕の周囲では所有率が異様に高く(まあ仕事柄、当然かもしれませんが)、うらやましいなーと思いつつも「しょせんコンパクトだろ?」と冷ややかだったのですが……。このところ触ったり、実際に使ってみる機会が何度かあり、そのたびに物欲が刺激されまくりまして、結局買ってしまいました。
実はここ1週間物欲は収まっていたんですが、今日午前中は新宿で仕事だったのが運の尽き(?)でした。終わってから昼食を食べ、さらに涼を求めて某大手カメラ店をうろつくと……GRのコーナーに「16日まで超特価・XXXXX円+18%ポイント還元! 安すぎる!!」という手書きのPOPが! いくらなのかは安すぎて書けない!!
しかも銀行でお金をおろしてお店へ戻り、レジで注文→会計をすると……表示より1300円安い!?
店員さんに「表示より安いですよねえ? もしかして時価ですか?」と尋ねると……
「まぁ、そういう感じですね」
購入後再び陳列コーナーをのぞくと、POPの値段が横線で消され、僕が購入した値段に書き換えられていました。帰宅して価格.comの最安価格をチェックすると……僕の購入価格より○千円も高い。うーむ、あの安さはなんだったのだろう……。
ともあれ帰宅してから少しだけ充電して、夕暮れの近所を散歩してみました。やっぱりレンズの描写や絵づくりはなかなかのものです。これはしばらく楽しめそう。
ファーストカットはもちろんチャリ…■GR DIGITAL II
スクエアフォーマットがいいね!■GR DIGITAL II
今日も佃島の盆踊りへ行ってきました。昨日はギャラリーが多くて思うように撮れませんでしたが、平日はさすがに平穏でした。
天気予報が外れて雨も降らず■EOS-1D MarkIII+24mm
昨日と同じアングル…■EOS-1D MarkIII+16-35mm
僕は暑いのが苦手なんですが、でも日本の夏というのはいいもんですな。
最近ハードディスクから1年前の同じ日に撮った写真を探し出して(って日付別にフォルダをつくっているので簡単なんですが)眺めています。とくに意味はないんですが、写真によってずいぶん前のことのように思ったり、ごく最近のことのように思ったり……。記憶とは不思議なもんです。
1年前の写真……って要は今日何も撮ってないわけですが■E-510+14-42mm
日帰りで山梨へ行ってきました。本当は1泊して今日は様子見、明日撮影という仕事。でも天気とタイミングに恵まれ、今日一発で撮れてしまいました。しかも予定外のものまで撮れて、あららこんなんでいいの?という一日でした。
昨日たかはしさんと土屋さんの話をマジメに聞いた御利益かも(笑)。
そういえば昨日キヤノンのサービスセンターでEOS-1D MarkIIIのセンサー清掃をお願いしたら……「あ、ファームウェアが古い……ってことはAFフレームをダイレクト選択できないですねえ?」。
え?なんすか?と聞き返すと、4月にファームウェアがアップデートされ、背面のマルチコントローラー(右手親指でぐにょぐにょ動かすボタン)でAF測距点をダイレクトに選択できるようになったのだとか。
っていうかこれ、古くはEOS20Dからある機能。ところが1D MarkIIIを初めて触ったときは、マルチコントローラーを動かしても一向に測距点が動かず、説明書を見てもまったく記述がなく……。不思議に思ってキヤノンの方に聞いたら「はい、実はその機能はございません……」との回答でビックリ仰天しました。装置はあるのに機能がないなんて。
でも同じように仰天したカメラマンが相当いたようで、ようやく使えるようになったということです。僕の1D MarkIIIは納品されてちょうど1年ですが、この機能がないためにずいぶん苦労してきたので、うれしいといえばうれしいんですが、なぜ今頃という気もなきにしもあらず。
これだけのメジャーアップデートに2か月半も気付かなかった自分も情けないんですがね。
ダイレクト選択で左斜め下をピピッ■EOS-1D MarkIII+24-70mm
湧き水の中にカニが!■EOS-1D MarkIII+24-70mm
今日は打合せやカメラの点検など、たまっていた用事をばばばーっとこなしてから銀座へ。たかはしじゅんいちさんの写真展「Afterimage〜NYの気配」(7/7~12、exhibit Live & Moris Gallery)に行ってきました。
18時からは僕の中国仲間である土屋さんとのトークショー。実は昨年秋、その土屋さんの紹介により、僕はたかはしさんの北京ロケのお手伝いをさせていただいたのでした。
たかはしさんと土屋さんは同じ大学の1学年違い。たかはしさんは立木義浩さんの助手、土屋さんは篠山紀信さんの助手として、同じ頃に写真家修業。その頃のもう時効?なマル秘エピソード(もちろん失敗談……)や、来年で渡米20周年になるたかはしさんがなぜニューヨークに渡ったのか、ニューヨークに何があるのか、さらには写真とは、写真家とは……と2時間濃密トーク。
しかしニューヨーカーのたかはしさんと、築地っ子の土屋さんの掛け合いは傑作でした。
た「やっぱり自分の居場所はニューヨークなんだよね。日本から飛行機で戻ってきてもさ、空港からタクシーに乗って、ウィリアムズバーグブリッジを渡ると摩天楼が見えてくるのよ。すると“帰ってきたぞ!”って気分になるんだよ」
土「わかるわかる。オレも銀座四丁目の和光が見えると“帰ってきたぞ!”って気分になる……」
漫談?
終わってからは近くの居酒屋で終電間際までトークショー第二弾。いやー、楽しかったです。
おっと肝心な写真展の話。たかはしさんは9.11テロの後「ニューヨークの景色がとてもモノクロームに見えた」ことから、街を中判カメラ+モノクロで撮影。それらを美しく、でもどこか土臭いトーンで再現した力作が並んでいます。人物がまったく登場せず(正確には男性の足だけの写真が1枚)、僕が撮る“街角の写真”とはまったく異なるのですが、自分が撮らない(撮れない)写真だけに興味深く、また参考になりました。
また14日からは同じギャラリーで引き続きたかはしさんの写真展「伽羅人形~人形見-ヒトガタミ-」が行われます。こちらも写真集の見本刷りを見せていただきましたが、ニューヨークとはまた違った魅力のある作品です。
「Afterimage〜NYの気配」と「伽羅人形~人形見-ヒトガタミ-」の詳細はこちら。
しかしながら大先輩の作品を拝見し、さらにお話を拝聴するにつけ、自分ももっと人を魅了できる写真を撮らねば……と思うザギンの夜でありました。