2008年7月27日日曜日

隅田川花火大会

今夜は一件撮影が。夕方、機材を抱えて玄関を出ると……隣のお宅が廊下に三脚を立てていました。
そう、今日は隅田川花火大会。うちのマンションの廊下から、花火がばっちり見られる……はずなのです。はず、なのは今のマンションに引っ越したのが昨年11月で、まだこの目で確かめたことがないから。でも隣家が三脚を立てているということは、きっとばっちり見られるのでしょう。



そういえば前のマンションも部屋から見える……はずでしたが、例年写真甲子園の取材と重なり、ついに見ることはありませんでした。
でも今年は写真甲子園が例年よりやや遅い開催で、シカノはこうして東京にいるわけです。



撮影が終わって車でうちへ戻る途中も、バンバン花火の爆音。そして帰宅したのが午後8時過ぎ。エレベーターでうちのある5階に降りると、隣家のご夫婦がビデオを撮影していました。
僕も慌てて三脚を立て、EOS-1D MarkIIIに望遠ズームとレリーズを装着。さて撮るべ……あれ? バルブ(シャッター開けっ放し)ができない!



シャッター速度を低速いっぱいに回しても「30秒」で止まってしまうのです。その先にバルブがあるはずなのに……。
いやまて。使い始めたときにカスタムファンクション(CF)でバルブをオフにした記憶があるぞ。と思ってCFをかたっぱしからチェックすると……あったあった。「撮影モードの限定」。
EOS-1D MarkIIIはバルブが撮影モードのひとつとして独立しているのです。滅多にバルブなんて使わないシカノとしては、モードの切り替えをスピーディーにするためにバルブをオフにしていたのでした。



このカメラを使い始めたのが昨年7月なので、少なくとも1年経って初めてバルブを使ったということです。まあふつうに夜景撮るぶんには30秒まであれば十分ですからね。





080726_7976 横位置を無理矢理トリミング。あしからず…■EOS-1D MarkIII+70-200mm



ちなみに上の写真は川上にある第一会場の花火。廊下からはもっと派手な第二会場も、上半分だけですが見えました。隣のご主人は16:9のハイビジョンで両方をカメラに収めていました。「越してきて6~7年になるけど、僕は廊下まで出るのが面倒で……。女房だけ見てたんですけど、ビデオカメラを買ったんで」と楽しそうに撮影していました。