今日は「デジキャパ!」12月号の企画で、隅田川沿いを自転車で走りながらスナップ……というロケをしてきました。お供をしてくれたのは海外のレースにも出場しているロードレーサーの方で、カメラをまともに触るのは初めて。そこで僕がかっこいいスナップの撮り方をレクチャーします、というのが企画の趣旨だったのですが。
ロードレーサーさん、飲み込みが異常に早くて、構図やアングルも完璧だし、教えていない機能まで使いこなすし……。自転車競技って(なんとなく想像ですが)理屈より感覚が大切なので、いきなりカメラを持っても感覚でどんどん撮ってしまえるのかも。
しかし佃島で夕焼けを撮っていたら、じーっと見ている少年がいて、なんなんだ……と思ったら、先日僕の課外授業を受けてくれた佃中学校の生徒でした。彼もGIANTのすごいロードバイクに乗っていました。ロードバイク欲しいなぁ。
ちなみに今日ご一緒したロードレーサーさんは、僕よりひと回りも若くておしゃれな女の子です。なので誌面が暑苦しくなる心配はございません(笑)。
誌面が暑苦しいといえば、昨日玄光社から「カメラ・ライフ」Vol.11が発売されました。特集「写真家・鹿野貴司が北京を撮り歩く 北京的愉快撮影旅」で、16ページにわたって僕の写真とエッセイが掲載されています。
「カメラ・ライフ」に掲載される作品といえば、クールだったり、ゆるかったり、おしゃれだったりするのが普通なのですが、シカノの特集は期待を裏切らない暑苦しさです。いや僕にしてはかなり抑えたつもりなんですが、それでもやっぱり暑苦しいな(笑)。
北京の写真が出版物でこれだけまとめて掲載されるのは初めてなので、ぜひ書店にて暑苦しさをご確認ください。ただし北京に行ってみたくなっても当方は責任を負いかねます。
これは昨日の七面山にて。昨日は山、今日は川、とくれば明日は海? いえいえ休ませてください(笑)。