上海最終日。4日目にして2度目の万歩計4万歩越えです。
今日は2台のカメラで5個のバッテリーを用意しましたが、朝8時から夜10時まで撮りっぱなしで、すべて空っぽになりました。それだけ撮影したということは、つまり大量のバックアップがあるわけで……まだまだ寝られそうにありません。明日は早起きしなくてよいのが救いですが。
しかし2年半ぶりの上海でしたが、思ったよりも街並みが変わっていませんでした。もちろん高層ビルや商業施設は増えているのですが、以前「ああ、これは万博までになくなるだろうな……」と思っていたエリアが、結構そのまま残っていました。
そしてとくに意識していないのに以前歩いたところと同じところを歩いている自分にびっくりしました。この4日間「この角を曲がると……そうそう!」なんてことの連続でした。
そして僕が思うに、絶滅の危機にある住宅街の中で、もっとも一等地にある一角もそのまま残っていました。僕の中国語の解釈が間違えていなければ、2年半前は住民のおばちゃんから「ここはもうすぐ取り壊しになるのよ」と聞き、一番高い棟の住人に頼みこんで屋上に上がらせてもらいました。
でもそのままだということは、僕の中国語の解釈が間違えていたんでしょうね(笑)。
違っていたのは、2年半前は各棟の扉はふつうに押せば開いたのですが、今はオートロックがかかっているということでしょうか。
でも取り壊し中、さらには取り壊し予定と書かれているエリアもあったし、そうじゃないところもどうなるかわからないし、やっぱり上海もあと少し通わないといけなくなりそうです。
■OLYMPUS PEN E-P3+M.ZUIKO 12mmF2.0